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日テレプラザゼロスタ広場で公開されている岡本太郎氏作の大壁画「明日の神話」を見に行きました。しかし、残念ながら雨のため壁画はカーテンの向こうのまま。とても残念で、雨がやみますようにと待ちましたがついに開きませんでした。そのかわり、会場内で紹介されているビデオや展示、特別グッズコーナーなどで作品の息吹にふれてきました。
この壁画は、「太陽の塔」と同時期(1968~1969)に作成され、メキシコのホテルのロビーに展示されるはずでしたが数奇な運命をたどりました。ながらく行方不明だったのですが、2005年にメキシコから日本に戻り、補修をされ今回の公開になったのです。作品のモチーフは、原爆が炸裂した瞬間です。まがまがしい黒い雲や原色の炎や光につつまれ、その中で人間が骸骨になって踊っています。真っ黒い海の上には、第五福竜丸かと思える漁船らしき船が漁をしています。
岡本太郎氏が描きたかったのは、なんなのでしょう? 核兵器というすべての生きとし生けるものを根こそぎ消滅させる最終兵器を手に入れた人類の明日を問うているように思えます。人類に明日はあるのか? 明日をつくる英知を人類は広げることができるのか? 岡本太郎氏は明るい明日がくることを信じていたように思います。
もうすぐ広島・長崎に原爆が投下されてから61回目の夏です。明日をつくる英知を広げるために、また、みなさんと汗をかいていきたいと思います。
▲会場で上映されていたビデオをパチリ!!