情報発信

テレビを見て感じたことなので、誤解があるかもしれませんが、
福島原発事故の情報発信で、政府からの情報は遅いし、
何かを隠しているような感じがします。
多分、発表内容についてすべて総理大臣の決裁を得るために、
時間がかかっているのではないでしょうか？

一方で、福島県は被害者に近い立場なので、原発の情報発信は早く、
かつストレートな感じです。
知事の決断、または、権限委譲がはっきりしてるし、できているのでしょう。


福島第一原発２号機のトラブルで、ポンプ車の燃料切れという
発表は政府からなく、福島県からだったと思います。
政府は当事者能力を失ってしまったのではないでしょうか？？？

大問題です。。。。

日本人の底力を示す時

東京電力で計画停電が始まります。
13日の夜は、アクセス集中で東電のホームページにアクセスできませんでしたが、
４時過ぎの現在はさすがにアクセスできます。


多分、計画停電の対象になっている地域から、「なぜ電気を止めるんだ！」と
東電にクレームを言う人が多数出てくるでしょう。
東電のコールセンターは、オーバーフローで繋がらないと思います。


計画停電の範囲外でも極力電気の利用を控えて、一人ひとりが震災で困っている現地の人を思い、
少しでも良いので協力していきたいものです。
「ハチドリのひとしずく」※です。

※
森が燃えていました
森の生きものたちは われ先にと逃げていきました
でもクリキンディという名の
ハチドリだけは いったりきたり
口ばしで水のしずくを一滴ずつ運んでは
火の上に落としていきます
動物たちがそれを見て
「そんなことをして いったい何になるんだ」
といって笑います
クリキンディはこう答えました
「私は、私にできることをしているだけ」

出典・「ハチドリのひとしずく」　光文社刊


特に、京都議定書で二酸化炭素の削減目標を決めて、産業用は削減できていますが、
家庭用と業務用が逆に増えてしまっています。
不要不急の贅沢のための電気の利用を我慢しましょう。


例えば、温水洗浄便座（ウォッシュレット、シャワートイレ）の普及で原発３基分の電気が増えているそうです。
被災地の人たちはウォッシュレットどころか、電気そのものが来てないし、水も供給されていません。
昔は、温水洗浄トイレなど無かったのです。
お尻を洗わなくたって良いじゃないですか。スイッチを切ってみたらいかがでしょう。
ハチドリのひとしずくです。

暖房も控えましょう。ネオンサインなどの広告やライトアップを止めましょう。


計画停電は、４月いっぱいまでどころか、規模は縮小しつつもずっと続くでしょうし、
夏場のクーラーの次期はもっと規模を拡大することになるでしょう。


「私一人だけ頑張ったって。。。。」なんて思わず、
ハチドリのひとしずく作戦で、日本人の底力を示しましょう。


【関西電力ホームページから一部抜粋】
○当社はお客さまへの安定供給を維持した上で、11日夕方から、電力各社と協力しながら
　最大限可能な範囲で電気の融通を行っております。［注］

○平素より皆さまには省エネ・節電にご協力を頂いておりますが、今のところ、
　お客さまに更なる特別な節電をお願いするような状況にはございません。

［注］東日本と西日本では、電気の周波数が違います。従って、関西電力の電気を
　　　東日本に送るには、周波数を変換しないといけません。この周波数変換施設
　　　の容量には上限があります。

☆赤字の部分ですが、これって、「関電管内では、節電しないでどんどん電気を使ってください。」って
　言っているようにみえるのは、私だけなのでしょうか？？？
　ちなみに、中国電力のホームページでは、関電の赤字部分の表現はありません。
　四国電力、九州電力でも、赤字のような表現はありません。