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9月9日、日比谷公会堂で開催された「日本共産党創立87周年記念講演会」に参加してきました。私も党に入ってすでに31年になります。自分自身の生き方と社会の発展を重ね合わせ、さらに未来への展望を確認したかったからです。
志位委員長は、まず、総選挙の結果について、自公政権の退場は、日本の政治にとって前向きの大きな一歩であり、「心から歓迎する」と表明。「『財界中心』『日米軍事同盟中心』という『二つの政治悪』を特徴とする自民党政治そのものが、もはや通用しなくなり、崩壊過程が始まった――ここに今回の総選挙の歴史的意義がある」と強調しました。民主党が、この二つの政治悪に対決できなければ、新しい政治をめざす国民の意識は次の段階に発展するのでしょう。
また、志位委員長は、「いま私たちが立っている地点を、日本の戦後政治史の大局でとらえ、未来を展望してみたい」とのべ、1955年の自民党結党以後の日本の政治史を、
(1)55年からの「保守対革新の対立の時代」
(2)70年代中ごろからの「反動攻勢と日本共産党をのぞく『オール与党』政治への転換の時代」
(3)93年から今日に続く「『二大政党』づくりとのたたかいの時期」
の三つに分けて、政治史の流れを語ってくれました。
私は、ちょうど(2)の時期から政治にかかわってきたのだなあと感慨をもって話を聞きました。
話の中で、とりわけ興味深かったのは、今日に続く第三の時期の「二大政党づくり」の企てが、財界主導で、小選挙区制の導入と一体で進められてきたこと。その狙いは「『二大政党』による政権交代をおこなう体制をつくり、悪政を競い合わせる中で、危機に陥った自民党政治の延命をはかること」、「日本共産党の活動と存在を日本の政界から締め出すこと」の二つだったとのべ、さらに、「支配勢力のこの狙いは果たされたか」について解明したことです。
志位委員長は、「二大政党」づくりの動きを3段階に分け、歴史の到達点を次のように話しました。
93年の最初の段階では、「非自民」連立政権が「自民党政治の継承」を公然と押し出したが、2003年という次の段階では、日本共産党の躍進に危機感を燃やした財界がシナリオを書き、自民、民主の双方が消費税増税や憲法改定など「悪政の競い合い」を、財界の手のひらの上でおこなった。
しかし、その次の段階となる09年総選挙では、民主党もいわゆる「対決型」選挙へ転換。同党が「自公政権を終わらせよう」と訴えるなかで、従来の「悪政の競い合い」の側面とともに、国民要求を部分的に反映した側面も生まれ、財界の意思とは矛盾する政策も打ち出されるようになった。
「支配勢力が、つぶすつもりだった日本共産党は元気いっぱいで、延命させるつもりだった自民党政治そのものの崩壊が始まった。さらに国民の批判の矛先は、横暴勝手をつくした財界そのものに向けられている」と指摘。
なるほど、なるほど。歴史の歯車はまたひとつ回転したわけです。
「社会進歩をいきがいに」。私が19歳のころの合言葉です。
いまでも生きている合言葉だと思えます。
不屈のたたかいを、さあ、つづけましょう。
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