21日(土)その2.午後文京シビックホールで東京フィル「響きの森クラシック・シリーズVol.36」の演奏会を聴きました
プログラムは①エルガー「行進曲:威風堂々第1番」②吉松隆「マリンバ協奏曲”バード・リズミクス」③レスピーギ「リュートのための古風な舞曲とアリア第3組曲」④レスピーギ「交響詩:ローマの松」の4曲です。
エルガーの「威風堂々」は、英国ノーザン音楽院指揮科を卒業した藤岡幸夫が得意とする曲。堂々たる演奏です。まずは小手調べといったところでしょうか。
吉松隆の「マリンバ協奏曲」の独奏は日経CNBCでお馴染の三村奈々恵。片手に2本ずつバチを持って、まるで自分の指のように自由自在にマリンバ特有の軽やかな音を紡ぎだします。もちろんすべて暗譜です。信じられないテクニックです。この曲は「バード・リズミクス」という名前の通り鳥をテーマとした曲ですが、作曲家の吉松氏の解説によると「最初はモッキン(木琴)バード・リズム」と洒落たタイトルにしようと思ったそうです
それを理性で思いとどまったとのことです。木琴~でもよかったのに・・・・
第3楽章「鳥の饗宴」が圧倒的な迫力で終わると盛大な拍手が会場を満たしました。指揮者が会場を見渡していると思ったら、中年太りのひげのおっさん、もとい、立派な体格の髭の紳士が壇上に呼び出されました。作曲家の吉松隆さんでした。指揮者、ソリストと握手をして、重たい体を引きずって、もとい、堂々たる態度で、舞台の袖に引き上げて行きました。
レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」は弦楽だけの合奏曲です。この第3曲「シチリアーノ」はNHK・FMのクラシック音楽番組のテーマ・ミュージックに使われていました
全体が静かでいい曲です。
最後の「ローマの松」は第1曲目の「ボルジア荘の松」の出だしから”イタリア
”という音楽です。太陽さんさん、底抜けに明るいイタリア
オケも最初からテンション全快です。最後の「アッピア街道の松」では、会場後ろの左右にトランペットが配置され、サラウンド効果バツグンの迫力で聴衆を圧倒しました。
アンコールには、マスカーニの歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」の間奏曲が弦楽によって演奏されました。とても感動的な曲で、「お葬式の時にはお経はいらないから、この曲を流してほしい」という方もいます。


エルガーの「威風堂々」は、英国ノーザン音楽院指揮科を卒業した藤岡幸夫が得意とする曲。堂々たる演奏です。まずは小手調べといったところでしょうか。
吉松隆の「マリンバ協奏曲」の独奏は日経CNBCでお馴染の三村奈々恵。片手に2本ずつバチを持って、まるで自分の指のように自由自在にマリンバ特有の軽やかな音を紡ぎだします。もちろんすべて暗譜です。信じられないテクニックです。この曲は「バード・リズミクス」という名前の通り鳥をテーマとした曲ですが、作曲家の吉松氏の解説によると「最初はモッキン(木琴)バード・リズム」と洒落たタイトルにしようと思ったそうです


第3楽章「鳥の饗宴」が圧倒的な迫力で終わると盛大な拍手が会場を満たしました。指揮者が会場を見渡していると思ったら、中年太りのひげのおっさん、もとい、立派な体格の髭の紳士が壇上に呼び出されました。作曲家の吉松隆さんでした。指揮者、ソリストと握手をして、重たい体を引きずって、もとい、堂々たる態度で、舞台の袖に引き上げて行きました。
レスピーギの「リュートのための古風な舞曲とアリア」は弦楽だけの合奏曲です。この第3曲「シチリアーノ」はNHK・FMのクラシック音楽番組のテーマ・ミュージックに使われていました

最後の「ローマの松」は第1曲目の「ボルジア荘の松」の出だしから”イタリア


アンコールには、マスカーニの歌劇「カバレリア・ルスティカーナ」の間奏曲が弦楽によって演奏されました。とても感動的な曲で、「お葬式の時にはお経はいらないから、この曲を流してほしい」という方もいます。

