人生のエックス

2023年08月28日 23時30分58秒 | その気になる言葉

エックス:未知数や、変数・座標などを表す記号。 4 未知の物事。未知数。

X は、ラテン文字アルファベット)の24番目の文字。

小文字は x

ギリシア文字Χ(キー/ヒ/カイ)に由来し、キリル文字Хと同系であるが、ラテン文字としての発音は、/ks/ が西方ギリシア文字でΧと書かれたことによる。

標準ギリシャ語のΧの音写には ch や kh が用いられる。なお、ギリシア文字の Ξ(クシー)の音写にXが使われることがある。

英語では X で始まる単語は最も少ない。

夏目漱石 : Xなる人生

 
人生

夏目漱石




 くうくわくして居るこれを物といひ、時に沿うて起る之を事といふ、事物を離れて心なく、心を離れて事物なし、故に事物の変遷推移を名づけて人生といふ、なほ麕身きんしん牛尾ぎうび馬蹄ばていのものを捉へてきりんといふが如し、かく定義を下せば、すこぶる六つかしけれど、是を平仮名ひらがなにて翻訳すれば、先づ地震、雷、火事、おやぢの怖きを悟り、砂糖と塩の区別を知り、恋の重荷義理のしがらみなどいふ意味を合点がてんし、順逆の二境を踏み、禍福の二門をくゞるのいひに過ぎず、たゞ其謂に過ぎずと観ずれば、遭逢さうほう百端ひやくたん千差万別、十人に十人の生活あり、百人に百人の生活あり、千百万人またおの/\千百万人の生涯を有す、故に無事なるものは午砲を聞きて昼飯を食ひ、忙しきものは孔席こうせきあたゝかならず、墨突ぼくとつけんせずとも云ひ、変化の多きは塞翁さいをうの馬に※(「迚-中」、第4水準2-89-74)しんにうをかけたるが如く、不平なるは放たれて沢畔たくはんに吟じ、壮烈なるは匕首ひしゅふところにして不測のしんに入り、頑固なるは首陽山のわらびに余命をつなぎ、世を茶にしたるは竹林にひげひねり、図太づぶときは南禅寺の山門に昼寝して王法をおそれず、一々数へ来れば日も亦足らず、中々錯雑なものなり、加之のみならず個人の一行一為、各其る所を異にし、其及ぼす所を同じうせず、人を殺すは一なれども、毒を盛るはやいばを加ふると等しからず、故意なるは不慮の出来事と云ふを得ず、時には間接ともなり、或は又直接ともなる、之を分類するだに相応の手数はかゝるべし、して国に言語の相違あり、人に上下の区別ありて、同一の事物も種々の記号を有して、吾人ごじんの面目を燎爛れうらんせんとするこそます/\面倒なれ、比較するだにかしこけれど、万乗には之を崩御ほうぎよといひ、匹夫ひつぷには之を「クタバル」といひ、鳥には落ちるといひ、魚には上がるといひて、しかも死はすなはち一なるが如し、し人生をとつて銖分縷析しゆぶんるせきするを得ば、天上の星といそ真砂まさごの数も容易に計算し得べし
 小説は此錯雑なる人生の一側面を写すものなり、一側面なほかつ単純ならず、去れども写してしんに入るときは、事物の紛糾ふんきう乱雑なるものを綜合して一の哲理を数ふるに足る、われ「エリオツト」の小説を読んで天性の悪人なき事を知りぬ、又罪を犯すもののゆるすべくして且あはれむべきを知りぬ、一挙手一投足わが運命に関係あるを知りぬ、「サツカレー」の小説を読んで正直なるものの馬鹿らしきを知りぬ、狡猾かうくわつ奸佞かんねいなるものの世に珍重せらるべきを知りぬ、「ブロンテ」の小説を読んで人に感応あることを知りぬ、けだし小説に境遇を叙するものあり、品性を写すものあり、心理上の解剖を試むるものあり、直覚的に人世を観破するものあり、四者各其方面に向つて吾人に教ふる所なきにあらず、然れども人生は心理的解剖を以て終結するものにあらず、又直覚を以て観破しおほすべきにあらず、われは人生に於て是等これら以外に一種不可思議のものあるべきを信ず、所謂いはゆる不可思議とは「カツスル、オフ、オトラントー」の中の出来事にあらず、「タムオーシヤンター」をおひけたる妖怪にあらず、「マクベス」の眼前にあらはるゝ幽霊にあらず、「ホーソーン」の文「コルリツヂ」の詩中に入るべき人物のいひにあらず、われ手を振り目をうごかして、而も其の何の故に手を振り目を揺かすかを知らず、因果の大法をないがしろにし、自己の意思を離れ、卒然として起り、驀地ばくちに来るものをふ、世俗之を名づけて狂気と呼ぶ、狂気と呼ぶもとより不可なし、去れども此種の所為を目して狂気となす者共は、他人に対してかゝる不敬の称号を呈するにさきだつて、己等おのれらかつて狂気せる事あるを自認せざるからず、又何時いつにても狂気し得る資格を有する動物なる事を承知せざるべからず、人あに自ら知らざらんやとは支那の豪傑の語なり、人々自ら知らばもとより文句はなきなり、人を指して馬鹿といふ、是れ己が利口なるの時に於て発するの批評なり、己も亦何時にても馬鹿の仲間入りをするに充分なる可能力を具備するに気が付かぬものの批評なり、局に当る者は迷ひ、傍観するものはわらふ、而も傍観者必ずしもを能くせざるを如何いかんせん、自ら知るの明あるものすくなしとは世間にて云ふ事なり、われは人間に自知の明なき事を断言せんとす、之を「ポー」に聞く、いはく、功名眼前にあり、人々何ぞ直ちに自己の胸臆を叙して思ひのまゝを言はざる、去れど人ありておもひまゝを書かんとして筆をれば、筆忽ち禿とくし、紙をぶれば紙忽ち縮む、芳声はうせい嘉誉かよの手につばして得らるべきを知りながら、何人なんびと※(「足へん+厨」、第3水準1-92-39)ちゆうちよして果たさざるは是が為なりと、人あに自ら知らざらんや、「ポー」の言を反覆熟読せば、思なかばに過ぎん、けだし人は夢を見るものなり、思ひも寄らぬ夢を見るものなり、覚めて後冷汗背にあまねく、茫然自失する事あるものなり、夢ならばと一笑に附し去るものは、一を知つて二を知らぬものなり、夢は必ずしも夜中臥床の上にのみ見舞に来るものにあらず、青天にも白日にも来り、大道の真中にても来り、衣冠束帯の折だに容赦なくたつを排して闖入ちんにふし来る、機微の際忽然こつぜんとして吾人を愧死きしせしめて、其来る所もとより知り得べからず、其去る所亦尋ね難し、而も人生の真相は半ば此夢中にあつて隠約たるものなり、此自己の真相を発揮するは即ち名誉を得るの捷径せふけいにして、此捷径に従ふは卑怯ひけふなる人類にとりて無上の難関なり、願はくば人あに自ら知らざらんやなどいふものをして、誠実に其心の歴史を書かしめん、彼必ず自ら知らざるに驚かん
 三陸の海嘯つなみ濃尾のうびの地震之を称して天災といふ、天災とは人意の如何いかんともすべからざるもの、人間の行為は良心の制裁を受け、意思の主宰に従ふ、一挙一動皆責任あり、もとより洪水こうずゐ飢饉ききんと日を同じうして論ずべきにあらねど、良心は不断の主権者にあらず、四肢しし必ずしも吾意思の欲する所に従はず、一朝の変俄然がぜんとして己霊の光輝を失して、奈落ならくに陥落し、闇中に跳躍する事なきにあらず、是時このときあたつて、わが身心には秩序なく、系統なく、思慮なく、分別なく、只一気の盲動するに任ずるのみ、若し海嘯地震を以て人意にあらずとせば、此盲動的動作亦必ず人意にあらじ、人を殺すものは死すとは天下の定法ぢやうはふなり、されども自ら死を決して人を殺すものはすくなし、呼息せま白刃はくじんひらめく此刹那せつな、既に身あるを知らず、いづくんぞ敵あるを知らんや、電光影裡えいりに春風をるものは、人意かた天意か
 青門老圃らうほひとり一室の中に坐し、冥思めいし遐捜かさうす、両頬せきを発し火の如く、喉間こうかん咯々かく/\声あるに至る、稿をしょくし日を積まざれば出でず、思を構ふるの時にあたつて大苦あるものの如し、既に来れば則ち大喜、衣をき、床をめぐりて狂呼す、「バーンス」詩を作りて河上に徘徊はいくわいす、或は呻吟しんぎんし、或は低唱す、忽ちにして大声放歌欷歔ききょ涙下る、西人此種の所作をなづけて、「インスピレーション」といふ、「インスピレーション」とは人意かた天意か
 「デクインシー」曰く、世には人心の如何いかに善にして、又如何に悪なるかを知らで過ぐるものありと、他人の身の上ならば無論の事なり、われは「デクインシー」に反問せん、君は君自身がどの位の善人にして、又どの位の悪人たるを承知なるかと、あにたゞ善悪のみならん、怯勇けふゆう剛弱高下の分、皆此反問中に入るを得べし、平かなるときは天落ち地欠くるとも驚かじと思へども、一旦事あれば鼠糞そふん梁上りやうじやうよりちてだに消魂の種となる、自ら口惜しと思へどせんなし、源氏征討の宣旨せんじかうむりて、遥々はる/″\富士川迄押し寄せたる七万余騎の大軍が、水鳥の羽音に一矢いつしも射らで逃げ帰るとは、平家物語を読むものの馬鹿々々しと思ふ処ならん、たゞに後代の吾々が馬鹿々々しと思ふのみにあらず、当人たる平家の侍共さむらひどもも翌日は定めて口惜しと思ひつらん、去れども彼等は富士川に宿したる晩に限りて、急に揃ひも揃うて臆病風にかゝりたるなり、此臆病風は二十三日の半夜忽然吹き来りて、七万余騎の陣中をめぐり、翌くる二十四日の暁天に至りてせきとしてみぬ、誰か此風の行衛ゆくゑを知る者ぞ
 犬にえ付かれて、てな己は泥棒かしらん、と結論するものは余程の馬鹿者か、非常な狼狽者あわてものと勘定するを得べし、去れども世間には賢者を以て自ら居り、智者を以て人より目せらるゝもの、亦此病にかかることあり、大丈夫と威張るものの最後の場に臆したる、卑怯ひけふの名を博したるものが、急に猛烈の勢を示せる、皆是れ自ら解釈せんと欲して能はざるの現象なり、いはんや他人をや、二点を求め得て之を通過する直線の方向を知るとは幾何学きかがく上の事、吾人ごじんの行為は二点を知り三点を知り、重ねて百点に至るとも、人生の方向を定むるに足らず、人生は一個の理窟にまとめ得るものにあらずして、小説は一個の理窟を暗示するに過ぎざる以上は、「サイン」「コサイン」を使用して三角形の高さを測ると一般なり、吾人の心中には底なき三角形あり、二辺並行せる三角形あるを奈何いかんせん、し人生が数学的に説明し得るならば、若し与へられたる材料よりXなる人生が発見せらるゝならば、若し人間が人間の主宰たるを得るならば、若し詩人文人小説家が記載せる人生の外に人生なくんば、人生は余程便利にして、人間は余程えらきものなり、不測の変外界に起り、思ひがけぬ心は心の底より出で来る、容赦なくかつ乱暴に出で来る、海嘯と震災は、たゞに三陸と濃尾に起るのみにあらず、亦自家三寸の丹田たんでん中にあり、険呑けんのんなるかな
(明治二十九年十月、第五高等学校『竜南会雑誌』)


夏目漱石 前期―Xなる人生 (NHKシリーズ NHK文化セミナー・明治文学をよむ) Mook – April 1, 2000

 
 
 
 
 
 

 
 
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人生の方程式

2023年08月28日 23時01分22秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

数学において方程式(ほうていしき、equation)とは、まだわかっていない数(未知数)を表す文字を含む等式である。等式を成り立たせる未知数の値を方程式の(かい、solution)といい、解を求めることを方程式を解く(とく、: solve)という。多くは連立方程式を用いられる。

数学において方程式(ほうていしき、英: equation)とは、まだわかっていない数(未知数)を表す文字を含む等式である。

1 未知数を含み、その未知数が特定の値をとるときだけに成立する等式。この特定の値を解または根という。 2 (比喩的に)問題を解決するための方法。

方程式(ほうていしき)とは、未知数にある特定の数を代入するとき成立する等式です。

例えばx-2=5は、xに7を代入したときのみ成立します。これが方程式です。

京セラ、KDDIを創業し、日本航空(JAL)を再建した稲盛和夫氏。
そんな稲盛氏は「人生の方程式」という考え方を提唱している。
それは、「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」というものだ。
そして人生を成功させるためには、このうち「考え方」という要素が特に重要なのだという。
なぜ能力や熱意よりも「考え方」なのか。稲盛氏の著書『活きる力』より一部を紹介しよう――。
 

人生の方程式について

ここで、私は皆さんに、私が考えた「人生の方程式」を紹介しながら、考え方がいかに大切か、ということについて、さらにお話ししたいと思います。

 
 

利根輪太郎の競輪人間学 またも裏目で金を失う

2023年08月28日 17時59分43秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 松戸競輪 燦燦ダイヤモンド滝澤正光杯

並び予想 9-1 3-5 2-6 8-4-7

レース評

同県先輩を背負う貴志がブッ叩いて最終主導権。番手有利に稲毛が1着奪取へ。青野のカマシ捲りや前次第で佐藤、片折の浮上

1番人気 5-2(8・0倍)

2番人気 5-3(8・5倍)

5-2 5-3の3連単勝負

裏の2-5を想定していなかった。

これでは、金を失うばかりである。

結果 2-5 970円(3番人気) 2-5-6 5,140円(9番人気)




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 2 青野 将大   9.3    
2 5 稲毛 健太 4車身 9.8 S  
3 6 太刀川 一成 1車輪 9.7      
4 1 佐藤 博紀 3/4車輪 9.4      
5 3 貴志 修己 1/2車輪 9.9   B  
  6 9 佐々木 堅次 1/8車輪 9.5      
7 4 片折 亮太 2車身 9.9      
  8 7 岡本 大嗣 1車身 9.8      
  9 8 梁島 邦友 4車身 10.4

戦い終わって

戦い終わって写真

 残り2周を目掛けて梁島邦友が青野将大を叩いて主導権。打鐘目掛けて貴志修己が仕掛けるも片折亮太にブロックされるも、堪えて乗り越え出切った。後ろの稲毛健太が捲ってきた青野をブロックしようにも出来ず、青野が後続を振り切った。
 青野は「梁島君と貴志君は同期で普段からレースも見ていた。2人が踏み合っていたけど、自分は気持ちの弱さが出た。誘導を残されたままは初めてで勝手が分からなかった。強い気持ちなら残り2周だったし先行しちゃってもよかったですね。貴志君が片折さんに牽制されていたので見てしまった。脚の感じは悪くない。南関の記念だし、最終日も頑張りたい」。
 稲毛は「貴志君が動くのかいくのかどっちなのか分からなかった。貴志君が出切ってからはどうにかして残さないとという気持ち。6番(太刀川一成)が内に来たのは分かったけど…。やっぱり人の後ろよりは自力の方が楽ですね(苦笑)」。

 


映画 選ばなかったみち

2023年08月28日 13時50分23秒 | 社会・文化・政治・経済

8月28日午前5時30分からCSテレビのムービープラスで観た。

選ばなかったみち

選ばなかったみち』(えらばなかったみち、原題:The Roads Not Taken)は、2020年イギリスアメリカ合衆国ドラマ映画

サリー・ポッター監督の実弟の介護経験から着想を得て制作された

ハビエル・バルデムエル・ファニングらが出演。第70回ベルリン国際映画祭コンペティション部門出品作品

あらすじ

ニューヨークに住むメキシコ人移民レオ(ハビエル・バルデム)は作家であったが、認知症を患い、誰かの助けがなくては生活はままならず娘モリー(エル・ファニング)やヘルパーとの意思疎通も困難な状況になっていた。

ある朝、モリーはレオを病院に連れ出そうとアパートを訪れる。

モリーが隣りにいながらもレオは、初恋の女性と出会った故郷メキシコ、作家生活に行き詰まり一人旅をしたギリシャへと彼女とは全く別々の景色をみるのだった―。

出演者

 

作品の評価

Rotten Tomatoesによれば、47件の評論のうち高評価は43%にあたる20件で、平均点は10点満点中5.1点、批評家の一致した見解は「『選ばなかったみち』は演技の素晴らしい作品で、間違いなく特異なビジョンにもとづいたものであるが、最終的にはフラストレーションがたまるほど、致命的に生気のないものになっている。」となっている

 Metacriticによれば、19件の評論のうち、高評価は2件、賛否混在は13件、低評価は4件で、平均点は100点満点中42点となっている

 

認知症の父とそれを介護する娘の物語。
実際に若年性認知症だった監督の弟との出来事を基にしているだけにやり取りがすごいリアル。
エル・ファニングとハビエル・バルデムの演技のお陰もあって物語にさらに入り込めた。やっぱエル・ファニング好き。

認知症の父が後悔から過去の記憶を巡り、選ばなかったみちをさ迷う。
物悲しいifストーリー。
このさ迷いをみて数年前亡くなった自分の祖母を思い出した。
母からの話、ケア施設で早朝に床に座り込み、「娘(母)にお弁当を作らないと…」と過去をさ迷っていたらしい。
お弁当を作っていたのなんて何十年も前のことなのに。
認知症になると近くの記憶は曖昧になる分、遠くの記憶が甦りやすくなるのかな?
エモくもあるけどすごく切ない。
監督の弟は若年性で行動力があっだろうし介護はすごく大変だったと思う。
弟が過去への後悔を呟いていたことから生まれたストーリーなのかもしれない。

最後の描写は監督自身の後悔による分岐に思えた。
「あの時も寄り添ってあげていたら」という後悔。
でもきっと愛は伝わってた。こうやって弟の立場に立ち、弟に捧げる素敵な作品を作り上げたこと含めて。

不注意に我ながら呆れるばかり!

2023年08月28日 13時20分07秒 | 日記・断片

亡き友人の「偲ぶ会」の後に、友人から譲り受けたスマートフォンを電車内でなくし、その後は、小銭入れを2度もなくし、昨日は、手帳をなくした。

不注意に我ながら呆れるばかり!

家の鍵もなくしたことがあるので、これだけは肩にかけるバッグに紐をつけて入れている。

 

 

 


安心の居場所が期待される

2023年08月28日 12時39分06秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼信は組織の中核であり、誠は組織の推進力となる。

信=信実・信義 

誠=真実の心。「誠意」「誠実」「至誠」

▼マーチン・ルーサー・キング「私には夢がある」と演説したのは60年前の8月28日。

公民権運動をリードするよになったのは25歳のころ。

大学の教員になる選択肢もあったが、教育で得た知識と経験を社会のために使おうと、人種差別がひどい南部へ戻った。

現地では毎日、嫌がらせの電話や手紙を受けた。

命の危険を感じた彼は活動を続けるべきか悩んだ。

だがある夜、祈りをささげていると、内なる声が聞こえた。

「正義のために立て。真理のために立て」。この時から恐怖がなくなったと追想する。

「偉大な理想を実現するために働き手になることは、歴史がまれにしかあたえぬ特権なのだ」

▼大いなる夢に生きる人生に苦難は必然だ。

その中で前に進む力となるのは、周囲の声以上に、自らの魂から発せられる信念の声であろう。

▼「世界平和」「核廃絶運動」という社会的使命の遂行を揺るぎないものとするのも、信念の声である。

▼子どもの自殺が最も多いのは8、9月。

子どもたちの変化やサインを見逃さないよう、保護者はじめ大人が注意を払うことだ。

▼善い友人、善い先輩に出会えるかどうか。

いかなる教師に出会い、いかなる師匠を持つか―それがどれほど大切か。

そして、安心の居場所が期待される。

 

 

 


言葉の力とは、心の力だ

2023年08月28日 11時21分26秒 | その気になる言葉

▼自ら動き、良き出会いを重ねた分だけ、世界が大きく広がり、心が豊かになる。

▼善人と交われば「心も振る舞いも、言葉も」なお良くなってゆく。

触発に満ちた友好で前進していくことだ。

▼自他共の幸福を祈ることだ。

そこに深い慈悲がある。

自分だけでない。

人の幸福を祈る中で、自分の悩みを悠々と見下ろせる境涯が開かれていくのだ。

▼上司となって大切にたことは、「みんながいかに喜んで仕事をするか」であった。

▼言葉というのは、心の思いを響かせ声に表したものだ。

▼言葉の力とは、心の力だ。

あの友に、負けない勇気を!

この友に、蘇生の息吹を!

一人一人の幸福を祈る。

それが命に響く励ましとなる。


病気になったことで初めて分かることがあります

2023年08月28日 10時59分26秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

亡くなりゆく人は、残された人の人生に影響を与えます。

人生が有限であることを教えてくれます。

そして、どう生きるべきなのかを考えさせてくれます。

そう考えると死は悲嘆だけでなく、すごい贈り物をいただくのだと私は考えるのです。

病気になったことで初めて分かることがあります。

みんな、いつか死ぬ。

改めて実感しました。

ノンフィクション作家 佐々木涼子さん

 

 


阪神は逆転負けで小休止 連勝6で止まる

2023年08月28日 04時11分21秒 | 野球

 伊藤将が力投も八回に勝ち越し許す 巨人戦の東京D7連勝もならず

配信 デイリースポーツ

 
「読売ジャイアンツ4-2阪神タイガース」(27日、東京ドーム)
 阪神は接戦に敗れ、連勝が6でストップ。
球団史上最長となっていた東京ドームでの連勝も6で止まった。
 
 
先発の伊藤将は粘り強い投球を見せた。七回2/3を投げ7安打4失点。立ち上がりから丁寧に投げ、試合を作った。
五回まで2安打無失点と好投。
しかし、2点リードの六回に代打・大城卓、3番・坂本にソロを被弾し、試合を振り出しに戻された。
 同点の八回には2死から2者連続四球で一、二塁。
迎えた4番・岡本和に左前適時打を許し、勝ち越された。
なおも2死一、二塁のピンチを背負うと、丸に中前適時打を運ばれ、追加点を奪われた。
 先制点は阪神が奪った。二回、大山、ノイジーの連続四球で無死一、二塁の好機をつくると、6番・佐藤輝が打席へ。巨人先発・メンデスが投じた152キロの直球を左前へはじき返し、その間に二走・大山が一気に生還。
試合の主導権を握った。  
1点リードの三回には、先頭の近本が死球で出塁。
続く中野の2球目にボークで二塁へ進塁すると、さらに続く外角低めへの直球を岸田が捕逸し、すぐに処理して三塁を狙った近本を刺そうと送球した。
だが、悪送球となり生還。相手が見せた隙を逃さず2点目を奪った。
ただ、その後は追加点を奪えず。
粘り強い投球を見せる先発の伊藤将を援護できなかった。