小田原城内には、天守閣のほかいろいろな施設があるのですが、「郷土文化館」へ入ってみました。
終戦すぐに「婦人専修職業訓練校」として城内に建てられた木造2階建ての建物を利用した博物館。建物は老朽化してるし、狭いのでいろいろ無理はあると思いますが、手作り感いっぱいの資料館。考古資料、歴史資料、文化資料、民俗資料に自然科学資料まであります。
わたしはこういうところに行くともっぱら、縄文土器や弥生土器を見て喜んでいますが、ここにもありました!
壺形土器(久野一本松遺跡)
取っ手付き土器や土偶なども出土しているようでした。
また、弥生時代~古墳時代も遺跡が続いていて、小田原が古代から人が住んでいたということがわかります。
こちらは民俗資料。
こういうものも一つ一つ使い方などの説明をうければ面白いでしょうね。
写真には撮りませんでしたが、昭和50年代くらいまで現役だったようなものも展示されていました。平成生まれの子供たちには不思議なものになるのでしょう。
図表も学問っぽかった。
テーマを持って丁寧に見たら勉強になりそう。
人力車の現物展示
最近街で見かける観光用のは2人乗りが多いので、このタイプを珍しいと感じてしまいましたが、この1人乗りが標準ですよね。
天守閣のようなお金のかかった今風の展示ではありませんが、手作り感もいっぱいで、好感の持てる博物館でした。
無料だし。
家族連れが1組、カップルが1組見ていました。
家族連れチームは親が子にいろんな説明をしていて、いいなぁと思いました。