人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

もう一人の天才ウォルフガング~コルンゴルトのオペラ「死の都」のこと

2013年08月26日 07時00分28秒 | 日記

26日(月)。新国立劇場の会員情報誌「ジ・アトレ」が、来年3月に日本初上演するエーリヒ・ウォルフガング・コルンゴルトのオペラ「死の都」を特集しています コルンゴルト(1897年~1957年)は天才ウォルフガング・アマデウス・モーツアルトと同じオーストリア生まれ。ウィーンの寵児でありながらナチスからの迫害を避けアメリカに亡命、ハリウッドの映画音楽家として後半生を送った作曲家です

17日に観た映画「25年目の弦楽四重奏曲」の中で、ピーターが妻ミリアムを想い起すシーンで、ミリアムに扮したアンネ・ゾフィー・フォン・オッタ―が歌ったのが誰の何という曲か判らず、何となくリヒャルト・シュトラウスの歌曲かな?と思っていたのですが、コルンゴルトの「死の都」第1幕のマリエッタのアリア「リュートの歌」だったことを、後に新日本フィルのヴァイオリン奏者・篠原英和さんから教えられました

「死の都」のあらすじは『亡き妻マリーの思い出に浸って生きているパウルの前に、妻と瓜二つの女性マリエッタが現れる。彼女の中に妻を見るパウルはマリエッタを求めてブルージュの町へ行く・・・・・』というものですコルンゴルトは最後のロマン派とも言われているように、その音楽は艶やかでロマンティックです

コルンゴルトと言えば「ヴァイオリン協奏曲」が有名で、私も大好きですが、この「死の都」も魅力的なオペラで、いつか生で鑑賞したいと待ち焦がれていたプログラムです 上演の来年3月まで間があるので、取りあえず手元のCDを楽しむことにします。エーリヒ・ラインスドルフ指揮ミュンヘン放送管弦楽団、ルネ・コロ(パウル)、キャロル・ネブレット(マリエッタ)、ヘルマン・プライ(フリッツ)ほかの演奏です

 

          

 

  閑話休題  

 

母の死去に伴い先週水曜日から特別休暇をいただいていましたが、今日から職場復帰します

ニューヨーク・ヤンキースのイチロー選手が日米通算4,000安打を達成したというニュースが流れた日が、ちょうど母が息を引き取った8月21日(水)でした。その日の夜に予定していた「読響サマーフェスティバル」は当然聴きに行けなくなりました 23日に通夜、24日に告別式を挙行しましたが、24日(土)は今住んでいるマンションの1階に、新たにイオン系のコンビニM.Bが開店し、朝早くから賑わいを見せていました 元々ここには豊島区の高齢者介護施設(デイサービス等)が入居していたのですが、民間との競争に勝てず3月末に撤退したのです これまで一番近い店舗はコープ東京でしたが、数十メートル離れているので、雨が降った時などは不便を感じていました 今度は同じマンションの中で、お店の広さもコープより広く品ぞろえも豊富なので、これからはM.Bに行く機会が多くなると思います

25日(日)は東京オペラシティで「侍ブラス2013」のコンサートがあり、トランペットのエリック・ミヤシロの演奏を楽しみにしていたのですが、葬儀の翌日でもあり、腰痛が一段ときついので家で読書をして過ごしました

 

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