食品や水道の放射能検査

日本では余り報道されていないが、ヨーロッパや、中国、韓国などのアジアで
日本からの輸入食品の放射能検査を始めています。

・グーグルニュース検索「食品　放射能検査」
・グーグルニュース検索「水道　放射能検査」

ようやく、17日になって厚生労働省は、通達を出しました。
・食品・飲料水などを６項目に分け、ヨウ素やセシウムなどの出荷制限する汚染基準値を暫定的に定めた
・放射能汚染の基準値を超える飲料水や生鮮食品を出荷させない都道府県に通知
・通知を受け、各都道府県、保健所を設置している市、東京２３区が対象品目のサンプル検査を実施
・放射性物質が基準値以上であれば、食品衛生法に基づき生産者による出荷を差し止め

あまりにも、遅いと思います。


無用の混乱を避けるというマスコミの配慮が働いているとしたら少々嫌らしい。
そのようなことをすると、変な憶測が生まれ、それが流言飛語などに拡大する恐れがある。
逆に、きちんと安全レベルを測定し、その検査結果を正しく報道し続けることで、
混乱が起こらないことになるのではないでしょうか？

【参考】
「食品　放射能検査」：グーグルブログ検索結果

「東日本大震災」と「東北関東大震災」

気象庁はこのたびの地震を 『東北地方太平洋沖地震』 と命名しましたが、
マスコミ報道では、ＮＨＫが「東北関東大震災」と放送し、時事通信社や共同通信加盟の各社は
「東日本大震災」。読売新聞、日本経済新聞、テレビ朝日は「東日本巨大地震」と報道しています。

１９９５年の阪神淡路大震災でも、気象庁は「兵庫県南部地震」と命名しましたが、
マスコミ各社は、毎日新聞が「阪神大震災」と呼び始め、他の報道機関がこれに追随しつつ、
朝日新聞や日刊スポーツでは「関西大震災」、読売テレビでは「関西大地震」と呼称し、
様々な呼び名が入り混じっていました。
その後、政府が統一的な名称が必要とし、淡路島地区の被害も大きかったことにより、
災害名を「阪神・淡路大震災」と呼称する事が2月14日の閣議によって決まりました。


その先例と同じように、その内、統一されることになると思いますが、
できるだけ早い方が良いと思います。

ググッてみると、
「東日本大震災」 約２０１０万件
「東北関東大震災」 約１５４０万件
「東日本巨大地震」 約４３万件
と「東日本大震災」の方が多いですね。


阪神淡路大震災の時が１ヵ月後の２月２４日に、
「阪神・淡路大震災復興の基本方針及び組織に関する法律」が
制定（即日施行）された時から正式名称になったので、
今回も１ヵ月後になるのかもしれません。