綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆ひき逃げ死亡事故の米兵容疑者はいまだに日本側に引き渡されていない

2009年12月22日 | 平和○・憲法○・米軍基地×

 この事実がすべてを物語っているといったら言い過ぎでしょうか。日本は民主党政権になっても、自国民の命や人権すら守れない国だということを。

 事件は11月7日早朝、沖縄の読谷村(よみたんそん)楚辺(そべ)の道路で起きました。同村伊良皆(いらみな)に住む無職外間政和さん(66歳)が道路沿いの雑木林で死亡しているのが見つかり、27歳の米兵が容疑者として米軍に逮捕されました。
 その後、沖縄県警の任意聴取に3回応じましたが否認し、11月14日以降は事情聴取も拒否しているといいます。この米兵は弁護士に対し、「はねた認識はないが、証拠があるのなら自分がはねたのは事実だろう」と話していると報じられています。

 問題は、この米兵がいまだに日本側に引き渡されていないことです。

 12月15日には、村や村議会が主催する抗議集会が1500人規模で開かれ、実行委員長の安田慶造村長が「容疑者が特定されているのに何で警察は身柄の確保を求めないのか」と主張し、日米地位協定の見直しを求めました。

 今日の新聞には、その安田村長が昨日(2月21日)、警察庁と外務省、首相官邸を訪れ、中井国家公安委員長、松野官房副長官らと会談したことが報じられています。村長は米兵の早期身柄引き渡しに向けて努力し、日米地位協定の改正を進めるよう要請しました。
 それに対し、中井委員長は「自白なしでも裁判に堪えられる証拠固めをしている」などと捜査状況を説明し、副長官は、身柄引き渡しに関しては中井委員長と連携して対応する考えを示したが、地位協定については明言しなかったということです。

 こうした事件で犯人の引き渡しが実現できないということは、いまだに日本は米国の従属国であるということです。
 一刻も早く不平等な日米地位協定を改定されなくてはなりません。

 同じような事件が厚木基地がある、この綾瀬市で起きないとは言えないのですから。厚木基地内には、どこでこんなにぶつけたのだろうと思う車が置き捨てられているのをみかけます・・・・・・・・・ 


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