今日の「 お気に入り 」は 、一度はどこかで聞いたことがあるシェイクスピア劇の台詞 。
参考訳とともに 。
メモ代わり 。順不同 。備忘のため 。
「 All’s well that ends well.
( 終わり良ければ全て良し 。)
Better three hours too soon than a minute too late.
( 1分遅いよりも 3時間早いほうがましだ 。)
Listen to many, speak to a few.
( 多くの人々に耳を傾け 、少しの人々に話しなさい 。)
Love all, trust a few, do wrong to none.
( 全ての人々を愛し 、少しの人々を信頼しなさい 。
そして 、誰にも過ちを犯してはならない 。)
Pleasure and action make the hours seem short.
( 楽しみと行動は時間を短く感じさせる 。)
Romeo, Romeo! Wherefore art thou Romeo?
( ああロミオ! どうしてあなたはロミオなの? )
To be, or not to be, that is the question.
( 生きるべきか 死ぬべきか 、それが問題だ 。)
A fool thinks himself to be wise, but a wise man knows himself to be a fool.
( 愚者は己が賢いと考えるが 、賢者は己が愚かなことを知っている 。)
Give every man thy ear, but few thy voice;
Take each man’s censure, but reserve thy judgement.
( 誰の話でも聞いてやれ 、しかし 自分のことはあまり話すでない 。
他人の意見をよく聞き 、だが 判断は差し控えておくこと 。)
It is a wise father that knows his own child.
( 父親というのは 、自分の子どものことは分からないものだ 。) なんでこの意訳?
Expectation is the root of all heartache.
( 期待はあらゆる苦悩のもと。)
Neither a borrower nor a lender be; For loan oft loses both itself and friend,
And borrowing dulls the edge of husbandry.
( 金の貸し借りをしてはならない 。金を貸せば 金も友も失う 。
金を借りれば 倹約が馬鹿らしくなる 。)
Life is as tedious as a twice-told tale.
( 人生は 、二度繰り返される物語のように退屈である 。)
The miserable have no other medicine but only hope.
( 不幸を治す薬は 希望より外にない 。)
Love sought is good, but given unsought, is better.
( 求めて得られる恋もよいものだが 、求めずして得られる恋のほうが 、
なおのことよいのである 。)
There is nothing either good or bad, but thinking makes it so.
( 物事によいも悪いもない 。考え方によって良くも悪くもなる 。) 」
( ついでながらの
筆者註 :" It is a wise father that knows his own child. " という ことわざ は 、
Shakespeare の The Merchant of Venice [IIii83 ] に出てくる
シャイロッ ク の従僕である ランスロット が 、息子である彼に
気づかない目の悪い父親に対して口にする台詞の中にあるそう 。
直訳すれば 「 自分の子供を知る父親は賢い 」だが 、子供が
本当に自分の子であるのを知るのは母親だけで 、父親にはわか
らないという意味で用いられることもある 意味深なことわざ 。
" It is a wise child that knows his own father. " < 父親のことを
知っている子供はよほど賢い子供だ > という ことわざ も 。 》