人類は今、核使用のリスクや切迫する気候危機に直面し、未来への<正念場>を迎えている。
私たちはとても難しい時代に生きている。
世界は「恐怖」に支配されている。
ローマクラブのカルロス・アルバレス事務局長
それは突き詰めれば「他者への恐怖」であり、<私たち>と<彼ら>を隔てる精神構造に基づくものです。
<彼ら>は信頼できないのではないか。
<私たち>を攻撃するのではないかー恐怖に駆られた人間が起こす行動は、破壊的なものであることを私たちは知っていいます。
しかし、技術が高度に洗練された時代にあって<彼ら>破壊しようとすることは、<私たち>野生存も脅かす自殺行為を意味します。
文明が進んだ結果、恐怖に支配された人類は、とても文明的とは言えない暴力行為を繰り返しています。
しかし、ドイツnの詩人ヘルダーリンが<危機のあるところ、救う力もた生まれる>と言ったように、難局に立ち向かう私たちの前には、希望への道をまた開かれるます。
困難な時代にあるからこそ、希望のメッセージを発信していく責務があると―そう強く感じています。
核兵器の問題も、気候危機も、解決の一歩は一人一人の人間革命から始まると私自身も確信しています。
人間革命の哲学は、新たな枠組みや思考へと目を開かせ、世界を見つめる新たな視点を提供してくえるものです。
そうすることで、私たちの周りで追いこることに、新たな意味を見いだされていくのです。
今日の地球的課題は、私たち自身が生み出したものです。
そのことを深く学び、自分自身の意識を変え、具体的に対応しようとすり中にこそ希望がある。
地球的課題に取り組むために、世代を超えて一緒ににつくり上げていく。
それは対話であり、相互学習のプロセッサでもあります。
「一人一人の人間には、これまで眠ったまま放置されてきた、しかし、この悪化しつつある人類の状態を是正するために発揮し、活用するこtpのできる資質や能力が、本然的に備わっているのであす」ローマクラブの創設者アウレリオ・ペッチェイ博士
私は、このペッチェイ博士の言葉それ自体に、大きな希望を感じるのです。
一人一人の人間性に信頼を置いていまいた。
それが、今なお私たちの心を打つのでづ。
人々の可能性に懸けていく。ローマクラブに、それが活動の根底にあります。
人間革命とは、世界中の誰もが実践しうるこのなのです。
それが人間革命の<魔法>です。
「限界なき学習」から「限界なき希望」が生まれるのです。
悲惨な出来事が続くこの世界にあってもなお、私たちは、誰もが周囲を思いやることがでいましす。
人間の可能性を信じ抜き、決して手放さない。
それは、大きな希望の源となっていくはずです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます