人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

R.D.ウィングフィールド著「夜のフロスト」を読む~予測不能の面白ミステリー小説 / わが家の親離れと子離れ

2018年04月08日 22時12分12秒 | 日記

8日(日)。昨日は上越新幹線+特急乗り継ぎで上野から片道4時間かけて息子の勤務地 山形県T市に赴きました 東京の感覚でシャツとジャケット姿で行ったのですが、とにかく寒い 駅まで息子が迎えに来てくれたので 一緒にアパートに向かいましたが、途中で小雨が降ってきました。なおさら寒い   驚いたのは、とにかく人がいないということです   約20分歩いてアパートにつき、全体の間取りを確認し(思って行ったよりずっと広い)、すでに届いている寝具類、衣類、冷蔵庫、電事レンジ、オーブントースターなどをチェック、息子と相談して、テレビを乗せる台、オーブンレンジ用の置台、衣類を吊るすつっかえ棒、室内洗濯もの干しラック、衣類収納ケース等を買うこととして、徒歩で約20分のホームセンターに行きました。結局3回往復して必要な備品を買いましたが、なぜか行きは雨で、帰りは雨が止み 両手で荷物を持って帰ることが出来ました。普段の心掛けの問題ですかね さっそくテレビ台用に買った本棚や、オーブンレンジ用の置台に買ったスチール製ラック、室内洗濯もの干しラックを組み立てました その間、なぜがNHKの回し者が新規契約の手続きだといって契約書を持ってきて強引に契約を取り付けたり、注文しておいた洗濯機が届いたので取付に立ち合い、その後実際に洗濯してみたりと、慌ただしい一日でした この間歩いた歩数は万歩計の通りです

 

     

 

なお、昼食はT駅近くのビル2階の滝水亭というお店で天丼定食を食べました 小鉢のウドみたいなのがとても美味しかったです

 

     

 

午後7時頃、やるべき作業が一通り終わったので駅近くまで歩き、いくつかある居酒屋の中からネーミングが気に入った「足長伯父さん」に入り、焼き鳥を中心に食べ、日本酒の熱燗で慰労会をやりました 息子はあまり飲めないので、途中で梅酒に代えました

 

     

                  比内鶏のもつ煮込み

 

     

                     山菜の天ぷら

 

     

                  焼き鳥盛り合わせ2人前

 

     

                    ピザつくね

 

     

                   シソのおにぎり

 

いずれも美味しくいただきました 駅前で別れ、息子はアパートに帰り、私は駅前のAホテルに泊まりました 朝9時23分T駅発の特急に乗り帰途に就きましたが、列車の中で息子当てに「慣れるまでは大変だが、仕事では謙虚に真面目にやっていればいい、同僚との付き合いも大切に、元気で頑張って」という趣旨のメールを送信しました 

上野駅に午後1時22分に到着し、上野公園で少し休んで2時に東京文化会館大ホールに入り、3時から東京春祭のワーグナー「ローエングリン」を聴きました 「ローエングリン」については明日のブログに書くことにしますが、休憩時間にメールをチェックすると、息子から次のような返信が入っていました

「ありがとうございます。社会人生活がんばります」

あとで振り返ったとき、この日は 息子にとっては親離れの、私にとっては子離れの 記念すべき日として思い出すことになるのでしょう

ということで、わが家に来てから今日で1285日目を迎え、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が3月26日の中国の習近平国家主席との会談で、核放棄に応じるには、米国による北朝鮮の確実な体制保証を先行させることが条件になると語っていたことが分かった というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

      国民は二の次で 金ファミリーの命と財産が第一 と考えていることが暴露された

 

          

 

山形県T市までの片道4時間の列車の中でR.D.ウィングフィールド著「夜のフロスト」(創元推理文庫)を読み終わりました  この作品は「クリスマスのフロスト」「フロスト日和」に次ぐ「フロスト・シリーズ」第3弾です

地方都市のデントン警察署は、流感で病欠する警察官が続出し、出勤した者だけが貧乏くじを引いて働くことになる 若きフランク・ギルモア部長刑事は不幸にもそんな職場に配属されることになる。そんな中、連続老女切り裂き事件が起こり、新聞配達の少女が行方不明になったり、墓場荒らしが出没したりと、次々と難事件が勃発する 行き当たりばったりのフロストの下で働くことになったギルモアは、昼と言わず夜と言わず目いっぱい働かされ、ろくに家に帰らないことから妻から責め立てられる フロストとギルモアはどうやって同時並行で進行する難事件を解決していくのか

 

     

 

とにかく、主人公のフロスト警部はとても社会の木鐸とは思えない破天荒の警察官です 何しろ、領収書を改ざんして不正請求するだけでなく、部下にも改ざんを手伝わせるという大胆な犯罪行為を平気でやらかすのですから、部下もたまったものではありません それでも、「俺の直感がそう言っている」とうそぶいて犯人を決めつけ突進していくのです。こういう上司の下で働くギルモアには同情を禁じ得ません

本文だけで750ページを超える超長編小説です それでもこれからのストーリーがどう展開するのか予測不能なので読む手が止まりません 一気読み必至の面白ミステリー小説としてお薦めします

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