日曜日にFC岐阜vsカターレ富山を見に行く前に母と食事会をしました。ブログでも紹介したしゃもじというお店です。そこでスマホの地図(グーグルマップ)をいじっていたら、この店の近くに夕べが池があることがわかりました。
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夕べが池は郷土の昔話絵本によく登場する伝説の池のことです。岐阜県のサイトから引用しますと
『その昔、この池は股まで埋まる沼地であった。ある年、作男が「明日は股までつかってこの沼地に田植えをしなければならないとはいやなことだ。田植えしなくていいように池にでもなってしまえばいいのに・・・。」と独りごとをつぶやいて、苗をおいて家に帰った。翌朝再び沼地に来てみると、驚いたことに昨日までは沼地だったところには水があふれ、すっかり池になってしまっていました。それからこの池は、夕べのうちにできた池ということで、「夕べが池」と呼ばれるようになったそうです。』
ということで、昔からその名前だけは知っていましたが、正確な場所を知らなかったので行ったことがありませんでした。そこで食事後の腹ごなしに行ってみることにしました。池は自然公園になっていて、釣り人がいっぱいいて釣り堀みたいでした。
池の中にはコイとかフナとかがいるようです。しかし水面にプカプカ浮いていたのはカメでした。よく見るとミドリガメです。首の横にどぎついラインが入ったやつ。やっぱこういう身近で長閑な所に捨てられるんですね。
池の真ん中に写真のような橋がかけられていました。竜宮城か神社にあるような擬宝珠(ぎぼし)が付いた橋です。
橋のたもとにある案内板に夕べが池の伝説が書いてありました(画像をクリックすると大きくなります)。
1番目は岐阜県のサイトにも載っている一般的なものです。しかし『池田山まで一面池になっていた』とは驚きです。おおっ、いま初めて気が付きました。池田山という名前が既に夕べが池から付けられたようなネーミングじゃないですか!書いててビックリしました。
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この事に較べたら、後の3つは取って付けたような話です。2は「金の斧」の類型ですし、3は「バベルの塔」に似てるし、4は「牛に引かれて善光寺参り」ですもの。
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