人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

百田尚樹「モンスター」J・ディーヴァ―「ポーカー・レッスン」今野浩「工学部ヒラノ教授」を買う

2013年08月09日 07時00分29秒 | 日記

9日(金)。昨夕、ミューザ川崎で日本フィルのコンサートを聴きました

と書きたいところですが、当ビル地下のNクリニックで診てもらったら、喉が赤いとのことで、やはり夏風邪を引いたようです 喉は痛いわ、前夜の暑気払いの飲み疲れが残っているわ、腰痛で腰と背中が痛いわで、夕方になってもボーッとして気力が湧かないのです コンサートに行っても余裕を持って聴ける状態ではなさそうなので、諦めました 行き先が川崎ほど遠くなかったら聴きにいったかも知れません

聴く予定だったのは「フェスタサマーミューザ」の一環で、ピエタリ・インキネン指揮日本フィルのコンサートで、プログラムは①ワーグナー「楽劇”ニュルンベルグのマイスタージンガー”~第1幕への前奏曲」、②モーツアルト「ピアノ協奏曲第21番ハ長調K.467」(ピアノ:原田英代)、③ベルリオーズ「幻想交響曲」です

「幻想交響曲」は先週火曜日に準・メルクル指揮PMFオーケストラで聴いたので未練はないのですが、モーツアルトのピアノ協奏曲は聴きたかった。とても残念です

 

  閑話休題  

 

という訳で、帰りがけに本を3冊買いました 1冊目は百田尚樹著「モンスター」(幻冬舎文庫)です。百田尚樹は「永遠の0(ゼロ)」がベストセラーになった人気作家です。絶世のブスが整形手術を繰り返して絶世の美女に変貌し、ある目的を達成するまでの物語です

 

          

 

2冊目は、ジェフリー・ディーヴァ―「ポーカー・レッスン」(文春文庫)です。私は2人のジェフリー、つまりジェフリー・ディーヴァ―とジェフリー・アーチャーの小説が好きです。この「ポーカー・レッスン」は名探偵リンカーン・ライムが活躍する小説で、文庫オリジナルとのことです

 

          

 

3冊目は、今野浩著「工学部ヒラノ教授」(新潮文庫)です。著者の今野浩さんは1940年生まれ、現在東京工業大学名誉教授です 大学工学部の平(ヒラ)教授の苦労話がユーモアたっぷりに披露されているとのことです

 

          

 

も一度、閑話休題  

 

日経の夕刊文化欄がここ数日クラシック音楽に力を入れています 6日には編集委員によるPMFオーケストラのコンサート評を、7日には指揮者・大野和士の「都響の音楽監督就任へ」と題するインタビュー記事を、8日には作曲家・望月京(みさと)の「現代音楽を聴くヒント~サティ、先鋭と秩序同居」のエッセイが載っています。私が日経を定期購読する理由は、一つは経済記事を読むためですが、もう一つは夕刊の音楽関連記事・エッセイを読むためです

7日の大野和士へのインタビューでは、彼が2015年から東京都交響楽団の音楽監督に就任し、子供向けの音楽教育を充実させることを考えていることが分かります また、8日の望月京のエッセイでは、12音技法によって、1オクターブに含まれる12個の構成音の登場頻度が均一化されたが、頻度の格差によってもたらされていた調整感は失われたこと、「難解な現代音楽」と言われる「無調音楽」でもエリック・サティの音楽はゆるゆると心地よい響きであること等が分かります

日経にはこの路線で突っ走ってほしいと思います

 

コメント
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