今週の土日もイベントが目白押しです。先週の土日も、鶴川第四小学校の運動会、第６回まちだ市民自治学校・開校式、能ヶ谷地区総合防災訓練、エコフェスタなどに参加をさせていただきました。
また、高校生と話す機会もありました。その話を少し紹介したいと思います。
ある高校生は、保育士になろうと思っていた時に、中野のハッピースマイルという保育園が開始２カ月の子どもたちが放り出されたことを知り、「どうやったらすべての子どもたちがどうしたら保育園に入れるか。社会政策を学びたい」と話をしてくれました。
ある高校生は、大学に行ったら雇用問題を学びたいといいます。いまの非正規問題、派遣労働問題、ニートなどは「決して自己責任ではなく、社会の問題だと思う」と。それを大学に行って深めていきたいといいます。
ある高校生は、母子家庭で育ち４人兄弟の一番上。「お金がないと学べない社会はおかしい」ときっぱり。「高校授業料無償化がおこなわれ、これ自体はいいことだと思うけれど、私の家はいろんな控除がなくなり結局負担増になった」と実態を話してくれました。
ある高校生は、３・１１大震災の時に父親が宮城で被災をしたそうです。それを受けて、ずっと被災地のボランティアに行きたいと思っていたと語ってくれました。
こうした高校生たちの思いは荒削りかもしれませんが、非常にまっすぐでした。ある問題を解決するために、学問をしたいという意欲を強く感じる場面がたくさんありました。こうした次代を担う高校生の思いを後押しできる社会でなければならないと思います。そして、お金の心配なく学べる社会をつくることは急務であります。
┏┓池川友一（日本共産党町田市議会議員）
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