人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

小林武彦著「生物はなぜ死ぬのか」を読む 〜 進化が生物を作ったから

2021年09月29日 07時07分47秒 | 日記

29日(水)。わが家に来てから今日で2454日目を迎え、韓国軍合同参謀本部は28日、北朝鮮が午前6時40分ごろに内陸部から日本海に向けて飛翔体1発を発射したと発表した というニュースを見て感想を述べるモコタロです

 

     

     米国も韓国も日本も 北朝鮮の飛翔体発射を無視して報道しなければいいんじゃね?

     

 

         

 

昨日、夕食に「牛肉と大根の煮物」「生野菜サラダ」「冷奴」「舞茸の味噌汁」を作りました 煮物は出来上がり後、20分置いたので味が染み込んで美味しかったです

 

     

 

         

 

小林武彦著「生物はなぜ死ぬのか」(講談社現代新書)を読み終わりました 小林武彦氏は1963年生まれ、神奈川県出身。九州大学大学院修了。理学博士。現在 東京大学定量生命科学研究所教授

 

     

 

コロナ禍で死を身近に感じる人が増えたせいか、本書は50〜70代男性を中心に良く売れているそうです

本書は次の5章から成ります

第1章:そもそも生物はなぜ誕生したのか

第2章:そもそも生物はなぜ絶滅するのか

第3章:そもそも生物はどのように死ぬのか

第4章:そもそもヒトはどのように死ぬのか

第5章:そもそも生物はなぜ死ぬのか

著者は「はじめに」で生物が死ぬ定めにあるのは「進化が生物を作ったから」であり、生物の死があってこそ、生物多様性が実現した」と結論を明かしています 本書のかなりの部分は高校の生物の教科書のおさらいのような内容になっています

第4章で著者は「ヒトの体内で、わざわざ細胞を死なせるプログラムが遺伝子レベルで組み込まれている」と解説します そし第5章で「生き物にとって死とは、進化、つまり「変化」と「選択」を実現するためにある。「死ぬ」ことで生物は誕生し、生き残ってくることができた」と結論付けています

人は必ず死ぬ。人が死んで次の世代に受け継がれていくことでこの世界は回っている、という当たり前のことかもしれません 今からン十年前、親戚の葬儀で、年配者が「順番だよ」と語っていたことを思い出しました

よく「人間は死ぬために産まれてきた」という言葉を見聞しますが、死は目的ではないでしょう 目的を持って生きることが大切なのだと思います🐯

コメント
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