人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

アルゲリッチ「東日本復興支援チャリティCD」第2弾ゲット!

2011年11月08日 06時21分10秒 | 日記

8日(火).久しぶりに渋谷タワーレコードに行ったら,マルタ・アルゲリッチの「東日本復興支援チャリティCD」第2弾を見つけました2000年11月16日にすみだトリフォニーホールで行われたマルタ・アルゲリッチによる「アルトゥーロ・ベネデッティ・ミケランジェリに捧げる」コンサートのピアノ・ソロ部分を収録したものです このコンサートはミケランジェリが死去した1995年から3年後に,共に氏を師とするアルゲリッチとマウリツィオ・ポリーニが東京で再会した際に,それぞれ「師に捧げる」コンサートを日本のファンのために開催したいと話し合って実現したものとのことです

チャリティ第1弾CDは,このブログでも紹介したように,昨年開かれた新日本フィルとのコンサートのライブ録音で,①ショパン「ピアノ協奏曲第1番」(11月28日),②シューマン「ピアノ協奏曲」(12月1日)が収録されています.私はシューマンを聴きに行きました.参加アーティスト全員が録音の印税収入を放棄し,収益を東日本大震災の被災者の復興支援のために寄付するとのことです

このチャリティーCD第2弾には,①J.S.バッハ「パルティータ第2番ハ短調」,②ショパン「マズルカ第40番」,③同「スケルツォ第3番」,④スカルラッティ「ソナタニ短調」,⑤プロコフィエフ「ピアノ・ソナタ第7番」,⑥ラヴェル「水の戯れ」が収録されています.販売元は第1弾と同じくKAJIMOTOで,価格3,000円です.ちょうど11年前の11月の演奏.まだ聴いていませんが,あとでゆっくり味わいたいと思います

 

      〔チャリティCD第2弾〕         〔チャリティCD第1弾〕

       

 

ところで今日は,モーツアルトがピアノ・ソナタ第7番ハ長調K.309を完成させた日と言われています.1777年11月8日のことですこの年の10月,モーツアルトはパリへ向かう途中,アウグスブルクでシュタインの楽器工房に立ち寄って,非常に質の高いフォルテピアノと出合ったようで,このことが,後のピアノ・ソナタの創作に少なからぬ影響を与えたのではないかと言われています

10月下旬にはマンハイムに到着し,現地の宮廷音楽家たちと交流を深めたようです.なかでもクリスティアン・カンナビヒと親しくなり,11月4日付けで父親に宛てた手紙では,彼の娘ロジーナのためにソナタを作曲している旨が書かれているとのことです.ただし,このK.309がそのソナタなのかどうかは不明とのことです.K.311のソナタもほぼ同じ時期に作曲されました

私は,軽快な第3楽章が好きで,よくマリア・ジョアン・ピリスの演奏で聴いています ピリスのモーツアルト「ピアノ・ソナタ全集」はDENON盤とグラモフォン盤と両方を持っていますが,グラモフォン盤の方をよく聴きます

 

   

 

 

 

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