キカクブ日誌

熊本県八代市坂本町にある JR肥薩線「さかもと駅」2015年5月の写真です。

小田原城へ 小田原散歩①

2020年09月21日 | 神奈川散歩





4連休の3日目、夫は仕事に出かけたのでひとり。
近所の横浜は多分人がいっぱい。
少し郊外へいこうかと地図を眺め、ほどほど近場で歴史のある街、ということで小田原へ。
一人だと気の向くまま思う存分歩き回れるので、自分の趣味に走ります。


行きの電車はガラガラ。
でも、こんなのはここだけでした。
さすがは4連休。神奈川の端っこまで来てもそれなりに人がいます。

 
小田原到着。
箱根へ向かう電車も出てるのでなかなか混雑しています。




大きな小田原提灯でお出迎え。



駅のバスターミナルから小田原城が見えます。





駅前商店街はお土産物屋さんもいくつかあり観光地の雰囲気です。




今回は朝の思いつきでやってきたので何にも下調べしていません。
小田原城はいいとして、ほかに何があるのか全然わからないので、駅の観光案内所で街歩き用の地図やガイドのパンフレットをいくつかもらいました。

まずは定番、小田原城へ。
北条氏がいた頃の小田原城からはずいぶん違う形になっているようです。
白壁の感じはいかにも江戸時代って感じですし、江戸城に雰囲気似てます。





このお城は車椅子でも天守閣に上がれるようです。今時は他のお城でもそうなのでしょうかね?



江戸時代末期の様子。




小田原城には江戸期は長く大久保氏が入っていましたが、本丸は将軍を迎えるところということでお殿様は普段二の丸に住んでいたそうです。



土日だけ公開されている銅門。
再建されたものです。(小田原城は明治維新の時に解体されたので、建物は全て再建されたものです)



石落としの窓。



ちょうなで削った梁。



小田原評定!
ここは自分も一緒に参加して写真を撮ったりできます。



お堀。



この橋を渡って本丸へ。
ここから人がいっぱい。




本丸に猿山がありました。
今の城主は猿ですね。
昔はここに象がいました。
学生の頃、何も知らずに行ってびっくりしたことがあります。





天守閣には登らなくてもいいかなと思ったのですが、上から海まで見えるという話を聞き、行ってみました。
するとこの行列!!
うっかり並んでしまったのでもう後戻りできない気持ちになってしまいました(笑)









天守閣は明治3年に廃城解体されたそうですが、昭和35年に再建されました。鉄筋コンクリート造りで中は資料館になっています。数年前に大改修が行われ、展示内容も非常に充実して綺麗で見やすいものでした。人が多かったこともあり、一列縦隊でゆっくり登って行かなければならなかったので、
ひとつひとつ丁寧に見ることができました。
怪我の功名?


残念ながら展示はほとんどが撮影禁止でした。

展望台まで上がりました。
海が見えます。
学生の頃来た時は冬だったような記憶があります。
きっともっと見晴らしもよかったでしょう。



箱根方面、湯煙が見えます。
秀吉が築いた石垣一夜城は、中央右寄りの山の一番高いところあたりです。
右から3番目の高圧線鉄塔の上あたり。
小田原城が丸見えですね。



江ノ島方面を望む。




AR を使ったアプリもありました。
自分のスマホにダウンロードするのですがスマホを通してみるとこんなふうに小田原攻めの時の陣地が現れます。
こんなに囲まれたら怖かったでしょうね。
水軍も来たので360度ぐるりと囲まれたんです。
なんだか空に浮かんでるように見えるのは石垣一夜城です。
位置的にはもうちょっと内陸側のはずだと思います。
アプリにの限界かーーー。




たっぷり堪能しました。
秋風がとても気持ちよく、いつまでも見ていたいと思ったのですが、混んでいるので長居はできません。


箱根口門あと。



門の向こうに見えるのは小学校です。



これは街中にある大手門。
城下町で大手門のある辺りは官庁街になるというのが通例だと思いますが、小田原もその例に漏れず、市民会館や裁判所など各種お役所、銀行などのある一角です。








大手門を支えた石積の片方だけが残っていますが、大正年間にここに鐘が付けられたそうです。



今回見た小田原城は天守の周りだけだったのですが、本当の魅力はやはり難攻不落の総構えと言われた城郭全体にあると思います。中世の城が戦国時代最大の発展を遂げた最終型のような城だったと聞いていますので、次回はその北条氏が作った城の様子がわかる別の場所にも行ってみたいと思います。
ガイドマップも手に入れてきました。





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