高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、47年の歴史をもつ共同購入の会です。

「土といのち」が紹介されました

2011-05-19 07:34:45 | 日記
高知県(農業振興部環境農業推進課)がつくったパンフレット



において

「有機農産物を買える店」として
「土といのち」がトップで紹介されました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ドキュメンタリー映画『10万年後の安全』上映会

2011-05-19 07:02:21 | 脱原発
フィンランド発のドキュメンタリー映画『100.000年後の安全』が高知でも上映されます。



誰にも保障できない10万年後の安全。
放射性廃棄物の埋蔵をめぐって、
未来の地球の安全を問いかけるドキュメンタリー。


毎日、世界中のいたるところで原子力発電所から出される大量の高レベル放射性廃棄物が暫定的な集積所に蓄えられている。
その集積所は自然災害、人災、および社会的変化の影響を受けやすいため、地層処分という方法が発案された。
フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されているという。
廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。
しかし、誰がそれを保証できるだろうか。
10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。
彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。
そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するだろうか。


5月24日(火) [1]14:00  [2]16:00 [3]18:30 [4]20:00
5月25日(水) [1]18:30  [2]20:00 (注:25日は夜のみ) 

高知県立美術館ホール

鑑賞料:(高校生以上有料)当日券のみ 1000円 

主催:とさりゅう・ピクチャーズ
協賛:グリーン市民ネットワーク高知


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

月に一度の運営委員会の様子です。

2011-05-18 22:04:25 | 日記
NPO法人「土といのち」の日々の運営にかんすることは、月に1回の運営委員会で相談して決めます。

運営委員会は高知市神田(こうだ)にある、土といのちの事務所で、夜に2時間くらいおこないます。

今日(5月18日)の運営委員会の様子です。

(奥の左端がいまブログ担当中のHです

今日は、ブログの充実についても話し合いました
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広瀬隆さんの本2冊。

2011-05-17 20:05:57 | 脱原発
広瀬隆さんと言えば、この本が有名でした。

チェルノブイリ原発事故のおきた1986年の翌年の本です。



本箱からこの本をとりだして、ぱらぱらとページをめくりながら、不思議な感覚におそわれました

「このときはシアワセだっだな」という感覚です。大規模な原発事故はまだ隣のくにの、遠くのできごとでした。

当時、広瀬さんの本を読んだり講演を聴いて多くのひとが、息がつまるような恐怖を感じたのですが(それは「広瀬隆現象」と呼ばれたこともありました)、いま私たちが感じている恐怖は、それをはるかに上回ります。

広瀬さんのいちばん新しい本を読みました。

朝日出版社から今月でたばかりの『福島原発メルトダウン』です(740円+税)。



読んで思ったのは、確率の問題なのだ、ということでした。

ニホンは地震列島です。地震の危険がないところはどこにもありません。

当然、原発のあるところでもいつかは地震がおこるのです。

その地震に原発が耐えられるという保障もありません。

そしてその確率にしたがって、福島での今回の事故がおきました。

では次はどこなのか…

おびえないで暮らしたい。だから原発はいらない。もちろん伊方原発も。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リラクセーション体験

2011-05-15 15:27:45 | イベント報告
5月15日(日)、西部健康福祉センター2階の多目的ホールで「ストレスでつぶれず明るく元気に生きるためのリラクセーション体験」をおこないました

参加者は、44名でした。

まず、講師の原崎道彦氏(高知大学の哲学の教員。リラクセーションの研究と授業をしてます)から、簡単なレクチャ-です



「アタマはひっきりなしに、カラダとココロにむかって『こうしなくちゃいけない』『ああしちゃいけない』と命令を続けています。それによってカラダやココロは追いつめられた状態にあります。リラクセーションは、そのアタマをからっぽにして、アタマがカラダやココロにプレッシャーをかけるのをやめさせることです。リラクセーションではそのために、カラダを感じるということします。カラダの感じでアタマをいっぱいにすることで、アタマに考えることをやめさせるのです」ということでした。

さっそくリラクセーションの実習です



ただすわっているだけのように見えますが、じいーっとカラダを感じて、その世界にひたっているところです

イスにすわっているカラダを感じる、立っているカラダを感じる、オナカを感じる、呼吸しているカラダを感じる、顔を感じる、などなどのメニューが続きます。

途中で短いレクチャーをはさみながら、1時間ちょっとの実習でした

最後の「カラダやココロは健康になることを望んでいます。カラダやココロの声に耳を傾け、カラダやココロの望む生きかたをすれば、カラダもココロもかならず元気になります」というお話が印象的でした。

「ぐっすり眠るためのリラクセーション」のCDのお土産つきでした

参加者の皆さんからは「話がわかりやすかった」「気持ちよくて眠くなった」「自分でできるところがいい」などの感想がよせられました

おつかれさまでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

要望書提出が新聞報道されました

2011-05-12 18:41:52 | 脱原発
私たちNPO法人「土といのち」が、高知県と四電宛に脱原発の要望書を提出したことが、5月12日の『高知新聞』で報道されました。

写真は四電に要望書を渡しているところです。


「伊方原発廃炉を」 県内市民団体 四電と県に要望

福島第1原発の事故を受け、県内の有機農家や消費者でつくる市民団体が11日、愛媛県伊方町の伊方原発の廃炉と、太陽光発電など原発に代わる新エネルギーの活用を求める要望書を四電と県に提出した。

NPO法人「土といのち」(井上正雄理事長)。「原発事故で放出された放射性物質が長年にわたって土壌を汚染する」として申し入れた。

要望書は四電の千葉昭社長と尾崎正直高知県知事宛て。
南海地震など巨大地震に対する伊方原発の備えを「不十分」とした上で、「事故が起きれば高知にも被害は広がる。事故の前に1~3号炉を廃炉に」「太陽、風力、バイオマスなど自然エネルギーの推進を」などを求めている。

この日、井上理事長ら4人が県庁西庁舎で塚本愛子・新エネルギー推進課長と面談。
「県民を守る知事の立場から、四電に働き掛けてほしい」と要望書を手渡し、塚本課長は「福島原発事故は人ごとではない。新エネルギー推進にしっかり取り組む」と応じた。

高知市本町4丁目の四電高知支店では、沖田良二総務課長が受け取ったが「貴重なご意見を承ります」と述べるにとどめた。(芝野祐輔)


ウェブ版『高知新聞』のほうにも記事があります。
http://www.kochinews.co.jp/?nwSrl=274343&nwIW=1&nwVt=knd

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

四国電力にも脱原発の要望書を出しました

2011-05-11 14:42:55 | 脱原発
高知県へ要望書を提出した足で、四国電力にも要望書を提出にゆきました

私たちがとおされたのは、裏口ちかくの小さな部屋です。
小さなソファーはありますが、全員が座ることはできません。
「やはり私たちは、ここでは、招かれざる客か」と思っていると、総務課長の沖田良二さんがきたので、要望書をしっかり読み上げ手渡しました。



提出した要望書は以下のとおりです。

2011年5月11日

四国電力(株)
社長 千葉 昭 殿

                        
特定非営利活動法人土といのち
                           理事長 井上 正雄
                           他理事一同

要望書


私たちNPO法人「土といのち」は、高知県下で有機農業を営む生産者と安全な食を求める消費者が共同で2005年に設立した団体です。
県内の有機農産物と安全な食を供給する共同購入事業および農薬や添加物の危険性また環境に負荷のかからない暮らしの重要性を人々に訴える啓発事業を行っています。

今回の福島原発事故は、私たちに非常な脅威を与えるものとなりました。
私たちが苦労して培ってきた有機農業と大事にしてきた添加物のない安全な食と暮らしは、ひとたび原発事故が起こると、これまでの努力は一夜のうちに徒労と化してしまい、放出された放射能は、長年にわたって土壌と作物を汚染し、人々に取り返しのつかない損害をもたらすことが証明されたからです。

現段階では、福島原発事故の影響は高知県には大きく出ておりません。
しかし貴社の伊方原子力発電所は、私たち高知県の西北60km(四万十市)~120km(高知市)にあります。この伊方原発で事故が起これば、高知県全体にも放射能汚染が広がり、私たちも避難が必要となります。
さらに放射能による空気・水および土壌汚染により、四国の農作物および魚介類、加工品とも放射能に汚染され、人々に内部被曝をもたらす元凶となります。
私たちの団体も存続できなくなり、会員の生活そのものが脅かされることは目に見えています。

今回の福島原発事故は、これまで様々な科学的知見による想定や勧告、警告を無視してきた結果であり、これが「想定外」でないことは、実際に原発を動かしている貴社の皆様の方がよくご存じの事と思います。
原発事故は決して天災ではありません。
人災です。
「原発は安全」という「想定」は事実によって打ち砕かれました。

また、貴社自体も原発事故が起これば、これまでの利益を上回る損害賠償を求められ、会社存続ができないほどの事態になることは、今の東京電力の有様を見れば一目瞭然です。
私たちは、貴社に東京電力と同じ愚を繰り返して欲しくはありません。

そのような事態になる前に、是非、耐震性に不安があり、想定された期間を延長してまで運転している老朽化した1号炉をただちに止め、危険を増大させるプルトニウムを使用するプルサーマルを中止してください。
さらに南海大地震や中央構造線を震源とする巨大地震また直下型地震が来る前に、2号炉、3号炉も廃炉にする計画を進めてくださるよう要望します。

貴社の存続を危うくする原発に頼ることより、むしろ四国において恵まれた太陽、風力、小型水力、潮力、バイオマスなどの自然エネルギー業界に参入することで、これまでの技術を生かし、今後への道を切り開いていく方が得策ではないでしょうか。
これは、貴社内でも20年以前から検討されていることと思います。今不安の中にある社会から未来への希望の見える社会にするために、原発に頼る体質から脱却する道を貴社も探さなければなりません。
ぜひ皆様も知恵と力を発揮して英断を下されるよう要望します。


帰りぎわ、沖田さんの名前を確かめるために名刺をお願いしたところ、断られました。
やはり私たちは、招かれざる客だったようです


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

高知県に脱原発の要望書を出しました。

2011-05-11 14:02:56 | 脱原発
5月11日(水)、私たちNPO法人「土といのち」は、高知県に脱原発の要望書を出しました

知事宛の要望書ですが、西庁舎5階にある新エネルギー推進課が窓口となりました。

課長の塚本愛子さんに要望書を手渡しました。

(左から、塚本課長、丸井副理事長、井上正雄理事長です。)

提出した要望書は以下のとおりです。

2011年5月11日

高知県知事
尾崎 正直 殿
                       
特定非営利活動法人土といのち
                           理事長 井上 正雄
                           他理事一同

要望書


私たちNPO法人「土といのち」は、高知県下で有機農業を営む生産者と安全な食を求める消費者が共同で設立した法人です。
県内の有機農産物と安全な食材を供給する共同購入事業および農薬や添加物の危険性また環境に負荷のかからない暮らしの重要性を人々に訴える啓発事業などを行っています。

今回の福島原発事故は、非常な脅威を与えるものとなりました。
私たちが苦労して培ってきた有機農業と大事にしてきた添加物のない安全な食と暮らしは、ひとたび原発事故が起こると、これまでの努力は一夜のうちに徒労と化してしまい、放出された放射能は、長年にわたって土壌と作物を汚染し、人々に取り返しの付かない損害をもたらすものとなってしまうことが証明されたからです。

今の段階では、高知県には大きな影響は出ておりません。
しかし私たち高知県の西北60km(四万十市)~120km(高知市)には、伊方原発があります。
1号炉は日本の耐震基準が作られる前に作られた老朽原発であります。
また2号炉、3号炉にしても、日本最大と言われる中央構造線に沿う活断層を無視して設計されたもので、近いうちに起こると言われている南海大地震や中央構造線を震源とする巨大地震また直下型地震への備えが十分でない状態で稼働しています。

伊方原発で事故が起これば、高知県にも放射能汚染が広がり、私たちの団体が存続しえなくなるだけでなく、高知県民自体の避難が必要となります。さらに空気や水の汚染、土壌汚染により、高知県の農作物および魚介類、加工品とも甚大な被害が生じることは目に見えています。
原発の事故は決して天災ではありません。
人災です。

つきましては、高知県民を守る貴職の立場から、四国電力に対して、事故が起こる前に老朽化した原発を止め、放射の汚染の危険を増大させるプルトニウムを使用するプルサーマルを中止し、さらに地震が来る前に2号炉、3号炉も廃炉にするよう求めていただくよう要望します。

また、四国においては恵まれた太陽、風力、小型水力、潮力、バイオマスなど自然エネルギーを大いに活用できるようにすることで、自前のエネルギーを確保することの方が得策と考えます。
今こそ自然エネルギーを推進してください。
不安の中にある社会から未来への希望ある社会にするために、ぜひ行政の方々に持てる知恵と力を発揮してくださるよう切に要望いたします。


このあと20分ほど話し合いもしました。

塚本課長さんからは、高知県が推進している「緑の分権改革」の説明がありました。
高知県でも、太陽光発電、風力発電、小水力発電、バイオマス燃料などの再生可能エネルギーの拡大のためのとりくみが始まろうとしています。

私たちからは、とりくみをスピード・アップさせ、自然エネルギーへの転換を高知県から全国に発信してほしい、と、あらためて要望しました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小林圭二氏講演会に行ってきました。

2011-05-10 06:59:49 | 脱原発
運営委員のMです。

5月7日(土)、愛媛の砥部町に小林圭二氏(元京大原子炉実験所講師)の講演会を聞きに行ってきました。
主催は、愛媛有機農産生協とコープ自然派愛媛です。
集まったのはたぶん400人くらい。
高知からも20名くらいが来ていました。

小林氏は、日本で初めて原発を真っ正面から取り上げた裁判である伊方1号炉裁判以来、全国の反原発の運動にかかわってこられた方です。
最近では、津野町や東洋町の核廃棄物処分場問題が持ち上がったさいに、高知に来て原発の危険性にかんする話をしてくださいました。
静かな語り口にも、科学者としての信念と真心が感じられるお話でした。

最後に挨拶に立った斉間淳子さんは、伊方の現地の人々とともに、原発反対の運動を夫(故斉間満氏)といっしょに担ってきた方です。
これまでの現地の人の思いを踏まえ、日本でこれ以上悲惨な原発事故を起こさないために、一刻も早く伊方原発を止めたいという決意を強く訴えられました。

愛媛は原発立地県です。
それだけに、誰もが、差し迫っている危険を感じているようです。
翻って高知県は、隣であるというだけで、伊方原発についても福島原発事故の現実についても関心が少し薄いように感じます。
ですが風は多くの場合西から吹いており、伊方原発で事故が起これば、すぐ風下(ホットスポットになりやすい)の高知県にも影響がでます。
高知県に住む私たちも、もっともっと関心をもたなくては、と思いながら帰路につきました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

放任菜園の春

2011-05-08 12:56:43 | 里山・田んぼ・畑
運営委員Hの放任家庭菜園にも春が来ています。

蒔きっぱなし、植えっぱなしです。
草とりもしません。
いちおう、無農薬で有機肥料(谷川さんの鶏糞)です。

はやくもジャングルとなり、半年ぶりに草をかきわけてみました。

キャベツは冬の寒さで苗がぜんぶ枯れたはずでした
が、草を刈っていたら、ひとつだけできていました。
もったいなくて食べられません。


そら豆もそこそこできていました。


すごいのはフェンネルの生命力。
他をおしのけながら、ぼうぼうにしげっています。
料理にはちょっとしか使わないので、庭の観葉植物となっています。


他にも草に埋もれて小さな玉ねぎがちょびっと。

そら豆はさっそくパスタになりました。


「土」と「いのち」を感じるひとときでした

夏の収穫に向けて、また放任栽培を開始します
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする