本日は「『震災だから』じゃすまされない!まともな仕事と人間らしい生活を!全国青年大集会2011」に参加。全国から4800人の仲間がつどう大集会となりました。
分科会は、子育てブースで司会を担当。テーマは「放射能から子どもを守ろう」。お話は、農民連食品分析センターの所長さんと日本共産党都議会議員の大山とも子さん。
農民連では食品の放射性物質について調査をおこなっていますが、その詳細なデータをもとにお話をしてくださいました。また、シンチレーションサベイメーターを持参してくださり、公園内の放射線量や被災地から収集してきた土を測定して参加者を驚かせていました。
◆99%の連帯の力で世直しを
今回の大集会は、「ウォール街を占拠せよ」で掲げられた「We are the 99%」と響きあうものでした。「1%の人びとに富が集中する世の中でいいのか。99%の人びとが連帯して世直しをしよう」。
ソニーの期間工のみなさん、JALとたたかうCAさん、大企業の無法とたたかうみなさん、そして先日も紹介したSHOP99の名ばかり店長さんなど、多くの戦いの報告がありました。
連帯のあいさつをした日本共産党の志位和夫委員長は、
世界経済危機のもとで、大企業はため込み金――内部留保をさらに増やして、257兆円もの空前のお金をため込んでいます。大企業の役員の年間報酬はどうなっているか。調べてみました。
今年の第1位は、日産のカルロス・ゴーン会長の9億8200万円。昨年より9100万円の「賃上げ」ですよ(どよめきの声)。第2位は、ソニーのハワード・ストリンガー会長の8億6300万円。昨年より3850万円の「賃上げ」です。こんなことが許せるでしょうか。大震災と原発事故を体験して、多くの若者が政治への見方を大きく変えつつあります。みずからの生き方を真剣に模索しています。これまで「自己責任」ということでバラバラにされてきた若者が、それを乗り越えて、社会的連帯の温かい絆をつくろうとしているのではないでしょうか。
私は、訴えたい。正社員と非正規社員が連帯しよう。民間労働者と公務労働者が連帯しよう。労働者と学生・高校生が連帯しよう。そしてあのTPP(環太平洋連携協定)の問題は、農業の問題だけではありません。日本の国の形にかかわる大問題です。労働者と農林水産業者が連帯しよう。
みなさん。「99%」の国民が連帯し、その力で政治を変え、未来を開こうではありませんか
と訴えました。
◆いま流行のデモで社会に大きくアピール
このところデモは気軽なものになっていると思います。とはいっても、もっと気軽なものになればいいなと思うわけですが。
息子もデモデビュー。ドイツ直輸入の「原子力おことわり」の旗に、ヨダレかけには再生可能エネルギーの象徴である太陽。写真では切れていますが「ゼロベクレルのおっぱいを」のプラカードも掲げて街中を歩きました。
※ブログがメンテナンス中であったため、更新が滞っていました。一言お詫び申し上げます。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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