日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

16カ所48地点の放射線測定を踏まえ、放射能問題に関する申し入れ

2011-10-20 | 町田市政・市議会のこと

 この2日間で3つの申し入れをおこないました。

 一つは本日の午前中。東京都に対して公的保育を守ることを求めて日本共産党東京都議団、同市区町村議団、同都委員会で申し入れ。これについてはあらためてお知らせします。

 二つめは本日の午後。子どもと未来をつなぐ会のみなさんの申し入れに同行。詳しい内容は、会のブログなどを参照いただければと思いますが、主な内容は安全性が担保できない災害廃棄物の受け入れをしないでほしいというものです。懇談もさせていただきましたが、よく勉強をされていて非常にパワフルなお母さんたち。私も子育てをする親の一人であり、この放射能問題については絶対に妥協をするわけにはいきません。

 三つめは昨日の朝。日本共産党市議団として、市長に対して申し入れをおこないました。
 町田市は、10月24日から65カ所に測定を増やし、市立中学校全42校、市立中学校5校(南中学校、鶴川中学校、真光寺中学校、金井中学校、堺中学校)、公園等18カ所を調査することを決めました。

 「申し入れ」の内容は以下の通りです。

町田市長 石阪丈一様
    2011年10月19日 日本共産党町田市議団

         放射能問題に関する申し入れ

 日本共産党町田市議団は、9月30日~10月6日にかけて市内の公園を中心に、16カ所48地点で放射線量の測定をおこないました。
 測定の結果、鶴間公園の雨水浸透桝で0.318μシーベルト/時、ひなた村駐車場の花壇で0.288μシーベルト/時、芹ヶ谷公園の落ち葉集積所で0.251μシーベルト/時など、10地点で0.2μシーベルト/時を超える数値が検出されました。
 公園は、多くの市民が訪れる場所であり、子どもたちが遊ぶ場所です。放射線被ばくは、少量であっても、将来、発がんなどの健康被害が起きる危険性があり、被ばく量は「少なければ少ないほど良い」というのが放射線防護の大原則です。
 また、市議会第3回定例会で「小中学校・保育園・幼稚園・公園などの土壌の放射性物質の測定と、学校給食(牛乳などを含む。)の放射性物質の測定を求める決議」が全会一致で可決されました。この決議を重く受け止め、一刻も早い実施を強く求めます。
 よって、以下の点について申し入れをおこなうものです。

               記

一、全小中学校(通学路を含む)、保育園、幼稚園、公園などで放射線量の調査(土壌調査を含む)を継続的におこない、結果を公表すること。測定にあたっては、側溝、排水路、砂場など細かく実施すること。また、放射線量が高い場所は除染をすること。
一、学校給食食材の放射性物質の測定をおこない、公表すること。牛乳についてはメーカーに対して、放射性物質の継続的な測定と公表を求めること。
一、放射線量について、市独自の被ばく限度の暫定基準を決めること。
一、市として放射線測定器を購入し、市民に貸し出すこと。
一、庁内に放射能問題に関するプロジェクトチームを設け、市民に対する情報提供や啓発をおこない、市民の相談に応じられる体制をつくること。

                            以 上

Sokutei

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