高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

みそ作り体験 終わりました

2018-02-03 09:00:00 | イベント報告
今年も“みそ作り体験”をおこないました。
2012年から始めたので今年で7回目。

さあ今年も始まり~


講師は、いつもの原崎さん。
お話も板書も手慣れたものです。


使った材料は、下郷農協の「手前みそ作りセット米」。
大豆900g・米麹2kg・塩1kgが入ってるセットです。
下郷農協の麹はセミドライタイプなので、干からびたご飯のように見えて、
「井上糀店の米麹とは違うねえ」との声があがってました。


板書の手順通りにいくと・・・
大豆を水につける(これは前日のお仕事)


にる(圧力鍋を使わなくても、ストーブの上でコトコト煮ておいてもいいです)

つぶす(完全にミンチ状にならなくてもOK)


まぜる(つぶした大豆と塩切り麹をしっかりまぜる)



つめる(なるべく空気が入らないように)


まつ(半年以上、冷暗所で出来上がりを待ちましょう)

みなさん、お疲れさまでした。
美味しい味噌になりますように
 
 

1回参加すれば、もうみそ作りはマスターできます。
まだ自信のない方、来年も企画するのでご参加くださいね。

( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第2回高知オーガニックフェスタにて

2017-12-26 09:00:00 | イベント報告
★ 第2回高知オーガニックフェスタ ★

12月17日は、高知オーガニックフェスタ実行委員会主催の
「第2回高知オーガニックフェスタ」に出展してました。
館内には44のブースがひしめいてます。
土といのちブースで同居してるのは、今年も正雄さん・渡邉さん・はなればなれ珈琲。


正雄さんは娘さんとお友達が大活躍です。


渡邉さんはお客さんとのおしゃべりに夢中。


はなればなれ珈琲(のぶさん)は、いつものように行列が・・・
山地酪農牛乳を使ったカフェラテは絶品!!


となりのブースは、山地酪農を愛する会です。
斉藤さんくの山地酪農牛乳の試飲をしてもらうと評判は上々でした。


なんと、高知市の書店 金高堂のブースには40周年記念誌が!
光って見えますね~


冬空の体育館なので寒い寒い。。。
出展者もお客さんも着膨れしてます。
私はポケットに懐炉をしのばせてました。。。


それでも、お客さんが途切れることはなく、
試食のみかんを勧めたり、会の説明をしたり、販売したりとけっこう忙しい1日でした。
主催者によると、午前午後合わせて約1,000人の方々が参加されてたそうです。

その合間に野菜ソムリエ斎藤さんの「ミニセミナー」あり
「野菜食べ比べコンテスト」あり


出展時間が終了した後は、フォーラムが続きます。。。
基調講演と、その演者の奥田さん・小川さんをくわえた4人で、パネルディスカッションも


それからそれから・・・・
有料ですが、有機食材を使ったお料理を囲んでの懇親会まで用意されてました。
参加者は農と食に関心のある方ばかりのようで、話も盛り上がりますね。
来年こそは参加しようかな。




盛りだくさんな1日。
たくさんの会員さんにお会いできて嬉しかったです。
土といのちのお買い物券は楽しんでいただいたでしょうか?

( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高知人文社会科学会 公開シンポジウム 報告

2017-11-21 09:00:00 | イベント報告
★ 高知人文社会科学会 公開シンポジウム ★

11月12日は、年に1回の 高知人文社会科学会 公開シンポジウム でした。
これまでの高知の有機農家と消費者の取り組みにも関係するということで
土といのちも協賛していました。
そのおかげで、受付の一部をお借りして40周年記念本を販売させてもらいました。


さて本番のシンポジウム。
まず、愛媛大学の佐藤亮子さんの基調講演。
演題は「日本とアメリカのローカルフードをめぐる展開と今後の方向性」


話の内容は、短くまとめるのは難しいので割愛しますが、
地域の食べ物を知り、地域で消費することで、地域がいきいきとなる。
地域での循環が大切なことだと思いました。


その後は、パネラー一人一人がパネル発表。
高知の様々な場で活動している3人は「土といのち」にゆかりのある方ばかりでした。

丸井一郎さん
「食に地域化」の土台について話されました。


山本優作さん
「夢産地とさやま開発公社」をとおして地域や農業の現実を話されました。


田邉佳香さん
子育てと食と農に人間らしくいのちをつないでいく生き方の文化を作る手がかりを考えたい、と。


そして、佐藤さんが加わりパネルディスカッション。


高知の未来を考えるうえで
これからの「農業」これからの「土といのち」これからの「わたしたち(消費者)」
それぞれの立場で考えて、連携して行動していく必要があります。
高知人文社会科学会のみなさま、コーディネーターの岩佐和幸さん、有意義な時間をありがとうございました。

( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意外と知らない食品添加物表示の話&美味しいものを食べよう会 報告

2017-11-10 09:00:00 | イベント報告
★ 意外と知らない食品添加物表示の話 ★ ~前半

10月29日、台風22号の通過で開催が危ぶまれましたが
午後には風雨も弱まり、終了する頃には日差しも見られた1日でした。

さて、本日の講師は、元 食品添加物製造販売会社に勤務されていた吉屋正信さんです。


「食品表示法」により、容器包装入りの食品には、いろいろ記載が義務付けられています。
そして、食品添加物は原材料の一部なので、原材料の枠の中に書かれます。

食品添加物の表示方法として、
大きく「物質名表示」か「一括名表示」の2通りがあるそうです。
(加工助剤やキャリーオーバーの問題もありますが)

化学合成品には必ず「安全データシート」が存在し、
発がん性やLD50(半数致死量)など、人体や環境への有害性・危険性についての情報が書かれています。
「物質名表示」されていれば、私たちはそれを調べることができるのですが、
「一括名表示」だと物質名がわからないので調べられません。
「一括名表示」は業者に、ごまかしの逃げ道になる可能性もあるということでした。

食品添加物を認めるかどうかは日本が独自に決めるのではなく
FDA(アメリカ食品医薬品局)やEUの基準を参考にしていることもお話されました。
今や食べ物は世界中を流通することが前提なのでしょう。
食品添加物製造販売会社の中にいないとわからない会社の内情もチラリ。

人工甘味料
石油から合成されるタール系色素
合成保存料
などなど、一つ一つ詳しい説明があり、いくら時間があっても足りないくらい。

参加者からの意見や質問も活発に出されました。
化学調味料と同じような役割のたんぱく加水分解物や酵母エキスについてとか、
トランス脂肪酸を含む植物油脂のこととか、
細胞や組織をかく乱する「シグナル毒性」も、今後は注目すべき事のようです。
シグナル毒性は、受容体へのシグナルをかく乱することで障害作用を現します。
従来の毒性試験の考え方とは違う面からも考える必要があるのかもしれません。

資料を見ながらの話は分かり易く


参加者された方々は真剣に話に聞き入ってました。


日消連が作ったリーフレット「その食べもの、大丈夫? 調べてみよう食品添加物」は、
吉屋さんのお話を聞くと、さらによく理解できました。


身近で作られ、素姓や過程の分かった食品が一番安心です。
が、そういうわけにもいかないのが現代。
だから、お話を聞いたり、本を読んだりして知識を増やしてください。
食品添加物講座もシリーズで企画できたらいいですね。

★ 美味しいものを食べよう会 ★ ~後半
すみませ~ん。
美味しいものの写真を撮り忘れました。
メニューだけでもご覧ください。


最後に記念撮影、はいチーズ。


( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリランのママから学ぶ『韓国家庭料理』報告

2017-10-07 09:00:00 | イベント報告
9月25日は、各国料理店アリランのママをお迎えして、韓国家庭料理を習いました。

高知大学正門前の2階にあるアリラン。
ママの下元さんは19年前に高知に引っ越して来られました。


今回の作るのは、韓国料理として有名なチャプチェとチジミの2種です。


他に下元さんがデモンストレーションで作った、きゅうりの漬け物とゴーヤ炒め物も試食。


高知の旬の新鮮な野菜をということでしたが、あいにくの端境期。
材料をそろえるのが大変でした。


レシピに載っているのは材料の名前だけ。
調味料の量は書かないのがモットーだそうです。
なぜなら、子どもがいる、年配者がいる、運動家がいるなど家庭の事情に合わせて作って欲しいから。
5つの白いもの(化学調味料・砂糖・塩・小麦粉など)をなるべく避けましょう、とも。
醤油とごま油の具合がよい味付けでしたよ。

下元さんの豪快でテキパキとした指示にオタオタしながらも、
どのグループも美味しい韓国料理が出来上がりました。


ポイントをいくつか紹介します。

チャプチェの麺の材料はサツマイモでん粉100%で、黒くてコシがある。


チャプチェの材料にする野菜は、ごっちゃにせずに1種類ごとに炒めてから、まぜる。


チャプチェをまぜるのは手が一番!


チジミを焼くときは薄~く。(お好み焼きではない)
1回ひっくり返したら、ギュッギュッとヘラで押さえつける。


2回目ひっくり返した時は押さえません。

会食事には韓国で良く飲まれているというトゥングルレ茶をいただきました。
老化防止の特効薬とも言われています。
このお茶を飲んでる100歳の方が、元気にやまのぼりしているとか。。
クセがなく香ばしいお茶です。


では、いただきま~す


( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画「日本と再生」上映会 報告

2017-09-10 09:00:00 | イベント報告
映画「日本と再生」のリレー上映会がスタートしています。


「日本と再生」は「日本と原発」河合弘之監督の最新作です。
光と風のギガワット作戦とのサブタイトルどおり
世界で太陽光と風でエネルギーを生み出して成功している事例や
日本で自然エネルギーに取り組む自治体や団体を紹介してます。

土といのちでは、9月6日に2回、ソーレで上映会を主催し


お昼の部の視聴覚室にはたくさんの方においでいただきました。


今後も、各地で上映会が予定されています。
草の家、いの町天王コミュニティセンター、いの町すこやかセンター伊野
黒潮町「あかつき館」、南国市コープ自然派こうちセンター
安芸市民会館、本山町プラチナセンター、佐川町文化センターなど

まだご覧になられてない方は、是非、見てください。
脱原発弁護士・河合弘之さんが伝える
世界の自然エネルギーの実情を知り希望がわきますよ。

上映会各地の主催者に連絡先がわからない場合は
高知県平和運動センター顧問 山崎秀一にお問い合わせください。
電話 088-875-4911(山崎さん直通)

( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天空のお茶畑に会いに行こう 報告

2017-08-10 09:00:00 | イベント報告
7月30日、天空四万十のお茶畑に行きました。
お茶畑は高知市から車で1時間半ほどかかる津野町にあります。


わたしたちを迎えて下さったのは稲田さん御夫妻。
おごっそう と はちきん という言葉がピッタリのような。。。


まずは自家用に栽培されてる
ブルーベリーを収穫させてもらいました。
たわわに実ったブルーベリーが、なんと取り放題。
実は子どもはすぐ飽きて、大人が興奮したのでした。


こちらも、大人が興奮したビオトープ。
めずらしい糸トンボを発見したそうです。


山道を掻き分けていくと、
そこにはワサビ畑が。
葉ワサビですが、
しっかり根っこが太ってたので、
そうめん流し用に収穫。


スタッフは、お昼ごはんの準備をします。
かまどに火をつけ、そうめんを茹でてます。


水が豊かなので、そうめんを冷やすのも豪快に。


そうめんにはもちろん、イゲタのそうめんつゆ。
かざぐるまさんのミョウガと、
土佐山の有機生姜と青紫蘇、
採ったばかりのワサビもおろしてトッピングしました。


稲田さんの無農薬のお米でご飯も炊きました。


そうめん流し用の樋(?)はもちろん、
お椀や箸も、稲田さんが竹から作ってくださってました。
こんな風に、気軽にナイフを使って
細工ができるってすばらしいですね。


山の清い冷たい水でのそうめん流しは、
あまりに急流すぎて(?)、
流すも食べるも大わらわ、
大人も子どもも大わらわでした。



最後に集合写真をパチリ。
途中で雲行きが怪しくなり心配しましたが、
大雨にはならずヨカッタヨカッタ。
稲田さん、楽しい1日をありがとうございました。


( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

蜂蜜の故郷を訪ねよう 報告

2017-08-05 09:00:00 | イベント報告
7月26日、井上清澄さんの家にお邪魔しました。
6月に行けなかったのでリベンジです。


まずは、蜂の生態・巣箱の仕組みなど清澄さんのお話を聞いて予習


これから見学です。
蜂は黒い色に反応して襲ってくることもあるとか。
そうとも知らずに黒いシャツを着ていたわたしは、怖々と見学するのでした。

家の庭と山とに分けて巣箱を置いてるそうで、今回見せてもらったのは家の庭の巣箱。
巣箱のなかで、ミツバチたちは蜂蜜を集めながら暮らしてます。


蜂が静かになるように煙をくすらせる道具です。


巣箱の蓋を開けるとメモが。。
女王の様子・幼虫やさなぎの様子などの覚書だそうです。


蓋の下の筵をあけてみると、中には 6枚くらいの巣枠がはまってます。
ミツバチの出入り口は別のところです。


おおー、巣枠を持ち上げてみると、たっぷりの蜂蜜とミツバチが。
蜂蜜がたっぷり集まった巣枠はけっこう重いです。


巣枠を外した後の箱の中はこんなです。
2階建てになっているので、女王蜂や卵・幼虫・蛹は下の階にいて見えませんでした。


蜂の巣をちょっとだけ横取り~(ミツバチさんごめんなさい)


もちろんミツバチをよけて食べますよー。
くちに頬張るとあま~い、うま~い。
口の中にはミツロウが残りました。


ミツバチさんも蜂蜜をなめなめ。かわいい~


最後は公民館に戻って、清澄さん栽培のすいかをいただきながら、またまたお話し。
わたしたちが口にする野菜や果物の大部分はミツバチの受粉に頼っています。
つまりミツバチの役目は蜂蜜を集めるだけではなく、
地球の環境・人の食糧事情にまで関係するということでした。


清澄さんのお話は尽きることがなく、大変勉強になった半日でした。
蜂蜜を見る目がかわりますね。


( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鎌研ぎ&草刈りワークショップ 報告

2017-05-22 09:00:00 | イベント報告
風薫る5月~ ♪
5月14日、鎌研ぎ&草刈りワークショップを行いました。
新緑の高知市土佐山を満喫してもらおうと
盛りだくさんの企画。
ちょっと盛りだくさん過ぎた嫌いはありましたが

まずは、野菜を納品していただいてる
「夢産地とさやま開発公社」の山本さんに案内してもらい
有機JAS認定圃場や契約農家さんの畑を見学しました。




本日のメイン企画、
草刈り鎌の研ぎ方講座の始まりです。
講師は天日塩製塩所・海工房の西隈隆則さん。


使うのは携帯用の砥石。
砥石は気泡が出なくなるまで、
しっかり水に浸けておきます。
研ぐポイントは、
固定した鎌の刃と砥石の角度を一定に保つこと。
そして荒砥・仕上げ砥の順番で優しく研いでいきます。


研げてるかどうかは手で刃をなでると分かります。


さあ実践~ ♪
西隈さんに聞きながら、そこここで研ぎ始めました



次は草刈りの実践~ ♪
自分より右側を
手首のスナップを効かせて腕は動かさずに
下から上に刈り上げていくと・・・
あら不思議! 楽に草が刈れます。
切れ味悪い鎌ではストレスになるが、
よく切れる鎌だとストレス解消になる、
ですね




お昼はお疲れ様のバーベキュー
土佐山の野菜をメインに土といのちの食材たっぷり
土佐山の猪谷さんのお米をかまどで炊きましたよ
ちなみに炭も土佐山産でした



最後に参加者でパチリ
西隈さんありがとうございました。

( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

“中国風ちまき”を作ろう! 報告

2017-04-23 09:00:00 | イベント報告
4月9日は、“中国風ちまき”を作ろう という企画でした。
講師は“味噌作り体験”でもおなじみの原崎さん。
おうちでも、自分が食べたいものは自分で作る方です。


材料はシンプル。
もち米のほかは、しいたけ、ニンジン、筍、鶏肉だけ。


まずは材料切ります


オリーブオイルで炒めて


野菜と肉に火がとおたら米としいたけの浸け汁を入れ
お米が水分を吸ってモッタリなったら火を止めます


竹の皮はしばらく水につけたら引き上げておきます


本日のメイン:たこ糸の巻き方
図示しながら丁寧に説明してもらいました。
目をつぶっても巻けるようになるといいらしいです。。。


練習キット(ボール紙)を使って何回も練習!


竹の皮にもち米を詰めて


たこ糸を巻きます。ここで練習の成果を発揮~


約20分蒸します


はい出来上がり! 
思ってたより簡単に作れて感激しました。


乾海苔と味噌だけの簡単みそ汁も紹介してもらいました。
いい海苔といい味噌があれば、出汁がなくてもおいしい!の声


参加者のみなさんごくろうさまでした。
こどもの日には、具もいろいろ変えて作ってみて下さい。


( 管理人 )
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする