人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ボストンマラソンの爆弾テロ事件を扱った「パトリオット・ディ」,大規模詐欺事件を扱った「ゴールド/金塊の行方」を観る~新文芸坐

2017年11月09日 07時48分53秒 | 日記

9日(木).わが家に来てから今日で1135日目を迎え,アジア歴訪中のトランプ米大統領が8日,ソウルの韓国国会で北朝鮮問題に関する演説を行い,北朝鮮が核とミサイル開発を続けることを許さないとした上で,「米国を過小評価するな.我々に挑んではならない」と警告した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

        挑むなら トランプのポーカーだったら相手にしてやってもいい  得意だろってさ

 

                                           

 

昨日,夕食に「手羽元の甘辛さっぱり煮」「生野菜と生ハムのサラダ」を作りました   「手羽元~」は初挑戦ですが,上手に出来ました

 

     

 

                                           

 

昨日,池袋の新文芸坐で「パトリオット・ディ」と「ゴールド/金塊の行方」の2本立てを観ました

「パトリオット・ディ」はピーター・バーグ監督による2016年アメリカ映画(133分)です

2013年4月15日,ボストン警察の殺人課に所属する刑事トミーは,「愛国者の日(パトリオット・ディ)」に毎年開催されるボストンマラソンの警備に当たっていた   50万人の観衆で会場が埋め尽くされる中,トミーの背後で突如として大規模な爆発が発生した   トミーらボストン警察のメンバーは事態を把握できないまま,必死の救護活動を行う.そんな中,現場に到着したFBI捜査官リックは,事件をテロと断定.捜査はFBIの管轄になるが,犯人に対して激しい怒りを抱えるトミーは,病院に収容された負傷者たちから丁寧に話を聞いてまわる.監視カメラに写っていた黒い帽子の男と白い帽子の男が容疑者として浮かび上がる   現地の地理に詳しいトミーがリックに呼ばれ,犯人の逃走経路を予測して監視カメラをチェックし,映った二人の男の写真を公開し一般市民の協力を得て犯人逮捕につなげる

 

     

 

この事件はテレビ報道で観ましたが,映画であらためて思い出したのは,事件発生からわずか102時間で犯人逮捕に漕ぎつけていることです   その大きな力になったのは,FBIと警察による執念の捜索活動はもちろんですが,街中にくまなく設置された監視カメラの存在です  現場周辺の監視カメラ映像を再生して,爆発が起こる前に群衆と反対方向に歩こうとする男に注目することで,犯人を特定します   考えようによっては,われわれは「監視社会」の中にどっぷりつかっていることになります   公道やお店の中でやたらなことは出来ません   この映画を観て一番強く感じたのはそういうことでした

 

     

 

                                           

 

「ゴールド/金塊の行方」はスティーヴン・ギャガン監督による2016年アメリカ映画(121分)です

1990年代にアメリカやカナダの株式市場を直撃した大規模な詐欺事件,通称「Bre-X(ブリ・エックス)鉱山事件」をモチーフにした犯罪サスペンス映画です

 

     

 

1980年代,金鉱採掘者のケニー・ウェルスは事業に失敗し,破産寸前に追い込まれていた   事態の打開を図るべく,ケニーは謎めいた地質学者マイケル・アコスタと手を組み,インドネシアの山奥で金脈探しを開始,執念の末,ついにインドネシアで巨大な金脈を掘り当てることに成功する   そのニュースは瞬く間にウォール街を駆け巡り,ケニーの会社は大手銀行から20億ドルもの融資を受け,ニューヨーク証券取引所に上場し,ケニーは巨万の富と名声を手に入れ一瞬で時の人となる   しかし,ある日,170億ドルの金塊が一夜にして消えていたというニュースが飛び込んでくる   マイケルはいつの間にか姿を消し,ケニーは無一文になったうえ債権者から追及される   ケニーは巨大詐欺事件の首謀者として警察の尋問を受けることになるが,首謀者はマイケルと特定され無罪となる.彼は元恋人ケイの元を訪れマイケルから託された郵便物を受け取る.そこには一発大逆転のある物が入っていた

 

     

 

ケニーは最初から最後までマイケルを信じて採掘作業を任せていた訳ですが,最後に裏切られ,何もかも失ってしまうことになります   しかし,最後にマイケルから届けられた郵便物の中を見た時,ケニーだけでなく,映画を観ているわれわれも,思わずニヤリとしてしまいます

思っていたよりも面白い映画でした

コメント
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