人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

明日は飯野ビルのランチタイムコンサートです~初のプロの演奏を楽しむ

2013年08月20日 17時30分07秒 | 日記

20日(火)その2.明日、21日(水)12:05から12:50まで、内幸町の飯野ビル1階エントランスロビーで「ランチタイムコンサート」があります

出演は齋藤友紀さん(フルート)と大隅桂子さん(ピアノ)のお二人です 齋藤さんは桐朋学園大学卒業、ジュリアード音楽院インターナショナルマスタークラス修了の俊英です 昨年12月にはCDをリリースしています

一方、大隅さんは桐朋学園大学卒業、第3回名古屋テレビピアノコンクール第1位の実力者です

プログラムは①ハチャトゥリアン「仮面舞踏会」より”ワルツ”、②ビゼー「アルルの女」より”メヌエット”、③カサド「愛の言葉」、④アメージング・グレース、⑤ダニー・ボーイ、⑥ふるさと、⑦月の光、⑧ファルカシュ「ルーマニア舞曲」です

このコンサート初のプロによる演奏です 内幸町界隈にお勤めの方は是非お立ち寄りください 私も、途中からでも聴きに駆けつけたいと思います

 

          

 

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ジェフリー・ディーヴァ―著「ポーカー・レッスン」を読む~ディーヴァーは短編でも面白い!

2013年08月20日 07時01分06秒 | 日記

20日(火)。昨日の朝日朝刊「ひと」欄にロシアのマリインスキー・バレエ団に正式入団する初の日本人・石井久美子さん(18歳)が紹介されていました

同バレエ団は世界5大バレエ団の一つで200年以上の伝統を誇るロシアのバレエ団です バレエとしては遅い8歳の時からレッスンをスタート、16歳の時にオーディションに合格し、サンクトぺテルベルクの名門バレエ教室に留学したとのこと 「切羽つまる」を「キリバネつまる」、「正直」を「ショウナオ」と読んで母親にあきれられたという”天然ボケの、愛されキャラ”のようです しかし、ことバレエとなれば話は別で、「バレエは自分との闘い。表現力を磨いて、納得できる踊りをしたい」と真剣な眼差しで語る、と紹介されています

 

          

                (8月19日付朝日新聞朝刊より)

 

娘も小学校時代にバレエ教室に通っていましたが、中学校に入ってから見切りをつけたのか止めてしまいました 「継続は力なり」と言われますが、それだけではないでしょう 世界に通用するような人は、生まれついた才能に加えて、人が見ていないところで血の出るような努力をしているものです。それを声高に言わないだけの話です

 

  閑話休題  

 

同じ19日の朝日夕刊「芸術・文化」欄に、きゃりーぱみゅぱみゅの記事が載っていました クォリティ・ペーパーを標榜する朝日の記者が無謀にも現代の若者音楽界を牽引するきゃりーに取材を申し込んだようです彼女の歌う「にんじゃりばんばん」や「インベーダーインベーダー」はてっきり彼女自身が作曲したのだと思っていたら、中田ヤスタカという人が作詞作曲したとのことです

そう言えば、先日テレビ関係の人と話をしている時に、彼のケータイの着メロが鳴ったのですが、それは何と「にんじゃりばんばん」だったのです。マスコミ界とか芸能界とか、そういった方面の人は、そんな傾向があるんだろうな、と思った次第です

彼女は「『きゃりーは頭にリボン』とか『派手な服を着てヘンな歌を歌ってる子』とか、そういうイメージに、絶対、縛られたくない 別にそれだけじゃないし」と語っています 私は『頭にリボン』『派手な服を着てヘンな歌を歌っている子』だから受けているのだと思いますが・・・・・・ その一方で『別にそれだけじゃない』部分も見せてほしいと思います。それにしても、朝日が”時の人”を取り上げたら、もう今の人気は絶頂にあって、後は下がるだけというケースがままあるので(要するに朝日は現代若者気質を把握するのが”遅い”)、きゃりーにはそのジンクスを跳ね返して頑張ってほしいと思います

 

          

                 (8月19日付朝日新聞夕刊より)

 

  も一度、閑話休題  

 

ジェフリー・ディーヴァ―著「ポーカー・レッスン」を読み終わりました ディーヴァ―なので長編だと思って買ったのですが、16の小説から成る短編集でした 「章と節」「通勤列車」「ウェストファーレンの指環」「監視」「生まれついての悪人」「動機」「恐怖」「一事不再理」「トンネル・ガール」「ロカールの原理」「冷めてこそ美味」「コピーキャット」「のぞき」「ポーカー・レッスン」「36.6度」「遊びに行くには最高の街」が収録されています

このうちディーヴァ―の小説でお馴染みのリンカーン・ライムが活躍するのは「ロカールの原理」ですが、個人的には、電車内で携帯電話を使っていた男を待ち受ける悲運を描いた「通勤列車」、逮捕した男の動機がやっと判った時には自分の家族の命が危ないことに気づく「動機」、ポーカーのプロと、彼に弟子入りした少年との頭脳戦だと思ったら実は二人ともコケにされていたという「ポーカー・レッスン」がとくに面白かったです

ディーヴァ―は「ボーン・コレクター」「コフィン・ダンサー」「魔術師」「ウォッチメイカー」「ソウル・コレクター」など、長編が圧倒的に面白いのですが、短編集であるこの「ポーカー・レッスン」も十分楽しめました

 

          

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