23日(火)。わが家に来てから今日で1663日目を迎え、東京・池袋での高齢者ドライバーによる死傷者事故に次いで、JR三ノ宮駅前で市営バスが歩行者をはねて死傷者が出た というニュースを見て感想を述べるモコタロです
いくら注意してても 突然ツッコまれたら防ぎようがないよ どーしたらいいんだ?
昨日、夕食に「トマトチキンカレー」を作りました 初挑戦ですが美味しく出来ました
昨夕、「東京文化会館バックステージツアー」に参加しました 参加したのは事前に申し込みして参加費540円を支払った60人(のはず)です
集合時間の6時45分までに大ホールホワイエに集まり、大ホール内に移動、客席に座ってオープニングのデモンストレーションを観ました プッチ―二の「トゥーランドット」の音楽に合わせて、スポットライトが左右に動く中、幕や舞台装置を吊るすバーが上下に動かされます。まるで生き物のようです
それが終わると、配布された資料の色によって、ピンクが たぬきさん チーム、ブルーが うさぎさん チーム、イエローが きつねさん チームと、3つのチームに分けられ、別々に行動することになりました
本当は順番にA班、B班、C班です
私はBの うさぎさんチームでした。モコタロといっしょで良かった
ステージに上がり説明を受けましたが、「舞台装置を吊るす数多くのバーはすべてコンピューター制御によって動かされ、最も重い物で900キログラムの物を吊り上げることが出来る」という説明には一同から「おおっ」と驚きの声が上がりました
オーケストラピットに入りました。一番低い底で、2メートル55センチの深さ。そこからコンピューター制御で、指揮者が舞台上の歌手の動きが見える位置まで上げられました 「この位置で楽員は演奏しているんだな」と納得しました。舞台の裏側に回ります。下を覗くと、格納ピット(幅21.6メートル、奥行き10メートル、深さ16メートル)に納められた音響反射版(幅20.7メートル、奥行き9.3メートル、高さ12.5メートル、重さ90トン)が収納されています
コンサートをやる時には、この巨大な音響反射版(下の写真の白い壁のようなもの)が 床とともに 分速1メートル、全操作で20分かけてせり上がります
歩いて5階席まで上がりました。センターにはスポットライト(ピン・スポット)が2台設置されています 二人ずつ交代でステージ上の人たちにピン・スポットを当てる経験をしました
1階のステージにカーテンコール体験で出てくる たぬきさん チームに向けてスポットライトを当てるのですが、スポットの輪を大きくしたり小さくしたり、明るくしたり暗くしたり、左右に動かしたりと、とても楽しく 良い経験になりました
意外だと思ったのは、5階正面席は結構良い席だなということです
席に着くまでに疲れ果てますが
また1階まで降りて、ステージのプロンプターボックスの説明を受けました。ここに入るのはオペラ公演の時の副指揮者で、歌手に合図を送ったり、次の歌詞を教えたりしますが、すごく狭い冷暖房もない所で長時間にわたり座っていなければならないとのことで、気の毒に思いました 公演の真っ最中にトイレに行きたくなったらどうするんだろう
早く行っトイレとも言えないし・・・文字通り不便だ・・・水に流してください
カーテンコールを体験をしました 歌ってもいないのに
隣の人と手をつないで、幕が上がるとそのまま前に出て 手を上げて礼をし、元の位置に戻るという動作です
次に幕が降りたまま、幕の間から出ていくカーテンコールの体験をしました。グループが半分に分かれ、半分が出て行って一礼して戻るのですが、残り半分は彼らが出られるように幕を手で持って引く係です
「そうか、これは人間が手でやっているんだな」と初めて知りました
移動する途中の舞台裏、通路など所かまわず どこの壁や柱にも来館したアーティストたちのサインが残されています 思っていたよりも圧倒的に多くてビックリしました
1967年が一番古いらしいです
最後に音響反射版がゆっくりとせり上がってくるところをじっくり見学してバックステージツアーの幕を閉じました
とても楽しいバックステージツアーでした。オーケストラの演奏やオペラ公演の舞台裏がどういう仕組みで動いているのかがよく分かりました 東京文化会館のこのような試みはとても良いことだと思います
今度は小ホールも取り込んでやってほしいと思います
なお、このバックステージツアーは写真撮影は原則OKということだったので要所で写メしましたが、個人の顔が特定できるような写真は載せないこととし、差し支えない範囲のものだけを掲載しました