人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ポーランド映画「ショパン 愛と哀しみの旋律」を観る~ピアノ協奏曲第1番・第2番,エチュード,ノクターン,ワルツ,ポロネーズがふんだんに流れる

2017年11月16日 07時51分56秒 | 日記

16日(木).わが家に来てから今日で1142日目を迎え,15日午前5時35分ごろ,世田谷区の東急田園都市線で架線トラブルが発生し,渋谷ー二子玉川駅間の上下線が約4時間半にわたり運転を見合わせた というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

       そもそも「田園」と「都市」が混在した名前だからトラブルが絶えないんだな

 

                                           

 

昨日,夕食に「大根とひき肉の煮物」「生野菜サラダ」「イワシ団子,エノキダケ,チンゲン菜のスープ」を作りました   「大根~」はヘルシーメニューです

 

     

 

                                           

 

昨日,神楽坂のギンレイホールで「ショパン  愛と哀しみの旋律」を観ました   これはイェジ・アントチャク監督による2002年ポーランド映画(126分)です

帝政ロシアの専制支配下にあった19世紀のポーランドで,後にピアノの詩人と呼ばれるフレデリック・ショパンは,ロシアの圧政に苦しむ母国の姿に心を痛めながら,自由な芸術活動をするため祖国を離れる   パリでは作品が認められず失意のどん底にいたが,人気作曲家・ピアニストのリストの計らいで念願のサロン・デビューを飾り,たちまちサロン界の寵児となる   そのサロンで人気女流作家ジョルジュ・サンドと出会い,彼女の情熱を受け入れるようになる   ショパンは肺炎を患いながらも サンドと彼女の二人の子供とともに暮らした10年間に数々の名曲を作曲していく   彼は39歳の若さで亡くなり,彼の心臓は遺言により祖国ポーランドのワルシャワの聖十字架教会に収められることになった

 

     

 

この作品では,「ピアノ協奏曲第1番」,「同第2番」,「エチュード作品10-12”革命”」,「エチュード作品25-11”木枯らし”」,「幻想即興曲」,「英雄ポロネーズ」,「ノクターン第21番ハ短調”遺作”」,「ワルツ第19番イ短調”遺作”」,「チェロ・ソナタ」をはじめ数々のショパンの名曲が流れます   このうち何曲かは横山幸雄の演奏が採用されていて,チェロはヨーヨー・マが弾いています   この映画を観ていて感じるのは,内容的にはショパンよりもジョルジュ・サンドが主人公で,ショパンとサンドの2人の子どもたちの間に挟まれて,双方から「いったい,どっちを愛しているのか」と迫られる一人の女性・母親の苦悩を描いているのではないかということです   そのサンドをダヌタ・ステンカという女優が演じていますが,気の強そうな男勝りの風貌がサンド役にピッタリです

ストーリーはともかく,ショパンの音楽が最初から最後まで流れるので,ショパン好きにはたまらない映画です

 

     

     

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする