自己肯定感が低い日本の若者

2022年12月16日 10時16分12秒 | 社会・文化・政治・経済

日本は自殺大国。

15~39歳の各世代の死因の第1位は自殺(厚生労働省「2020年版自殺対策白書」より)。

先進国(G7)の中で、15~34歳の年代で死因の1位が自殺なのは、日本だけだ。

この世代の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は日本が16.3人に対し、フランスは半分以下の7.9人、ドイツは7.5人。

なぜなのか?

自分に自信が持てないのである。

子どもは自分に価値があると自分で理解したうえ、親に認められることで、自分自身の要求として人格を磨こうとする。

その繰り返しの中で、子の肯定感は高まっていく。

教育は「褒める」ことが基本である。

「条件褒め」=「勉強できたね」「一人で留守番できて偉い!」

「無条件褒め」=「生まれてきてありがとう」「どんなあなたでも愛しているよう」など子の存在自体を褒める。

特に無条件褒めが、子の自己肯定感を高める。

「存在を認められた」と感じた子は心が強い。

「失敗しても受け入れてもらえる」という絶対的な安心があるからだ。

失敗を恐れずに多くのことに緒戦するようになり、成功体験を積み重ねる中で自分らしく輝くことができる。

すべては、子どもを「一個の人格」として尊重することから始まる。

<教育>は<共育>との思いて子育てを。


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