モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

メーター トリップギア修理

2015年06月24日 | メンティナンス
DUCATI900SSのスピードメーター。

トリップノブが入らない?空回りするとの事。

オーナーはトリップノブが折れたので、それが原因かもと仰る。

メーター専門店では無いので直せるかわからないが、いつもお世話になる常連さんだから一応調べてみる。


ざっくりとメーターを分解。

カシメリングは再使用するので、慎重に外していく。





中に折れたトリップノブが入ってるはず。




折れた部分を取り出して点検する。

赤い印が折れていた部分。






歯車を回せばトリップがリセットされる仕組み。





トリップノブで回される樹脂性ピニオンギア。
(相変らずのピンボケ・・)





トリップノブが空回りする原因は、ピニオンギアに入るシャフト部分の断面は□なのに

樹脂性ピニオンギアの内部が磨耗して、○になってしまったからだ。

折れていた事は直接の原因ではなかった。

このメーターに直接トリップノブを付ければ良いかも?と考えたのだが、900SSはメーターパネルにメーター径

の穴しか空いておらず、メーターをセット後ノブを付ける作業になる。

要するにメーターボデイに出っ張りは厳禁。


このピニオンギアは再使用できないので、新たな方法を考えなければならない。


続く



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SR400  カスタム ホイールチューブレス加工

2015年06月24日 | メンティナンス
Fホイールに少し気になる振れがあったため、新たに振れ取りを行う。

それに伴ってホイールのチューブレス加工も行う。

振れ取り台は今までバランサースタンドを代用していたが、デイトナで良さそうな物を発見新しく購入してみる。





振れ取り方法が変わる訳ではないのだが、調整シャフトがあるのでセンターが出しやすい。


振れを取ったらリム内側の腐食を奇麗にする。






ニップルの頭に保護テープを貼る。





粘着テープを巻いて行く。


なるべくエアーが入らないように気をつけて。





保護テープを巻いて行く。


出来るだけエアーを押し出す。






SRのこんなリム形状は、やり易く失敗が少ないと思う。

ニップル部分が凹内にあるタイプは、粘着テープとニップル頭のクリアランスが狭すぎて漏れ易いかも。


最後にホイールを水の中に入れてエアー漏れを点検する。

ここでブクブク来たらOUT。

過去タイヤとリムの合わせから漏れて来たのは無いが、ニップルの隙間から漏れるものがあった。


このSRはOK。




後輪も同じ作業を行い完了。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする