「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

2018・04・27

2018-04-27 08:38:00 | Weblog



   今日の「お気に入り」は、鶴見久司著「南十字星に祈る」他から。


     「 十字星 冥(ねむ)る戦友(とも)あり 遥かなり 」


     「 かぶとぬいで ふるさとのやま しづかなり 」

                      ( 鶴見久司 )






 

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蕪村 2018・04・21

2018-04-21 09:05:00 | Weblog



  今日の「お気に入り」。


     「 春の夕(ゆうべ) たへなむとする 香をつぐ 」

     「 燭の火を 燭にうつすや 春の夕 」

     「 にほひある 衣(きぬ)も畳まず 春の暮 」

     「 春雨や 小磯の小貝 ぬるゝほど 」

                     ( 与謝蕪村 )






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鶴見松絵 四季の俳画 2018・04・19

2018-04-19 10:30:00 | Weblog





    今日の「お気に入り」。


       


        


      


     


   ( 句:鶴見松渕、鶴見松絵、 書・画:鶴見松絵 )

  


  鶴見松絵 ( つるみしょうえ )は、1951年 神奈川県横浜市の生まれ。

  父である俳画家 鶴見松渕( つるみしょうえん )が設立した「俳画松樹会」の現会長。


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鶴見松渕 四季の俳画 2018・04・17

2018-04-17 11:45:00 | Weblog





   今日の「お気に入り」は、俳画家 鶴見松渕(1919-1999)が描いた俳画をいくつか。



    


    


    





   日貿出版社刊「鶴見松渕俳画集」他によれば、俳画家 鶴見松渕(本名 鶴見久司)は1919年(大正8年)7月24日

  長野県松本市の生まれ。

  松商学園(旧松本商業)卒業。

  1946年(昭和21年)ミンダナオから復員後半年休養、その後横浜の貿易会社に入社。

  1950年(昭和25年)東京銀座3丁目に㈱鶴見商店設立(食品卸問屋)、その後㈱キンツルと改名。

  復員当時より松本在住の画家赤木奇峰(俳号雨川)に10年間師事。

  1973年(昭和48年)「俳画松樹会」を設立。

  1999年4月27日、長野県大町市にて客死。

  俳画関係の著書には、上記の「鶴見松渕俳画集」、「俳画独習書」、「二十年俳画松樹会の歩み」などがあり、

  ミンダナオから復員後、元砲兵第一中隊長・元陸軍大尉 鶴見久司として著した「南十字星に祈る」がある。



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俳画 松樹会 鶴見松渕 四季の俳画 2018・04・01

2018-04-01 09:00:00 | Weblog




     今日の「お気に入り」は、俳画家 鶴見松渕(1919-1999)が後進育成のために描いた「指導画」のいくつか。

      題材からすると、季節は初夏。




    

    







  フリー百科事典ウィキペディアには、「俳画」のことが、次のように書かれています。


     「 俳画(はいが)は、俳句を賛した簡略な絵(草画)のこと。

      一般には俳諧師の手によるものであり、自分の句への賛としたり(自画賛)、

      他人の句への賛として描かれるが、先に絵がありこれを賛するために句がつけられる場合や、

      絵と句が同時に成るような場合もある。

      さらに敷衍して、句はなくとも俳趣を表した草画全般をも指す言葉としても用いられる。

      『俳画』という呼称は渡辺崋山の『全楽堂俳諧画譜』にはじまるとされており、

      それ以前の与謝蕪村などは『俳諧物の草画』と称していた。 」








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