家人の姪の二人の娘たちも成人した。
「おばあちゃ、どこへいったんだろうね?」
「どこへいったんだろうね。もどってくるよね」
家人の兄である実家の長男の妻が亡くなった通夜の席で、姪の二人の娘が顔を見合わせて呟いていた。
当方にとって義理の姉は50代の若さでのがん闘病の末の死であった。
当方は、あの時の姪の娘二人には幼児の時に会った切りでその後は一度も出会う機会がなかった。
現在、大学院に在学して1級建築士を目指している姪の娘に家人はお年玉を添えてエールを送る。
もう一人の娘はバレエを子どのころから成人した今も続けていて、家人は毎年の発表会へ観に行き「お小遣い」をあげている。
また、家人はピアノを続けている甥の発表会にも行き小遣いをやっている。
現在の甥は一流企業の課長の立場。
それでも、家人にとって、甥も姪もまだ可愛いままの存在なのだろう。
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