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競輪を統括するJKAは27日、ドーピング違反と認定された北井佑季(35=神奈川)が、S級S班から除外されることを発表した。
【写真】S級S班に追加選出される犬伏湧也 27日に実施されたS級S班選出委員会において処分が決定。
25年3月1日から3カ月のあっせん停止が決定したことによりS班から除外され、2月28日からS級1班に格付けされる。
また北井は、競走中の違反行為により6月1日から1カ月間、出場あっせんをしない処置を受けることも決定している。
これにより、4月1日から犬伏湧也がS級S班に追加選出される。
選出理由はS級S班選出委員会開催時にS級1班に在籍し、KEIRINグランプリ2024の選手選考期間における賞金獲得額上位者のうち、既にS級S班に選出されている者を除いた上位者のため。徳島から初のS級S班選手となった。
北井はドーピング検査において、禁止物質である蛋白同化男性化ステロイド薬「メタンジエノン」の代謝物が検出され、今月20日にドーピング違反と認定されていた。
競輪選手のドーピング違反について
2025年2月20日
標記について、北井佑季選手(S級S班・神奈川・119期)は、KEIRINグランプリ2024出走前日の2024年12月29日にドーピング検査対象選手に選定され検査を受けたところ、禁止物質である蛋白同化男性化ステロイド薬「メタンジエノン」の代謝物が検出されました。
つきましては、当該選手をドーピング検査において禁止物質が検出された事実によるドーピング違反と認定したことをお知らせいたします。
◆公益財団法人JKA 会長 木戸 寛 コメント
「今回、トップ選手からドーピング禁止物質が検出されましたのは誠に遺憾であり、お客さま、競輪関係者の皆さまにご迷惑とご心配をおかけする事態となりましたことをお詫び申し上げます。
今後とも皆さまのご信頼に応えるべく、選手への啓発を行い、再発防止に向け業界をあげてアンチ・ドーピングに取り組んで参ります。」
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