人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ローレンス・レネス ✖️ 松田華音 ✖️ 都響でプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番」、「交響曲第5番」、ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲を聴く

2021年09月28日 06時48分51秒 | 日記

28日(火)。わが家に来てから今日で2453日目(満7年目)を迎え、蓋を開けると自然に泡が立ち上がる仕掛けが人気のスーパー ドライ 生ジョッキ缶が高値で転売されている例があるとして、販売元のアサヒビールがメルカリと連携して対策に乗り出した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     ビールが売れないと言うが 工夫次第で売れる ブームが泡と消えない内に次の一手を

 

         

 

昨日、夕食に「松茸ご飯」「ちぎり厚揚げと豚バラの和風炒め」「冷奴」「玉ねぎの味噌汁」を作りました 松茸ご飯は市販のパックを使つたので、ただ電気釜で炊いただけですが、香りが楽しめました

     

     

         

 

昨夕、東京文化会館大ホールで、東京都交響楽団の第935回定期演奏会Aシリーズを聴きました プログラムは①ワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲、②プロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26」、③同「交響曲第5番 変ロ長調 作品100」です 演奏は②のピアノ独奏=松田華音、指揮=ローレンス・レネスです

 

     

 

オケは左から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン、チェロ、ヴィオラ、その後ろにコントラバスという いつもの都響の並び。コンマスは矢部達哉、隣りは四方恭子というダブル・コンマス態勢をとります ヴィオラのトップは今年7月に新日本フィルからトラバーユしてきた篠原友美がスタンバイします

1曲目はワーグナー:歌劇「さまよえるオランダ人」序曲です この曲はリヒャルト・ワーグナー(1813〜1883)が1840年から翌41年にかけて作曲、1843年1月2日にドレスデンでワーグナーの指揮で初演されました

マルタ系オランダ人指揮者ローレンス・レネスの指揮で演奏に入ります 都響の充実した弦楽器群による音のうねりが凄い オーボエ首席の広田智之の演奏が素晴らしい オランダ人指揮者に導かれたオケは、さまようことなく荒れ狂う序曲を完奏しました

2曲目はプロコフィエフ「ピアノ協奏曲第3番 ハ長調 作品26」です この曲はセルゲイ・プロコフィエフ(1891〜1953)が1921年夏に完成、同年12月16日にシカゴでプロコフィエフのピアノ独奏により初演されました。第1楽章「アンダンテ〜アレグロ」、第2楽章「アンダンティーノ」、第3楽章「アレグロ・マ・ノン・トロッポ」の3楽章から成ります

ピアノ独奏の松田華音はロシアの名門音楽学校、グネーシン記念中等(高等)音楽専門学校を首席で卒業、モスクワ音楽院を今年6月に修了しています

マリン・ブルーの衣装に身を包まれた松田華音がピアノに向かい第1楽章に入ります クラリネットにより始まる序奏に続き独奏ピアノがアレグロで入ってくる疾走感はたまりません この楽章に限らず、松田の演奏は明快で、パワフルですが繊細です これはロシアのピアノの伝統だろうか

満場の拍手に松田はラフマニノフ「楽興の時 作品16」から第6番ハ長調を鮮やかに演奏、再び大きな拍手に包まれました

 

     

 

プログラム後半はプロコフィエフ「交響曲第5番 変ロ長調 作品100」です この曲は1944年に作曲、1945年1月13日にモスクワでプロコフィエフの指揮で初演されました 第1楽章「アンダンテ」、第2楽章「アレグロ・マルカート」、第3楽章「アダージョ」、第4楽章「アレグロ・ジョコーソ」の4楽章から成ります

全曲を通して聴いた印象は、弦楽器群を中心とする緻密なアンサンブルが素晴らしい とくにチェロ、コントラバスの重低音が充実していました またフルート、クラリネット、オーボエを中心とする木管楽器群が素晴らしい演奏を展開していました

今回は指揮者もソリストも素晴らしく、プロコフィエフの作品の中で最も好きなピアノ協奏曲第3番と交響曲第5番が聴けて満足です

東京文化会館で聴くのは、コロナ禍があったため、約3年振りでしたが、あらためて音響が良いホールだと思いました🐯

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