ダークな色合いの中進行するクリスマスのホームズ兄弟物語。
<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。
MH: (電話) Oh dear Lord, we’re not going to have Christmas phone calls now,we? Have they passed a new law?
おやおや、何てことだ、我々はクリスマスの電話を今かけているわけではないだろうな?(=まさか、この電話はクリスマスの挨拶じゃないだろうな?)新しい法律でも(議会を)通過したのか?
SH:I think you’re going to find Irene Adler tonight.
あんたらはアイリーンアドラーを今夜発見することになると思う。
MH:We already know where she is. As you were kind enough to point out, it hardly matters.
我々は、彼女がどこにいるか知っている。親切なご指摘ありがたいが、それはほとんど問題ではないのだ。
このasは、どういう意味?逆接ですよね?
SH:No, I mean you’re going to find her dead.
いや。僕が言いたいのは、あんたたちは彼女を死体で発見するだろうということだ。
JW:You OK?
大丈夫か?
SH:Yes.
ああ。(ばたんとドアを閉める)
(バーツのモルグ)
MH:The only one who fitted the description. Had her brought her here, your home from home.
その描写にぴったり一致するただ一人だ。彼女を手に入れ、ここへ運んだ。お前の第二の家にね。
home from home:家じゃないけど家みたいなところ。第二の家。
SH:You didn’t need to come in, Molly.
出勤しなくてよかったのに、モリー。
MOLLY: It’s OK, everyone else was busy with…Christmas. The face is a bit sort of bashed-up, so it might be a bit difficult.
大丈夫。他の人はみんな忙しいから・・・クリスマスで。顔が少しなんというか、つぶされてて、だから多分ちょっと難しいんじゃないかしら。
※a bit sort of はちょっといいにくいことを言ってる感じかなと思ったのですが。
MH:That’s her, isn’t it?
彼女だ。ちがうか?
SH:Show me the rest of her. That’s her.
彼女の残りの部分も見せてくれ。彼女だ。
MH:Thank you, Miss Hooper.
ありがとう。フーパーさん。
MOLLY: Who is she? How did Sherlock recognise her from not her face?
彼女は誰?どうしてシャーロックは彼女だと分かったの?顔もみないで。
(にっこりするだけのマイクロフト)
ぎゃー!ここ好き!
MH:Just the one.
1本だけ。
SH:Why?
なぜ?
MH:Merry Christmas.
メリークリスマス。
SH:Smoking indoors, isn’t one of those… one of those law things?
屋内での喫煙は、あれじゃなかったか・・・確か法律かなんかで?
MH:We’re in a morgue. There’s only so much damage you can do. How did you know she was dead?
我々はモルグにいる。与えられるダメージには限りがある(=被害はせいぜいその程度だ)なぜ彼女が死んでいると分かった?
only so much:限りがある、たかだかその程度
SH:She had an item in her possession, one she said her life depended on. She chose to give it up.
彼女は所有物の中にあるアイテムを持っていた。彼女はそのアイテムに彼女の命がかかっていると言っていた。彼女はそれを手放す選択をした。
possession:占有、財産、所有
MH:Where is this item now?
このアイテムは今どこにある?
SH:Look at them, they all care so much. Do you ever wonder if there’s something wrong with us?
彼らを見ろよ。彼らはみなとても心配している。考えたことがあるか?ぼくらはどこかおかしいかもしれないって。
MH:All lives end, all hearts are broken. Caring is not an advantage, Sherlock.
全ての生命は終わり、全てのハートは壊れる。心配はアドバンテージにはならないものだ、シャーロック。
SH:This is low tar.
これは低タールだ。
MH:Well, you barely knew her.
それに、お前は彼女のことをほとんど知らなかった。
SH:Huh. Merry Christmas,Mycroft.
ふー、メリークリスマス、マイクロフト。
MH:And a Happy New Year. (電話) He’s on his way. Have you found anything?
よい年を。(電話)彼はそっちへ向かった。何か見つけたか?
JW:No. Did he take the cigarette?
いいや。彼はタバコを吸いましたか?
MH:Yes.
ああ。
JW:Shit! He’s coming, ten minutes.
くそっ!ヤツが戻ってくる、後10分だ。
MRS HUDSON: There’s nothing in the bedroom.
寝室には何もないわ。
JW:Well, it looks like he’s clean. We’ve tried all the usual places. Are you sure tonight’s a danger night?
で、彼はどうやらシロみたいですよ。ふつうのところは全部確認しました。ほんとに今夜が危ないと思っているんですか?
MH:No, but then I never am. You have to stay with him, John.
いいや。とはいえ、確信はないのだ。彼についていなくてはならないよ、ジョン。
but then:だが一方では、
JW:I’ve got plans.
予定がある。
MH:No.
ダメだ。
JW:Mycroft… I am really sorry.
マイクロフト・・・(電話切れてる)ほんっとにゴメン。
JEANETTE: You know my friends are so wrong about you.
ねえ、私の友達はあなたのことすごく誤解してる。
JW:Hmm?
ん?
JEANETTE: You’re a great boyfriend.
あなたは素晴らしいボーイフレンド。
JW:OK, that’s good. I mean, I always thought I was great…
そう。それはよかった。つまり、オレはいつもそんな風ならいいと思って・・・
JEANETTE: And Sherlock Holmes is a very lucky man.
そして、シャーロックホームズは、すっごくラッキーな人ね。
JW:Oh, Jeanette, please.
ジャネット、よしてくれよ。
JEANETTE: No, I mean it. It’s heart-warming. You’ll do anything for him. And he can’t even tell your girlfriends apart!
イヤ、でもそうだもの。それって心温まる話よね。あなたは彼のためなら何でもする。そして彼はあなたのガールフレンドの見分けすらつかないの!
téll…apárt:〈二者を〉区別する.
JW:No, I’ll do anything for you, just tell me what it is I’m not doing, tell me!
違うよ。俺は君のためなら何だってやる、言ってくれるだけでいい、俺が何をやってないかを。言ってくれ!
JEANETTE: Don’t make me compete with Sherlock Holmes!
私をシャーロックホームズと競わせないでよ!
JW:I’ll walk your dog for you. There, I’ve said it now, I’ll even walk your dog.
君のために君の犬の散歩をするよ。ほら、今言っただろ。犬の散歩でもやるよ。
JEANETTE: I don’t have a dog!
犬なんて飼ってない!
JW:No, because that was the last one. OK.
そうだ。なぜなら、それは前の彼女だったから。わかった。
JEANETTE: Jesus!
ほんとにもう!
JW:I’ll call you.
電話するよ。
JEANETTE: No!
イヤ!
JW:OK.
分かった。
MRS HUDSON: That wasn’t very good, was it?
あれは、あまりよくはなかったわね。そうじゃない?
(シャーロック帰宅)
JW:Oh, hi. You OK?
ああ、やあ、大丈夫?
SH:Hope you didn’t mess up with my sock index this time.
君たちがぼくの靴下のインデックスをめちゃくちゃにしてないことを願うよ。今回は。
※この靴下のくだり、クリスマスの出来事だったからクリスマスの靴下のことかと思ったんです。片方さげておくから単数形なのかと。
でもそうじゃないみたいですね。
<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。
MH: (電話) Oh dear Lord, we’re not going to have Christmas phone calls now,we? Have they passed a new law?
おやおや、何てことだ、我々はクリスマスの電話を今かけているわけではないだろうな?(=まさか、この電話はクリスマスの挨拶じゃないだろうな?)新しい法律でも(議会を)通過したのか?
SH:I think you’re going to find Irene Adler tonight.
あんたらはアイリーンアドラーを今夜発見することになると思う。
MH:We already know where she is. As you were kind enough to point out, it hardly matters.
我々は、彼女がどこにいるか知っている。親切なご指摘ありがたいが、それはほとんど問題ではないのだ。
このasは、どういう意味?逆接ですよね?
SH:No, I mean you’re going to find her dead.
いや。僕が言いたいのは、あんたたちは彼女を死体で発見するだろうということだ。
JW:You OK?
大丈夫か?
SH:Yes.
ああ。(ばたんとドアを閉める)
(バーツのモルグ)
MH:The only one who fitted the description. Had her brought her here, your home from home.
その描写にぴったり一致するただ一人だ。彼女を手に入れ、ここへ運んだ。お前の第二の家にね。
home from home:家じゃないけど家みたいなところ。第二の家。
SH:You didn’t need to come in, Molly.
出勤しなくてよかったのに、モリー。
MOLLY: It’s OK, everyone else was busy with…Christmas. The face is a bit sort of bashed-up, so it might be a bit difficult.
大丈夫。他の人はみんな忙しいから・・・クリスマスで。顔が少しなんというか、つぶされてて、だから多分ちょっと難しいんじゃないかしら。
※a bit sort of はちょっといいにくいことを言ってる感じかなと思ったのですが。
MH:That’s her, isn’t it?
彼女だ。ちがうか?
SH:Show me the rest of her. That’s her.
彼女の残りの部分も見せてくれ。彼女だ。
MH:Thank you, Miss Hooper.
ありがとう。フーパーさん。
MOLLY: Who is she? How did Sherlock recognise her from not her face?
彼女は誰?どうしてシャーロックは彼女だと分かったの?顔もみないで。
(にっこりするだけのマイクロフト)
ぎゃー!ここ好き!
MH:Just the one.
1本だけ。
SH:Why?
なぜ?
MH:Merry Christmas.
メリークリスマス。
SH:Smoking indoors, isn’t one of those… one of those law things?
屋内での喫煙は、あれじゃなかったか・・・確か法律かなんかで?
MH:We’re in a morgue. There’s only so much damage you can do. How did you know she was dead?
我々はモルグにいる。与えられるダメージには限りがある(=被害はせいぜいその程度だ)なぜ彼女が死んでいると分かった?
only so much:限りがある、たかだかその程度
SH:She had an item in her possession, one she said her life depended on. She chose to give it up.
彼女は所有物の中にあるアイテムを持っていた。彼女はそのアイテムに彼女の命がかかっていると言っていた。彼女はそれを手放す選択をした。
possession:占有、財産、所有
MH:Where is this item now?
このアイテムは今どこにある?
SH:Look at them, they all care so much. Do you ever wonder if there’s something wrong with us?
彼らを見ろよ。彼らはみなとても心配している。考えたことがあるか?ぼくらはどこかおかしいかもしれないって。
MH:All lives end, all hearts are broken. Caring is not an advantage, Sherlock.
全ての生命は終わり、全てのハートは壊れる。心配はアドバンテージにはならないものだ、シャーロック。
SH:This is low tar.
これは低タールだ。
MH:Well, you barely knew her.
それに、お前は彼女のことをほとんど知らなかった。
SH:Huh. Merry Christmas,Mycroft.
ふー、メリークリスマス、マイクロフト。
MH:And a Happy New Year. (電話) He’s on his way. Have you found anything?
よい年を。(電話)彼はそっちへ向かった。何か見つけたか?
JW:No. Did he take the cigarette?
いいや。彼はタバコを吸いましたか?
MH:Yes.
ああ。
JW:Shit! He’s coming, ten minutes.
くそっ!ヤツが戻ってくる、後10分だ。
MRS HUDSON: There’s nothing in the bedroom.
寝室には何もないわ。
JW:Well, it looks like he’s clean. We’ve tried all the usual places. Are you sure tonight’s a danger night?
で、彼はどうやらシロみたいですよ。ふつうのところは全部確認しました。ほんとに今夜が危ないと思っているんですか?
MH:No, but then I never am. You have to stay with him, John.
いいや。とはいえ、確信はないのだ。彼についていなくてはならないよ、ジョン。
but then:だが一方では、
JW:I’ve got plans.
予定がある。
MH:No.
ダメだ。
JW:Mycroft… I am really sorry.
マイクロフト・・・(電話切れてる)ほんっとにゴメン。
JEANETTE: You know my friends are so wrong about you.
ねえ、私の友達はあなたのことすごく誤解してる。
JW:Hmm?
ん?
JEANETTE: You’re a great boyfriend.
あなたは素晴らしいボーイフレンド。
JW:OK, that’s good. I mean, I always thought I was great…
そう。それはよかった。つまり、オレはいつもそんな風ならいいと思って・・・
JEANETTE: And Sherlock Holmes is a very lucky man.
そして、シャーロックホームズは、すっごくラッキーな人ね。
JW:Oh, Jeanette, please.
ジャネット、よしてくれよ。
JEANETTE: No, I mean it. It’s heart-warming. You’ll do anything for him. And he can’t even tell your girlfriends apart!
イヤ、でもそうだもの。それって心温まる話よね。あなたは彼のためなら何でもする。そして彼はあなたのガールフレンドの見分けすらつかないの!
téll…apárt:〈二者を〉区別する.
JW:No, I’ll do anything for you, just tell me what it is I’m not doing, tell me!
違うよ。俺は君のためなら何だってやる、言ってくれるだけでいい、俺が何をやってないかを。言ってくれ!
JEANETTE: Don’t make me compete with Sherlock Holmes!
私をシャーロックホームズと競わせないでよ!
JW:I’ll walk your dog for you. There, I’ve said it now, I’ll even walk your dog.
君のために君の犬の散歩をするよ。ほら、今言っただろ。犬の散歩でもやるよ。
JEANETTE: I don’t have a dog!
犬なんて飼ってない!
JW:No, because that was the last one. OK.
そうだ。なぜなら、それは前の彼女だったから。わかった。
JEANETTE: Jesus!
ほんとにもう!
JW:I’ll call you.
電話するよ。
JEANETTE: No!
イヤ!
JW:OK.
分かった。
MRS HUDSON: That wasn’t very good, was it?
あれは、あまりよくはなかったわね。そうじゃない?
(シャーロック帰宅)
JW:Oh, hi. You OK?
ああ、やあ、大丈夫?
SH:Hope you didn’t mess up with my sock index this time.
君たちがぼくの靴下のインデックスをめちゃくちゃにしてないことを願うよ。今回は。
※この靴下のくだり、クリスマスの出来事だったからクリスマスの靴下のことかと思ったんです。片方さげておくから単数形なのかと。
でもそうじゃないみたいですね。