創作 福子の愛と別離 7 )

2024年07月23日 20時01分42秒 | 創作欄

大和は、証券会社の同僚から度々、諭されていたのだ。

「君がやっている宗教団体は、霊感商法など、宗教の本質を逸脱しているよ」同僚の多田敦は、キリスト教の信仰をしていた。

宗教2世の大和は、母親の期待の息子だった。

静の夫は女好きで、浮気を続けほとんど家庭を顧みない男だった。

しかも、競輪好きであった。

そして、建設業や不動産業、さらにパチンコ店の経営もして、それなり資産を増やしていたのである。

だが、「金は全てはない」それが静の感慨であったが、息子の大和には、人に迷惑をかけることなく誠実に生きてほしいと期待していた。

証券マンとしての大和は、客受けが良かった。

彼がもたらした情報は、顧客に対して受けも良く、株で利益を得た顧客から度々接待を受けることも増えてきた。

期待外れだった夫、一方の息子の大和は期待の息子となる。

息子に期待して、合同結婚式にも静は、母親として積極的に勧めた。

そして、孫の福子も誕生したのだった。

自分の人生の軌跡には、狂いはないとあくまでも静は信じていたのである。

 

 

 


利根輪太郎の競輪人間学 出目作戦がアダに!

2024年07月23日 19時39分02秒 | 未来予測研究会の掲示板

GⅢ 福井競輪 能登支援・万博協賛 不死鳥杯

最終日(7月23日)

3レース 2-7

4レース 2-1

5レース ?

並び予想 5-2 8-1 4-9 6-3-7

 




選手名 着差 上り 決ま
り手
S

B
勝敗因
× 1 5 渡邉 雅也   11.4    
  2 6 藤田 周磨 3/4車輪 11.5 B  
3 2 石毛 克幸 3/4車身 11.4      
4 3 堀江 省吾 1/2車身 11.5      
5 7 小林 令 1車輪 11.5      
6 4 照井 拓成 1/4車輪 11.4      
7 9 山崎 将幸 1/2車身 11.3   S  
  8 8 小酒 大勇 1/4車輪 11.5      
  9 1 新納 大輝 1車身 11.5      
 
2

4=5
1,140円(5)
2

5=6
14,680円(33)
3

2=5=6
9,990円(29)


2=5
440円(4)
2=6
2,250円(29)
5=6
2,020円(27)
4-5
2,230円(10)
5-6
19,200円(42)
5-6-2
122,430円(215)

 


創作 福子の愛と別離 6 )

2024年07月23日 09時01分52秒 | 創作欄

大学同期生の峯田晃は、大峰福子にとっては、人間が一回り大きくなったような印象をもたらした。

そして、吃音も直りむしろ能弁ともなっていた。

「学友の太田君にも言われたけど、よくしゃべるなと」晃は朗らかに笑った。

「太田さんは、学校の先生になったのね。朝子の手紙で知ったわ」

福子の親友の津田朝子は太田治郎と結婚していた。

単位を落し留年した太田は、皆から落ちこぼれのように蔑視されていたが、何回かの挫折を経て中学校の国語教師となっていた。

峯田晃は大学院出て東京・九段にある私立女子高校に勤務していた。

福子は学生時代、晃が好きであったが、心う打ち明けることはなかった。

3年ぶりに同窓会で出会ったころから、福子は晃と親しくなったのである。

祖母の静は、常に孫の福子の幸福を願っていた。

孫の幸福を願い、「福子」と命名したのである。

息子の大和は母の影響で証券マンになっていた。

息子の嫁のアユンは、韓国の料理店を開いていた。

福子は、峯田晃の説得で、仏教系の信仰を初めていたが、自宅へのご本尊の安置には父親の大和が猛反対する。

祖母の静は、「福子のいいようにしたら、どうなのあの子が、私は絶対幸福になると言っているし、大目に見てあげようよ」と折れたのであるが、息子は頭を縦に振るこはなかったのだ。

 

 

 

 


人々への働きかけなしに自己完成はない

2024年07月23日 08時19分15秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼後になって悔いのない人生を。

明確な目標と実践で充実の日々を過ごしたい。

▼人々への働きかけなしに自己完成はない―トルストイ

▼何事においても質問するという行動には、真意を分かりたいとの純粋な思いがある。

それは自らの新たな可能性を開く契機となる。

▼平和とは、一面、「忘れないこと」であり、「忘却との戦い」である―ゴルバチョフ・ソ連元大統領

▼「身で読む」とは、他人事として、また昔話としてではなく、「自分のこと」として、「現在のこと」として読むことだ。深く命に刻みつけることだ。

▼価値観の多様化に加え、情報過多の現代において、生き方の<選択肢>は、あふれかえっている。

だからこそ、自他共の幸福を願う、人間として最も正しい生き方を示す<確固たる哲学>は重要さを増している。

 

 


希望を与えてくれる哲学が

2024年07月23日 07時55分36秒 | 伝えたい言葉・受けとめる力

▼少しずつやればいいのに、なぜ、先延ばしにしてしまうのだろうか。

「それは、人は時間があるから仕事をするのではなく、締め切りに合わせて仕事を始めるからだ」―韓国の心理学者・臨床心理専門家にイ・ミンギュさん

実行力に優れた人は、もう一つ締め切りを持つという。

「いつまで始めるか」を決めるということだ。

「始めたたら、もう半分終わったようなもの」始めれば脳が刺激を受け、そのことに集中するからだ。

▼生きることは、選ぶことの連続である。

どのような選択をし、自分らしく輝くということだ。

▼自分には自分なりの使命があるのだ。

▼希望を与えてくれる哲学が期待される。

 


映画 ライダーズ・オブ・ジャスティス

2024年07月23日 03時03分33秒 | 社会・文化・政治・経済

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目覚めてから眠れなくなる。

そこで、CSテレビのザ・シネマを観る。

7月23日午前1時から放映の映画である。

娘役の女優が強く印象に残る映画であった。

何故かと考えさせられたが、以前、何処かの映画でも観たようにも想われるのだ。

「アナザーラウンド」のマッツ・ミケルセンが主演を務め、列車事故で失った妻の復讐に燃える軍人の姿を描いたアクション。

「アダムズ・アップル」をはじめ、数多くの作品でミケルセンとタッグを組むアナス・トーマス・イェンセン監督がメガホンをとった。

アフガニスタンでの任務に就いていた軍人のマークスは、妻が列車事故で亡くなったという報せを受け、悲しみに暮れる娘の元に帰国する。

そんなマークスのもとに数学者のオットーが訪ねてくる。

妻と同じ列車に乗っていたというオットーは、事故は「ライダーズ・オブ・ジャスティス」という犯罪組織が、殺人事件の重要証人を暗殺するために計画された事件だとマークスに告げる。

怒りに震えるマークスは妻の無念を晴らすため、オットーらの協力を得て復讐に身を投じる。

2020年製作/116分/PG12/デンマーク・スウェーデン・フィランド合作
原題:Retfaerdighedens ryttere
配給:クロックワークス
劇場公開日:2022年1月21日

こんな傑作が母国のアカデミー賞(ロバート賞)でノミネート止まりだと言うからデンマーク映画のレベルはすごいなと思って調べてみたら、受賞したのは「アナザーラウンド」だったというので驚きつつ深く頷きました。マッツ・ミケルセン無双。

物語は、コワモテの軍人が妻と娘の巻き込まれた列車事故にある陰謀が絡んでいたのではないかと疑うところから始まります。

その疑念を植え付けたのは、事件とはまるで無関係な理系オタクの数学者たち。

彼らの理論によれば、犯罪集団「ライダーズ・オブ・ジャスティス」の仕業であることは間違いないというのです。

という導入から暴力の連鎖が始まるのですが、この作品がユニークなのは、負の側面が大きい話にも関わらず全体がほっこりとした空気で包まれていること。

これは多分に数学者たちのでこぼこトリオぶりによるところが大きく、彼らの一挙手一投足を見ているだけで楽しい気分になってきます。

理系オタクたちとミケルセン演じる粗野な軍人との対比が自然な笑いを生み出す構成で、特に軍人の怒りを買った数学者のひとりレナート(演じるラーシュ・ブリグマンは本作でロバート賞の助演男優賞を受賞)がとる、とある回避行動。

もちろん、ただ楽しいだけではなく、作品を通底するテーマには深く考えさせられます。本筋の物語を挟むように挿入される冒頭とエンディングのエピソードを見れば、誰もが自身の人生でおきている“偶然”について想像を巡らせることでしょう。

集合体のなかで暮らす我々人間は、誰かのふとした行動によって何らかの影響を受けたり与えたりする可能性のもとに生きています。

そう書くと他人が煩わしくも思えてきますが、この作品は集合体で生きることの素晴らしさも同時に描いています。個性あふれるおかしな数学者たちの存在が、まさにこの作品の鍵になっているのです。

鑑賞後は「ライダーズ・オブ・ジャスティス」というタイトルが作品にそぐわないという気もしてきます。

ただ、物語自体が予想もつかない展開を見せ、作品全体の雰囲気もプロットからはありえないようなユーモアで包まれているなど、このちぐはぐさは全て計算づくなのかもしれません。

もっとも、この世界は計算では成り立たないよ、というのが作品のメッセージではあるのですが。

スタッフ・キャスト

  • マークス・ハンセンマッツ・ミケルセン

  • オットー・ホフマンニコライ・リー・カース

  • マチルデ・ハンセンアンドレア・ハイク・ガデベルグ

  • レナート・・ガーナー・ニルセンラーシュ・ブリグマン

  • ウルフ・エメンタールニコラス・ブロ

  • ボダシュカ・リトビネンコグスタフ・リン

  • カート・“タンデム”・オーレセンローラン・モラー

  • シリウスアルバト・ルズベク・リンハート

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冒頭に出てた赤い自転車、青い自転車も

最後の最期に、しっかり回収。

私の自転車が盗まれなければっていうマチルデの"たられば"をこうして回収するのか!

ROJ側は今回マジで単なる被害者でしかないのが

最後の最後に可哀想に思えてきた。

全然関係ないのに、元軍人のおっさんに

組織壊滅させられてるからね。

もちろん悪さ自体はしてるんだろうけど、今回の件には無関係だったワケだし

勘違いが勘違いを生み、気付いた時にはもう遅しな感じで展開された本作

エンディングを迎えても変な切なさみたいのを感じてしまった