保育園の最低基準の記事を書いたところ、「学童保育も大変だー」という話題になりました。以前から、学童保育の問題はとりくんできましたが、その重要性は日に日に増していると思います。
先日ひらかれた「全国学童保育研究会」でも、学童保育には、国の設置・運営の最低基準がないことを改善させていくことが大きなテーマになったといいます。
たとえば、保育料にも大きく格差があります。全国的には、2万円を超える自治体もあり安心して利用できるとは言い難い状況にあるのが実態です。町田市でも「受益者負担の適正化」の名のもとに、学童保育の保育料値上げも例外とはしていません。
また、学童保育が「生活の場」であるという位置づけを明確にして、それにふさわしい施設整備をすることが必要だと思います。町田市内でも、100人を超える規模である大規模学童を解消して40人を基本とすること、生活スペースを確保して子どもたちの成長と発達をきちんと保障できる場をつくることは急務の課題です。
学童保育指導員は、私はスペシャリスト、プロフェッショナルだと思っています。保育園の保育士とは違う、学童保育のスペシャリストです。それは学校の教員とも違うものであり、そのためにも学童保育指導員という公的資格をきちんと明確にしてその専門性を育てていくことが大事だと思います。
全国学童保育連絡協議会の木田会長はキーワードとして「公的責任」「最低基準」「財政措置」をあげています。
私も、学童保育で育ったひとり。そして学童保育で指導員をしたひとり。子どもたちが安心して利用をすることができ、指導員のみなさんがより専門性を高めていけるようにみなさんと力を合わせていきたいと思います。
┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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