発電所のシーンです。
この発電所「POWER COMPLEX」ですが、実際の発電所の意味と、権力コンプレックスという意味がかけてあるとか。なるほどなるほど。通常発電所を表す英語はpower stationとかでしょうけど、complexとすると、複合施設って感じになるのかな?
<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。
テキストはひよりさんのサイトから拝借しています。ありがとうございます。
http://hiyori24sherlock.web.fc2.com/
Mrs.H:Lovely tune, Sherlock. Haven’t heard that one before.
ステキな曲ね、シャーロック。前には聞いたことない曲だわ。
JW:You composing?
作曲してるのか?
SH:Helps me to think.
思考の助けになる。
JW:What are you thinking about?
何を思考している?
SH:The count on your blog is still stuck at 1,895.
君のブログのカウンターはまだ、1985のまんまだ。
JW:Yes. Faulty, can’t seem to fix it.
ああ、故障だ、直せそうにない。
Faulty:故障の
SH:Faulty or you’ve been hacked and it’s a message. Just faulty.
故障か、あるいはハッキングされてて、それはメッセージということもある。(キーコードを打ち込む)ただの故障だ。
JW:Right. Right. Well, I’m going out for a bit.
じゃ、さてと、ちょっと出かけてくるよ。
JW:Listen, has he ever had any kind of girlfriend, boyfriend, a relationship, ever?
ねえ、今まで彼にだれか彼女とか彼氏とか、そういう関係の人はいなかった?
Mrs.H:I don’t know.
知らないわ。
JW:How can we not know?
なぜ我々が知らないなんてことがあるんだ?
Mrs.H:He’s Sherlock. How will we ever know what goes on in that funny old head?
彼はシャーロックよ。何で私達があのおかしな頭の中で何が起きているかなんてわかるのよ。
JW:Right. See you.
たしかに。じゃ、また。
WOMAN:John.
ジョン
JW:Yeah? Hello. Hello.
はい?ああ、こんにちは。
WOMAN: So, any plans for a New Year tonight?
で、なにか新年の予定はあるのかしら、今夜?
JW:Um, uh, nothing fixed. Nothing I couldn’t heartlessly abandon. You have any ideas?
ええと・・何も決まってない。つれなく冷淡に中止にすることが出来ないというようなことは何もない。君には何か計画があるのかな?
WOMAN: One.
ひとつ。
JW:You know, Mycroft could just phone me, if he didn’t have this bloody stupid power complex.
ねえ、マイクロフトは電話すればいいんじゃないかな。もし、彼がこのバカバカしいパワーコンプレックスを持ってないならね。
JW:Couldn’t we just go to a cafe? Sherlock doesn’t follow me everywhere.
カフェに行くとかできないのか?シャーロックは別に俺の後をどこにでもついてくるってわけじゃないんだし。
WOMAN:Through there. (電話) He’s on his way. You were right, he thinks it’s Mycroft.
あちらへ。(電話)彼はそちらへ向かいました。あなたは正しかった。彼はマイクロフトだと思ってます。
JW:He’s writing sad music. Doesn’t eat. Barely talks, only to correct the television. I’d say he was heartbroken but, uh, well, he’s Sherlock. He does all that anyway…
ヤツは悲しい曲を書いている。食べず。ほとんど話もせずに、テレビの間違いを正してるだけ。彼は失恋したということも出来るが、でも、まあ、ヤツはシャーロックだからな。ヤツのやることは全てとにかく・・・
IA:Hello, Dr Watson.
こんにちは、ワトスン先生。
JW:Tell him you’re alive.
彼に生きてることを伝えろよ。
IA:He’d come after me.
彼に追われてしまうわ。
JW:I’ll come after if you don’t.
あんたが伝えないなら、俺があんたを追う。
IA:Hmm, I believe you.
そうね、(あなたの言葉を)信じるわ。
JW:You were dead on a slab. It was definitely you.
あんたは、死体載せ台の上で死んでいた。それは完全にあんただった。
[the slab] 《英口語》 (病院・死体置場の)石製死体置台.
IA:DNA tests are only as good as the records you keep.
DNAテストなんて、せいぜいあなたたちの持ってる記録に効力があればいいのよ。
※また出た!only as good as・・・ややこしいよぉ・・。
ここはDNAテストが記録を作るのに使えればそれ以上は必要ない、というような意味だと思うのだけど。as...as の用法ってまだ身についてない感じだ。
JW:Oh, and I bet you know the record-keeper.
おや、じゃ、賭けてもいいけど、あんたは記録係りと知り合いなんだな。
IA:I know what he likes. And I needed to disappear.
私は彼の好みを知ってるの。そして、私は消える必要があった。
JW:Then how come I can see you and I don’t even want to?
で、なぜ、俺があんたに会うことになったんだ?俺のほうは全く望んでいなかったのに。
IA:Look, I made a mistake. I sent something to Sherlock for safekeeping and now I need it back, so I need your help.
それはね、私はミスを犯した。私はシャーロックに安全のためにあるものを送った、そして今それを取り返したいの。だから助けて欲しいのよ。
JW:No.
断る。
IA:It’s for his own safety.
それは彼自身の安全のためなの。
JW:So is this. Tell him you’re alive.
そういうことなら、生きてるって伝えろよ。
IA:I can’t.
できないわ。
JW:Fine, I’ll tell him and I still won’t help you.
結構。俺がヤツに言うよ。そしてあんたの手助けはしない。
IA:What do I say?
なんて言ったららいいの?
JW:What do you normally say? You’ve texted him a lot!
いつもなんて言ってるんだ?ヤツに山ほどメールしてただろ!
IA:Just the usual stuff.
ただの普通のメールよ。
JW:There’s no usual in this case.
このケースに普通はない。
IA:“Good morning. I like your funny hat. I’m sad tonight, let’s have dinner. Hmm, you look sexy on Crimewatch, let’s have dinner. I’m not hungry. Let’s have dinner.”
「おはよう。あなたの変な帽子好きよ。今夜は哀しいわ、ディナーに行きましょう。ふーん、あなたセクシーね、クライムウォッチで、ディナーいきましょう。お腹すいてないわ。ディナーに行きましょう」
JW:You flirted with Sherlock Holmes?
あんた、シャーロックホームズといちゃついてるのか?
flirt with:いちゃつく
IA:At him. He never replies.
彼「に」ね。彼から返事は一度もないわ。
JW:No, Sherlock always replies, to everything. He’s Mr Punchline. He will outlive God trying to have the last word.
いや、シャーロックはいつだって返事をする、なんに対しても。ヤツはミスターパンチライン(=オチ)だ。ヤツは神様よりも長生きして最後の言葉を言おうとするだろう。
A outlive B:AはBより長生きする
IA:Does that make me special?
それは私を特別にする?(=ということは私は特別ってこと?)
JW:I don’t know. Maybe.
さあわからない。多分そうだろ。
IA:Are you jealous?
やきもち?
JW:We’re not a couple.
俺たちは恋人じゃない。
IA:Yes, you are. There. “I’m not dead. Let’s have dinner.”
いいえ、そうだわ。ほら。(といってメールの画面を見せる)「私は死んでない。ディナーに行きましょう」
JW:Who the hell knows about Sherlock Holmes, but for the record, if anyone out there still cares, I’m not actually gay.
シャーロックホームズがどうかは知ったこっちゃないが、でも記録のために、もしその辺の誰かまだ関心があるなら言うけど、俺は実際、ゲイじゃない。
※the recordってなんでしょうね?誰かがこの会話を記録しているっていう感じ?発言録のために言っとくけどね、みたいな?
IA:Well, I am. Look at us both.
I don’t think so, do you?
そう、私はゲイよ。わたしたち二人を見てごらんなさい。
(シャーロックの携帯着信音)
私はそうは思わないわ。あなたは?
※Look at us both この舌足らずな台詞。どう解釈する?
ジョンはゲイに見えてゲイじゃない。アイリーンはシャーロックといちゃついてるけど、実はゲイ。二人とも見かけによらないわね。ってニュアンスを伝えてるのかな?
※そして、最後のI don’t think so, do you?
何をそう思わないのかな?
ジョンがシャーロックのほうへ行こうとするのを、アイリーンが手で制止して「I don’t think so」だから、ここは「わたしは行かない方がいいと思うわ」という意味になりそう。
この発電所「POWER COMPLEX」ですが、実際の発電所の意味と、権力コンプレックスという意味がかけてあるとか。なるほどなるほど。通常発電所を表す英語はpower stationとかでしょうけど、complexとすると、複合施設って感じになるのかな?
<凡例>
赤文字:英語がよくわからない、解釈できない部分。
青文字:(私のとっての)新出単語
紫文字:感想、原作(正典)との比較など。
灰色文字:ト書き
日本語として滑らかにすることよりも、なるべく直訳して英語のまま理解したいと考えています。
テキストはひよりさんのサイトから拝借しています。ありがとうございます。
http://hiyori24sherlock.web.fc2.com/
Mrs.H:Lovely tune, Sherlock. Haven’t heard that one before.
ステキな曲ね、シャーロック。前には聞いたことない曲だわ。
JW:You composing?
作曲してるのか?
SH:Helps me to think.
思考の助けになる。
JW:What are you thinking about?
何を思考している?
SH:The count on your blog is still stuck at 1,895.
君のブログのカウンターはまだ、1985のまんまだ。
JW:Yes. Faulty, can’t seem to fix it.
ああ、故障だ、直せそうにない。
Faulty:故障の
SH:Faulty or you’ve been hacked and it’s a message. Just faulty.
故障か、あるいはハッキングされてて、それはメッセージということもある。(キーコードを打ち込む)ただの故障だ。
JW:Right. Right. Well, I’m going out for a bit.
じゃ、さてと、ちょっと出かけてくるよ。
JW:Listen, has he ever had any kind of girlfriend, boyfriend, a relationship, ever?
ねえ、今まで彼にだれか彼女とか彼氏とか、そういう関係の人はいなかった?
Mrs.H:I don’t know.
知らないわ。
JW:How can we not know?
なぜ我々が知らないなんてことがあるんだ?
Mrs.H:He’s Sherlock. How will we ever know what goes on in that funny old head?
彼はシャーロックよ。何で私達があのおかしな頭の中で何が起きているかなんてわかるのよ。
JW:Right. See you.
たしかに。じゃ、また。
WOMAN:John.
ジョン
JW:Yeah? Hello. Hello.
はい?ああ、こんにちは。
WOMAN: So, any plans for a New Year tonight?
で、なにか新年の予定はあるのかしら、今夜?
JW:Um, uh, nothing fixed. Nothing I couldn’t heartlessly abandon. You have any ideas?
ええと・・何も決まってない。つれなく冷淡に中止にすることが出来ないというようなことは何もない。君には何か計画があるのかな?
WOMAN: One.
ひとつ。
JW:You know, Mycroft could just phone me, if he didn’t have this bloody stupid power complex.
ねえ、マイクロフトは電話すればいいんじゃないかな。もし、彼がこのバカバカしいパワーコンプレックスを持ってないならね。
JW:Couldn’t we just go to a cafe? Sherlock doesn’t follow me everywhere.
カフェに行くとかできないのか?シャーロックは別に俺の後をどこにでもついてくるってわけじゃないんだし。
WOMAN:Through there. (電話) He’s on his way. You were right, he thinks it’s Mycroft.
あちらへ。(電話)彼はそちらへ向かいました。あなたは正しかった。彼はマイクロフトだと思ってます。
JW:He’s writing sad music. Doesn’t eat. Barely talks, only to correct the television. I’d say he was heartbroken but, uh, well, he’s Sherlock. He does all that anyway…
ヤツは悲しい曲を書いている。食べず。ほとんど話もせずに、テレビの間違いを正してるだけ。彼は失恋したということも出来るが、でも、まあ、ヤツはシャーロックだからな。ヤツのやることは全てとにかく・・・
IA:Hello, Dr Watson.
こんにちは、ワトスン先生。
JW:Tell him you’re alive.
彼に生きてることを伝えろよ。
IA:He’d come after me.
彼に追われてしまうわ。
JW:I’ll come after if you don’t.
あんたが伝えないなら、俺があんたを追う。
IA:Hmm, I believe you.
そうね、(あなたの言葉を)信じるわ。
JW:You were dead on a slab. It was definitely you.
あんたは、死体載せ台の上で死んでいた。それは完全にあんただった。
[the slab] 《英口語》 (病院・死体置場の)石製死体置台.
IA:DNA tests are only as good as the records you keep.
DNAテストなんて、せいぜいあなたたちの持ってる記録に効力があればいいのよ。
※また出た!only as good as・・・ややこしいよぉ・・。
ここはDNAテストが記録を作るのに使えればそれ以上は必要ない、というような意味だと思うのだけど。as...as の用法ってまだ身についてない感じだ。
JW:Oh, and I bet you know the record-keeper.
おや、じゃ、賭けてもいいけど、あんたは記録係りと知り合いなんだな。
IA:I know what he likes. And I needed to disappear.
私は彼の好みを知ってるの。そして、私は消える必要があった。
JW:Then how come I can see you and I don’t even want to?
で、なぜ、俺があんたに会うことになったんだ?俺のほうは全く望んでいなかったのに。
IA:Look, I made a mistake. I sent something to Sherlock for safekeeping and now I need it back, so I need your help.
それはね、私はミスを犯した。私はシャーロックに安全のためにあるものを送った、そして今それを取り返したいの。だから助けて欲しいのよ。
JW:No.
断る。
IA:It’s for his own safety.
それは彼自身の安全のためなの。
JW:So is this. Tell him you’re alive.
そういうことなら、生きてるって伝えろよ。
IA:I can’t.
できないわ。
JW:Fine, I’ll tell him and I still won’t help you.
結構。俺がヤツに言うよ。そしてあんたの手助けはしない。
IA:What do I say?
なんて言ったららいいの?
JW:What do you normally say? You’ve texted him a lot!
いつもなんて言ってるんだ?ヤツに山ほどメールしてただろ!
IA:Just the usual stuff.
ただの普通のメールよ。
JW:There’s no usual in this case.
このケースに普通はない。
IA:“Good morning. I like your funny hat. I’m sad tonight, let’s have dinner. Hmm, you look sexy on Crimewatch, let’s have dinner. I’m not hungry. Let’s have dinner.”
「おはよう。あなたの変な帽子好きよ。今夜は哀しいわ、ディナーに行きましょう。ふーん、あなたセクシーね、クライムウォッチで、ディナーいきましょう。お腹すいてないわ。ディナーに行きましょう」
JW:You flirted with Sherlock Holmes?
あんた、シャーロックホームズといちゃついてるのか?
flirt with:いちゃつく
IA:At him. He never replies.
彼「に」ね。彼から返事は一度もないわ。
JW:No, Sherlock always replies, to everything. He’s Mr Punchline. He will outlive God trying to have the last word.
いや、シャーロックはいつだって返事をする、なんに対しても。ヤツはミスターパンチライン(=オチ)だ。ヤツは神様よりも長生きして最後の言葉を言おうとするだろう。
A outlive B:AはBより長生きする
IA:Does that make me special?
それは私を特別にする?(=ということは私は特別ってこと?)
JW:I don’t know. Maybe.
さあわからない。多分そうだろ。
IA:Are you jealous?
やきもち?
JW:We’re not a couple.
俺たちは恋人じゃない。
IA:Yes, you are. There. “I’m not dead. Let’s have dinner.”
いいえ、そうだわ。ほら。(といってメールの画面を見せる)「私は死んでない。ディナーに行きましょう」
JW:Who the hell knows about Sherlock Holmes, but for the record, if anyone out there still cares, I’m not actually gay.
シャーロックホームズがどうかは知ったこっちゃないが、でも記録のために、もしその辺の誰かまだ関心があるなら言うけど、俺は実際、ゲイじゃない。
※the recordってなんでしょうね?誰かがこの会話を記録しているっていう感じ?発言録のために言っとくけどね、みたいな?
IA:Well, I am. Look at us both.
I don’t think so, do you?
そう、私はゲイよ。わたしたち二人を見てごらんなさい。
(シャーロックの携帯着信音)
私はそうは思わないわ。あなたは?
※Look at us both この舌足らずな台詞。どう解釈する?
ジョンはゲイに見えてゲイじゃない。アイリーンはシャーロックといちゃついてるけど、実はゲイ。二人とも見かけによらないわね。ってニュアンスを伝えてるのかな?
※そして、最後のI don’t think so, do you?
何をそう思わないのかな?
ジョンがシャーロックのほうへ行こうとするのを、アイリーンが手で制止して「I don’t think so」だから、ここは「わたしは行かない方がいいと思うわ」という意味になりそう。