モーターサイクル日記

モーターサイクルと日常

Z200タイヤ交換で

2018年05月17日 | メンティナンス
カワサキZ200も1977年式(昭和52年)だから、若い人は知らないだろうな^^;

そんなZ200のタイヤ交換作業中違和感が。

リヤ側アクスルシャフトのナットが異様にしめ込んである。

緩めるとスイングアームが広がってくる。

スプロケットハブを外すと何やらポロポロ落ちてきた。

ベアリングが崩壊してる。






この原因は↓画像11番のカラーを付けないで組み込んだからだ。





アクスルシャフトを閉めこむと、8番のカラーがベアリングを押し込んでしまう。


ボールベアリングはカラー無しで、スラスト方向の過重には耐えられないのでそのうちに破損する。

11番のカラーは部品を探すより、作ったほうが早いので旋盤で製作。


しっかりと取り付いてOK。






10年ほど前だろうかゼファー1100リヤ周りから異音がするって修理依頼があって、車輌を見たらタイヤが新しい。

聞けばタイヤは2~3日前に赤〇〇で交換したと言う。

その時点で赤〇〇行けよ。。と思ったが^^

点検の結果このZ200と同じカラーを付け忘れていた事で、スプロケットハブが引っ張られ異音を出していた。

実際はまさかカラーの取り付け忘れとは思わないから、結構時間も費やしたし。

事故や走行不能になるかもしれない、作業は確実にやりたいものだ。






コメント (2)
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