綾瀬市議・上田博之のあやせタウンWebニュース【ブログ版】

神奈川県綾瀬市政の動きを縦軸にしつつ、
横軸は四方八方に広がります。
綾瀬市会議員 上田博之(日本共産党)です。

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◆日本の国会議員は欧州と比べると少ない

2010年08月25日 | 政治を考えるヒント
 日本は国会議員が多いので減らすべきだ、と主張しているところがありますが、人口比でみると、むしろ少ないくらいです。

 日本の衆院議員一人あたりの人口は約26万人で、2院政を採用している欧州各国の下院議員一人あたりの人口は概ね10万人前後(フランス、イギリス、イタリア。ドイツ、スペインは約13万人)です。

 「ムダ削減」「政治家が身を切る」というのなら、年約320億円もの税金をつぎ込んでいる政党助成金制度の廃止こそ筋ではないでしょうか。
 議員の数を減らすことが「ムダの削減」につながると主張する議員がいるとすれば、それはその方が議員としてムダな存在であることを告白したことになると私は思っています。そういう方には、次回の選挙で退場していただきましょう。

 さて、そのムダな議員を仮に80名削減しても、それによって削れるのは56億円に過ぎないのです。

 議員定数削減より政党助成金の廃止を、という声は、地方紙を中心としたマスメディアの論調にもなっています。

 「東京新聞」の7月8日付社説ではこう書いています。
「共産党以外の政党が320億円を『山分け』しており、国会議員が身を削るなら、(定数削減より・・・・上田補筆)こちらの方がより実質的な意味がある」

 「朝日新聞」8月7日付の「声」の欄には、次のような投書が掲載されました。
「(民主党が・・・・上田補筆)『国民生活が第一』と言うなら、(衆参で削減する計画の・・・・上田補筆)国会議員120人の歳費をはるかに上回る年間320億円もの政党助成金こそ血税費消の無駄遣いで、真っ先に廃止すべきだ」

 民主党などが比例定数の削減だけをいって、政党助成金にはだんまりを決め込むというのは、定数削減の本当のねらいが、「ムダの削減」ではなく、少数政党と国民の民意を国会から締め出し、消費税10%への増税などの悪政を自由に進めたい、と白状しているのだと思います。


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