KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

セリーグの首脳は供給側の論理

2011年03月25日 | 世の中あれこれ
今や、マーケティングの世界は、インターネットの普及とともに
「供給側の論理」が通じなくなっています。
このことは、もう10年以上も前から一般的になっている概念です。

しかし、プロ野球セリーグの経営者側はそんな世の中の変化が全然見えていないようです。
長い間、読売ジャイアンツに頼って運営してきた「ジャイアンツ商法」の弊害でしょう。
これは、奈良県の観光業界が大仏見物に頼った「大仏商法」と通じるものがあります。
やばいですよ、セリーグさん!!

セリーグ6球団の中で、25日開幕から29日にわずか4日しかずらさない決定を下した時、
唯一、パリーグと時期を合わせるべきと主張していたはずのヤクルトの代表が。。。。



【以下は報知新聞の記事からコピー】

会見で、セ・リーグの新(あたらし)理事長(ヤクルト球団常務)は
「監督官庁の指導で決めていった。選手会の気持ちをくみ、開幕を4月12日とします。
早く開幕日を決めてあげないと選手のコンディションのことがあるので4月12日にした」
と話した。


目を疑いました。
本来なら、「選手会の気持ちをくみ」でなく、被災者や国民の皆様の気持ちをくみ
ではないのでしょうか。。。。



一番の癌である人のご発言。。。。

巨人の清武英利球団代表は、開幕延期について
「ベストでもベターでもないが、唯一これが選手の気持ちとか、
政府の指導、要請に沿うとなれば、その道をとるべき。
選手会は日程が12月にずれ込んでも協力すると約束してくれた。
これは今までなかったこと。その覚悟があるなら応えよう」

と話した。

この人は、被災者やファンの気持ちなど全然気にしてない感じです。
選手たちはパートナーでなく、「使用人」という感覚ですね! (-_-メ)


プロ野球オーナーの中で、少しほっとしたのが、以下のコメント。

日本ハム・大社啓二オーナー
  「選手会に限らず、社会がプロ野球に期待していたので、
   そこに落ち着いて良かった。賢明な判断をされたと思う」



常にお客さまの声を聞いている現場が正しい判断をするのは、
経済界やプロ野球でも同じでしょう。

日本プロ野球選手会・新井貴浩会長
「大変大きな決断をしていただき、感謝しています。
144試合とクライマックスシリーズ、日本シリーズを必ずやりとげます。
真剣に野球をする姿で、被災者の方々を少しでも勇気づけられるようにしたい

ヤクルト・宮本慎也選手(前プロ野球選手会長)
「いろいろな経緯があったけれど、プロ野球界が一体となって頑張っていきたい。
僕らはいいプレーを見せるだけ。野球をやらせていただけることに感謝しながらやりたい


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