憲法と沖縄──絶対に負けられない二つのたたかい。
日本共産党の党旗びらきで、志位委員長が力を込めて訴えた中身です。(全文はコチラ)
私も、一昨年に沖縄に行く機会があり、辺野古と高江に連帯の気持ちを表明しにいきましたが、その時よりもはるかに安倍政権の強権が発動されています。
沖縄から私たちが学び、これからに生かしていくことはとても重要だと思います。
瀬長亀次郎さんが「弾圧は抵抗を呼ぶ、抵抗は友を呼ぶ」と言ったわけですが、私はこの言葉をとても大切にしたいと思っています。弾圧する側は、強いように見えるかもしれませんが、その一方でそれに抵抗する人たちを次々と作り出しているのです。弾圧する側は、強そうに見えるだけなのです。
瀬長さんが好んで使った「不屈」。広辞苑を引くと「屈しないこと。困難にあっても志を貫くこと。服従しないこと」とあります。
また、沖縄で起こっている問題は、どこか遠くの場所で起こっている問題ではなく、身近な問題なのです。
高江を見すごしていると、あなたの暮らす場所がいつか高江になる。
辺野古のSOSに気づかぬふりをしていると、いずれあなたのSOSをスルーする国になる。
頬っ被りしてやり過ごす人々の集団が、明日の恐怖社会を引き寄せてくるのだ。(三上智恵『戦場ぬ止み─辺野古・高江からの祈り』、37ページ)
東京は横田基地があり、私の住む町田市では日常的に厚木基地から爆音の戦闘機が飛んできます。
沖縄選出の糸数慶子参議院議員が「戦争につながるすべてのものに反対する」と語っていたことがあります。「戦争につながる」というところがとても大事だと思っています。
「朝日」で、元米国防長官のペリー氏が「日本の指導者は、外交の失敗がもたらす帰結を理解する必要があります。北朝鮮は日本に突発的な核攻撃を計画していないのは明らかですが、外交の不在や見境のない発言は戦争に、非常に壊滅的な核戦争に突入する条件を醸成してしまいます」と語っていたことに、私は注目しています。
「対話ではなく圧力」という安倍首相。しかし、対話を否定したその帰結を理解しているとは思えません。
憲法のそもそも、沖縄の現実、今年一年いろんな人と語り合い、憲法も沖縄も日常の問題にしていきたいと思います。
参考:過去のブログ「沖縄県名護市辺野古──無条件にこの海を、この土地をこのままにしておいてほしいと感じられる場所」
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