人生の目的は音楽だ!toraのブログ

クラシック・コンサートを聴いた感想、映画を観た感想、お薦め本等について毎日、その翌日朝に書き綴っています。

ワン・ルイ監督「大地と白い雲」を観る 〜 岩波ホール

2021年09月24日 07時00分16秒 | 日記

24日(金)。わが家に来てから今日で2449日目を迎え、秋篠宮家の長女眞子さまと婚約が内定している小室圭さんが27日にも米国から帰国することが、関係者への取材でわかった というニュースを全国紙で見て感想を述べるモコタロです

 

     

     こんなのは新聞が載せるほどのニュース価値はない  もっと大事な事を載せるべし

     

         

 

昨日、夕食に「生姜焼き」「生野菜とアボカドのサラダ」「冷奴」「モヤシの味噌汁」を作りました今回の生姜焼きはオーソドックスなものにしましたが、美味しくできました

 

     

 

         

 

昨日、岩波ホールでワン・ルイ監督による2019年製作中国映画「大地と白い雲」(111分)を観ました

内モンゴルの草原に暮らすチョクトとサロールの夫妻。夫のチョクトは都会での生活を望んでいるが、妻のサロールは今の暮らしに満足している ここではないどこかへ思いを巡らせ、時折ふらりといなくなるチョクトに腹を立てながらも、サロールは彼を愛している やがて草原にも変化が訪れ、2人の気持もすれ違うようになっていく そしてある冬の夜、2人は大きな喪失を経験し、それを機にチョクトもサロールとともに草原で生きる覚悟を決める しかし、都会暮らしの魅力に抗えないチョクトは一人 草原を後にする

 

     

 

本作は、中国の俊英ワン・ルイ監督が、内モンゴルの草原に暮らす一組の夫婦の不器用で真っ直ぐな姿を、現地出身の俳優やスタッフとともに描いたヒューマンドラマです

チョクトが手に入れた2台の携帯電話で初めてサロールと会話するシーンが印象的です チョクトは「これからもずっと愛するサロールと一緒にここで暮らすよ。こんな事、面と向かって言えないけど、ケータイを通すと言える。不思議なものだな」と言います。これは、しらふでは言えないことが、お酒を通じてなら素直に言えると言うことと同じことではないか、と思いました

最後に「本作を亡き妻に捧げる。妻がいなければこの映画は完成できなかった」というテロップが出ます。観客はここでチョクトこそワン・ルイ監督その人だったことに気づかされます 彼はどうしてもやりたい事があった。それを実現するには都会に出る必要があった、それが映画作りだったということでしょう

この映画の魅力は、モンゴルの広大な大地と 🐏 や  🐎 たちと白い雲にあります👍そこに通奏低音のように流れているのは、大自然の音たちです🐯

コメント
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