9日(月)。いつ、どこで見たのか覚えていないのですが、いまでも忘れられない一つの詩があります。正確ではないかもしれませんが、こういうものです。
だれが風を見たろうか
だれも風など見ていない
けれど小枝をそよがせて
風は通り過ぎていく
風は目には見えません。けれど、風が吹くと小枝は揺れます。目に見えないものが目に見えない力によって何かを動かす・・・・・・この詩を見たときに、真っ先に思ったのは、この「風」はモーツアルトだ!ということです。モーツアルトの音楽は、目には見えません。しかし、それを聴いたわれわれの心の琴線を揺らし、消えていきます。
この詩に最も相応しいモーツアルトの曲があります。それはディベルティメント(喜遊曲)K136番です。さわやかな風が小枝を揺るがせて吹き抜けていくようです。
いま聴いているのはヘルベルト・ブロムシュテット指揮=ドレスデン国立歌劇場管弦楽団による演奏です。このコンビによるモーツアルトは絶品です。爽やかな風が吹き抜けていくような、明るく、軽く、清清しい、これこそモーツアルトだ!という演奏です。
だれが風を見たろうか
だれも風など見ていない
けれど小枝をそよがせて
風は通り過ぎていく
風は目には見えません。けれど、風が吹くと小枝は揺れます。目に見えないものが目に見えない力によって何かを動かす・・・・・・この詩を見たときに、真っ先に思ったのは、この「風」はモーツアルトだ!ということです。モーツアルトの音楽は、目には見えません。しかし、それを聴いたわれわれの心の琴線を揺らし、消えていきます。
この詩に最も相応しいモーツアルトの曲があります。それはディベルティメント(喜遊曲)K136番です。さわやかな風が小枝を揺るがせて吹き抜けていくようです。
いま聴いているのはヘルベルト・ブロムシュテット指揮=ドレスデン国立歌劇場管弦楽団による演奏です。このコンビによるモーツアルトは絶品です。爽やかな風が吹き抜けていくような、明るく、軽く、清清しい、これこそモーツアルトだ!という演奏です。