旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

雪解け 閑雲野鶴日記2022年(令和4年)3月4日(金)

2022-03-04 20:16:55 | 閑雲野鶴日記

 気温は4~5度程度でしたが、雪解けが進みました。
 お天道様の力はスゴイ!
 週末は天気が悪いようですが、最後の嵐になれば良いなぁ~


 おまけ。
今夜の肴。
 「鰯のつみれ汁」「白菜とウインナー蒸し・人参の卵炒め・燻製の7点盛り・鰯の醬油煮」



駅弁コレクション112 「季節の吹き寄せ 秋露のささやき」(東京駅)

2022-03-04 11:22:39 | 駅弁コレクション
【季節の吹き寄せ 秋露のささやき】(東京駅)
                            2022.3.4投稿

2009年(平成21年)10月4日 大宮駅で購入 価格1,300円
                     [製造元](株)NRE大増

 秋に因んだ紅葉の絵が描かれた掛紙です。


 松花堂弁当のように4つに仕切られていています。
 右上には、卵焼き・きのこの和え物・鮭漬焼・有頭海老・たたき牛蒡サラダ・翡翠銀杏串・さつま芋甘煮・笑い栗・もろこし真丈揚げ。
 左上には、蛸唐揚げ・すり身チーズ包み揚げ・インゲン・山芋磯辺揚げ・カスタード葛饅頭。
 右下には、煮物(里芋・陣笠椎茸・牛蒡・人参・蓮根・花麩)・秋刀魚時雨煮。
 御飯は、五目御飯(蒟蒻・人参・牛蒡)で、その上に松茸煮とトンボ型の人参煮が載っています。






 これと云う特徴もなく、秋と言うことで松茸・キノコなど安易すぎると酷評する方もいますが、値段にふさわしい内容と味です。
 お品書きにある『日本ばし大増』総料理長の横山勉さんは、料亭「高輪倶楽部」の総料理長でありながら、1999年(平成11年)から日本レストランエンタプライズ(NRE)の「駅弁革命」プロジェクトの一員として駅弁開発に取り組んだ方です。
 この駅弁の開発については、小林祐一・小林裕子著『交通新聞社新書015 駅弁革命「東京の駅弁」にかけた料理人・横山勉の挑戦』(交通新聞社 2010年刊)の第1章『助走 「高くてまずい駅弁」を変える~季節の吹き寄せ弁当』に、その経緯が載っています。


 鉄道博物館が開業した年から10月の1ヶ月間、JR大宮駅の構内で『大宮トレインフェスタ』が開かれていていました。
 その催事の一つとして駅弁販売も行われていたので購入しました。

 製造元のNRE大増は、1973年設立の「(株)日本食堂調理所」と、1988年設立の「日食販売(株)」が、1990年に合併し、社名を「(株)日本食堂調理センター」としました。さらに、1998年に「(株)日本レストラン調理センター」に社名変更しました。
 2003年にNREが「(株)日本ばし大増」(1900年(明治33年)創業の初代の会社)の株式を取得し、「(株)日本レストラン調理センター」と「(株)日本ばし大増」を合併し、「(株)NRE大増」が誕生しました。
 なお、2018年には2代目となる、かつての「(株)日本ばし大増」に社名を変更しています。