4日(木)。昨夕、HKビル地下の韓国料理PでT社Yさん、当社K君と飲みました 最初は生ビールで乾杯、キムチやチヂミなどを食べながら韓国焼酎、そしてマッコリに移りました。マッコリは小さなヤカンに入っています。マッコリは夜間に飲むに限ります・・・・・・週末が近づくにしたがって絶不調に近づいていきます
閑話休題
伊坂幸太郎著「バイバイ ブラックバード」(双葉文庫)を読み終わりました
主人公の星野一彦は5人もの女性と”五股”状態にあったのですが、借金が原因で”あのバス”でどこか遠くの未開地に連れて行かれる運命にあります 彼の最後の願いは付き合っていた5人の女性に謝罪をして回ることです。彼が逃げないように付き添い役に選ばれたのは、慎重90センチ、体重200キロの、プロレスラー”アドブラ・ザ・ブッチャーのような”体格の繭美でした
勝手に体型をイメージすれば、さしあたりマツコ・デラックスといったところでしょうか。彼女の辞書には常識、愛想、悩み、同情、気配り、想像力、色気、上品などといった言葉はありません。彼女が塗りつぶしたからです
5人の女性と五股もかけているのに何故か彼女たちからは嫌われない星野一彦は、根が真面目で嘘がつけないタイプのようです 一方、お目付け役の繭美は凶暴+粗野の代名詞みたいな存在です
果たして星野一彦は「無事に」”あのバス”に乗るのか、そもそも”あのバス”とは何のことなのか
この本には巻末に伊坂幸太郎ロングインタビューが載っていますが、この作品を読む上でのヒントが語られています。伊坂幸太郎はいつも読者を裏切りません