KOfyの「倍行く」人生

バイクで人生を“2倍”楽しみたい。勝手気ままな日記代わりの備忘録。

放射能問題での政府発表とその報道

2011年03月20日 | 世の中あれこれ
食品や水道の放射能検査の記事を3月18日に書きましたが、
翌19日に基準を超える放射能に汚染された牛乳とホウレン草が見つかりました。

私は、風評被害が起きるのを防いで欲しいと思っていますが、
報道や政府の発表に関して問題が無いことを願っています。

朝日新聞によると、枝野官房長官は、以下の説明をしました。
日本人の平均的な年間摂取量で、検出された放射性物質濃度の牛乳を
 1年間飲んだ場合でも被曝量は胸部CTスキャン1回分程度
・ホウレンソウも同様の想定で被曝量は胸部CTスキャン1回分の5分の1程度
・ただちに健康に影響を及ぼす数値ではないということを十分ご理解いただき、
 冷静な対応をお願いしたい。


民主党政権は、分かりやすさを考えるがために、正しく発表していないことが疑われます。
例えば、上記の枝野官房長官の「日本人の平均的な年間摂取量」という表現ですが、
年間摂取量を「全日本人」で割った数値をもって「平均的」としているのなら、
間違った伝達になります。何故なら、私のように殆ど牛乳を飲まない人も分母に入り、
平均値が極端に少なくなるからです。

正しい表現は、「200ccの牛乳を1年間毎日飲み続けたら・・・・」という具合に、
定量的絶対的な数値で発表し、報道すべきでしょう。


政府側に恣意的な発表意図があるのなら、それと見抜いてしっかりと確認報道するのが
マスコミの立場です。政府の発表をそのまま流すのなら、ニコニコ動画で垂れ流しした方がましです。
マスコミの記者がその場で、しっかりと確認(質問)して、正しい情報を流してくれることを願います。


ところで、アメリカを中心に「Fukushima 50」と称して、福島原発に従事する
作業員を絶賛している。放射能の被ばくの危険を顧みず、日本のために頑張ってくれている。
日本の報道は、政府、東電、通産省の対応のまずさや放射能の発生量や放水量などの
報道に終始しているが、我が国ニッポンのために、わが身を考えずに懸命に頑張ってくれている
50名だけでない現場の作業員にもっとスポットを当て、応援すべきです。

「この映像は30Km以上離れたところから撮影しています」と逃げ回っている報道は情けない。

■「Fukushima 50」、「フクシマ50」関連情報
Fukushima 50 - Wikipedia
フクシマ50 - Google ニュース検索結果
YouTube - Fukushima50検索結果

放射能の許容年間被曝量が決められています。
作業員の交代がきちんとされることを願っています。
ヒーローにして、作業員の家族を不幸に貶めることのない事を願っています。

長期戦になれば、全国の電力会社で原発の作業が出来る人たちが交代で
応援勤務することになると思いますが、「許容年間被曝量」の関係で、
その人員もいなくなることの無いように願うばかりです。


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助平根性と優しさ・思いやり

2011年03月20日 | 世の中あれこれ
東日本大震災の時間が経過するとともに、人としての「生きざま」、「哲学」が目立ってきます。

最近、震災関連でマイナスに思うときに感じるのが、「助平根性」です。
ここでの「助平根性」は、欲張ってあれこれ考え、素直な決断が出来ない心。ということで、
エッチな気持ちのことでは無いです。(^_^;)
エッチの助平心ならば、異性に対する素直な気持ちなので問題は無いですよね♪(^^)v


今回目立つのは、企業や団体、政府などのいわゆる強い立場の「助平根性」です。
一方で、被災者や市民など弱い立場の皆さんは、「優しさ」、「思いやり」、「絆」が強まっています。



■助平根性を感じる事象

1.福島原発問題

(1)微量でも放射能を漏らすと、原発の安全神話が崩れると思い、
   圧力容器の圧力を下げるための蒸気放出の決断が遅れ、高圧のために注水が出来なかった。

(2)40年も使用した原子炉にもかかわらず、再利用したいと思い、
   再利用できなくなる海水投入の決断が遅れた。

(3)トップ企業というプライドのために、他所からの技術援助などを断り、
   初期の早い段階での打つべき手段の選択肢が限定的になってしまった。

2.政府の対応

(4)阪神大震災の時、村山総理の対応が鈍かったという批判の二の舞を避けるために、
   菅総理は災害発生の翌朝に自衛隊のヘリコプターで福島原発に飛ぶパフォーマンスを演じた。
   そのために、東電の副社長がわざわざ現地で対応し、現場もその説明資料作成など余分の労力を費やした。

(5)計画停電で、啓蒙担当の連坊大臣や辻本首相補佐官の任命、自民党谷垣代表の復興担当大臣就任要請、
   その他大臣の定員増を考えるなど、色々やっているというパフォーマンスを演じている。
   船頭ばかり増やすより、専門家を集めて検討させるなり、リーダーシップが大事なんですが。。。

3.計画停電

(6)影響範囲が多く、情報電卓範囲が広範囲の場合、情報は早く決めてぶれないことが大事です。
   ところが、停電の範囲を小さくしたい、電気のイメージダウンを避けたいという助平根性で
   停電の決定が直前になり、混乱を多くしています。

4.プロ野球セリーグの開幕

(7)パリーグは震災や計画停電を考慮し、4月12日間幕にずらしましたが、セリーグは3月25日に
   予定通り行うことにしたが、世論の批判でわずか4日ずらした29日開幕としました。
   わずか4日で世論が許すと判断しているのが甘いし、相談を受けた文科省(民主党)もOKしているので、
   セリーグだけでなく、文科省、民主党も世の中が見えてないことになります。
   売上げを減らしたくないという助平根性が許されるのかなぁ?

5.旧公共広告機構(ジャパンAC)のコマーシャル

(8)繰り返されるACのコマーシャルは、CMの収益確保の助平根性です。
  テレビ局や広告代理店はスポンサー企業に返金しない免罪符としてあのCMを流していますが、
  被災地への義援金に一部を回しますと各スポンサーに話し、協力するスポンサー名を
  ACのホームページに掲載したら、拍手喝采なのではないでしょうか?
  CMで、「心遣い」「思いやり」と言っているんだから、目に見えるようにしてくださいね♪

その他、いっぱいありますが、気が重くなるのでこの辺にしておきます。


一方で、市民サイドでも一部の人が、ガソリン、電池、懐中電灯、ラジオ、米、トイレットペーパーなどを
買いだめしているようです。これも、自分さえよければという「助平根性」ですよ。
思いやり、優しさで絆を深めていきましょうよ。


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避難所とペット

2011年03月20日 | 世の中あれこれ
ペットを飼っている人は、わが子のようにペットと付き合っています。
従って、被災して避難所に行く場合には、当然ペットを連れて行きます。

一方で、アレルギーや動物嫌いでペットと同じ空間にいるだけでも
我慢が出来ない人もいます。

そのように多彩な人が集まるのが避難所です。
阪神大震災のときのも避難所でペット絡みで様々なトラブルが発生しました。
皆が、生きるために頑張る時に、できるだけ心をひとつにして生き延びるために
トラブルが起きないように事前にしっかりと地域で話し合いをし、
ルールを決めておくことが大事だと思います。

防災訓練で地域の人たちが集まった時に、話し合いを行っておき、
いざという時に地域の皆で支えあえるようにしたいものです。

ネットで調べると、参考になる情報が色々あります。
良くできていると思われるのが、茅ヶ崎の方々がまとめたマニュアルでしょう。

「避難所でのペットの受け入れについて」茅ヶ崎・寒川動物愛護協議会:平成18年10月


その他、色んな情報がありました。

東日本大震災の「【save pets】 被災した動物・ペットたちの情報」

googleブログ検索「避難所 ペット」

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