高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

畑作入門一歩前 その11

2015-08-11 09:00:00 | 連載
小幡 尚

 じゃがいもの次に植えたのは、枝豆でした。
子どもの頃に一度だけ枝豆を育てたことがあり、
何となくそんなに難しくないものと思っていました。
しかし、結局のところ、
実がなるまで育てることができませんでした。

 芽が出て、本葉が生えるところまでは育つのですが、
その後あっという間に虫に葉が食べられて、
枯れてしまいます。
虫に食べられながらもなんとか育ったものも、
茎が折られたりして枯れていきました。
鳥の仕業だったようです。

 苗を植えたものもあります。
ピーマン、とうがらし(たかのつめ)、かぼちゃなどです。
これらも、ほとんがよく育ちませんでした。
そこそこ育ったのはとうがらしだけで、
生命力が強いと言われるかぼちゃまで枯れてしまいました。
未だに原因がよくわかりません。

 じゃがいもの発芽にあきらめをつけてから、
「じゃがいもの畝」となるはずであったところに、
いろいろなものを植えてみました。
その一つは、とうもろこしです。

 とうもろこしは北海道全域でよく穫れます。
現地では、「とうきび」と言うことが多く、
私も未だに「とうもろこし」ではピンと来ません。
もちろん、好物です。

 気候が大きく異なる高知では
うまく育たないだろうとは思いましたが、
試しに少し植えてみました。
予想したよりはよく育ち、
数本は大きく育ちました。
実もなり始め、「ひげ」も見えてきました。
そのうち、小振りなものなら、
何本かは収穫できるのではないか、と思うようになりました。

コメント
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