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お願いいたします。
3月2日、市民福祉常任委員会で「子どもの医療費無料化の拡充を求める請願」が審議されました。
この署名は、昨年の11月から取り組まれ、5550筆の押印された署名が市議会に提出されました(その後、議会事務局のチェックでは5012筆と認定されました。これはダブリチェックなどがされたためです)。
さて、審議結果はどうなったでしょうか・・・。
市民福祉常任委員会の委員は7名です。保守の新政会が3名(増田淳一郎氏・山田晴義氏・笠間昇氏)、公明党1名(井上賢二氏)、会派は改革フォーラム・党派は民主党1名(佐竹百里氏)、会派無し・党派は神奈川ネットワーク運動(森藤紀子氏)、そして日本共産党から1名で私(上田博之)です。
この請願に賛成したのは、なんと日本共産党の私一人だけ・・・。
そして3月22日の3月議会最終日には本会議で採決が行われました。議長をのぞく全議員が賛成か反対かの態度を明らかにしました。その結果、賛成したのは日本共産党の松本団長と、私。そして会派に属していない二見議員と越川議員の4名でした。
今回の請願の審議で分かったことは、民主党と神奈川ネットワーク運動は、子どもの医療費の無料化を拡大することには反対だ、ということです。民主党の佐竹議員は、市が提案した小児医療費の助成対象を小学6年にまで拡大する条例にも反対の態度を表明しました。どういう考えで反対なのかは、後半をご覧ください。
保守の新生会は、昨年の12月議会で小児医療費の助成拡大を求めていましたから、基本は賛成なのでしょうが、あくまで財政に余力があれば、という感じで、政策課題としての優先順位はそれほど高くなさそうです。そのためか、中学3年生まで展望して、という請願の中身には触れることなく、小6までは市も今回提案しているということで請願に反対してしまいました。
公明党は現在委員会の委員長の任のため、態度を表する機会がありませんでしたが、22日の本会議では反対の討論をしました。
以下、市民福祉常任委員会での意見のメモです。正確な議事録は、6月1日にネット公開されますのでそこで確認してください。
賛成 上田(日本共産党)
・この署名は11月から取り組まれていた。請願署名ということで押印。一軒一軒をたずねて集められた5000名を超える署名は非常に大きな重みだ。
・市は3月議会で小学6年まで医療費の無料の対象を広げようとしているが、国の制度改悪で、年少扶養控除がなくなったことにより、所得税や住民税が増税になり、子育て世代は子ども手当てなどの支給分も残らないような負担増になっている。
・そうしたなかで安心して子育てしたいという保護者の強い要望に応えていくことは市として非常に必要なこと。
・請願項目の中に「通院でも中学3年生までを展望しつつ」と強調されているとおり、中学3年生までを展望するということが非常に大事だ。この請願を採択し、市の行動の方向性としていきたい。
・周辺自治体との足並みも、市民の暮らしを守るのにはどちらがよいのかという観点でそろえて欲しい。
・安易な受診というものが指摘されているが、綾瀬市民の受診行動は悪意のあるものではない。
反対 山田議員(新政会)
・この事業は将来にむけて持続可能な制度として、安定した事業運営のため継続的な財源確保の見通しが必要。
・軽症者対応、また他の自治体の動向などを踏まえながら、確実な対応が図られてきている。
・今回小学6年生まで拡充する条例の改正案がすでに上程されている。さらなる制度の充実が図られることになっているので不採択に。
反対 森藤議員(神奈川ネットワーク運動)
・子どもには育つ力がもともとある。安易な受診で、薬によって子どもの健康を保つのではなく、子どものもつ治癒力を育てるという観点から、反対。
反対 佐竹議員(民主党)
・少子化対策として医療費の無料化の拡充が必要であると言われているが、本来少子化にとって経済的負担がなんなのかということを突き詰めて議論しなければならない。
・年少扶養控除の廃止に伴い税負担が増えるという部分は、民主党が考えていた本来子ども手当てで補填される部分が国会の議論が空転したため補填ができず負担増になっているというのは事実。
・都市間競争という中で医療費の無料化が競争になっている。自治体の税収に関係なく隣が上げればこちらもあげなければならない、という流れ自体も非常に違和感がある。
・時間外の軽症受診による小児医療の崩壊ということもある。
・森藤議員からも、子どもの治癒力を高めていかなければならない、とあった。
・安易に無料化を拡充するのではなく、小学3年生までに(厚生省のデータで病気が多いと証明がされている)。それ以降の部分は、単なる都市間競争でしかない。
・中学の部活等のケガに関しては、スポーツ協会等の補助等やさまざまな手当てがある。無料化し、市民の税金から補填するというのはいかがなものか。
この新聞の切り抜きは、4月4日付のしんぶん「赤旗」です。
東京電力福島第1原発事故で海に放出された放射性セシウムの濃度は、黒潮が流れる房総半島沖以南で急激に低くなっていることが分かったとのことです。
これは、黒潮の潮流がセシウム拡散を防いでいることをあらわしています。(東京大大気海洋研究所と米ウッズホール海洋生物学研究所などの研究チームが公表。論文は米科学アカデミー紀要電子版に掲載)
こうした研究と、下記のような海洋汚染予想マップ。あわせてこの問題は考えていかないといけませんね。放射能汚染の問題は、全地球の問題です。
Fukushima Radioactive Ocean Impact Map - March 2012 Update
3月30日の過去ブログ「■落下事故の原因を公表もしないまま、新型ジェット機を厚木基地に配備」は、事故を起こした電子戦機の機種が退役するのにあわせ、交代で配備された新型のジェット機の“配備”についての抗議でしたが、今回は、落下事故を起こしたそのジェット機そのものが飛行訓練を再開したことに対する抗議です(抗議は4月2日に行いました)。
県道を通行していた車に損傷を与え、一歩間違えれば人命を奪いかねなかった重大な落下事故の原因がいまだに解明されていない中での飛行再開は、とても許されることではありません。
20:05 from web
台風並みの低気圧の強風に家が揺れます。19時前後、綾瀬市内を巡回してきましたが、その中では洪水や倒壊などはありませんでした。このまま災害ゼロで低気圧が通過してくれますように……。もし、皆さんのお近くで被害が発生していましたら、ダイレクトメッセージで教えてください。すぐ駆けつけます。
[追記] 綾瀬市の安全安心課に確認したところ、小園で屋根のトタンが飛び、電線に引っかかる被害が1件起きていました。トタンは消防が取り除いたとのことです。
20:42 from Twitter for Android [ 1 RT ]
家の外に出て空を見上げると、強風が舞うなか星空が広がっています。低気圧はまもなく通り過ぎそうです。しかし、この暴風雨が東北の被災地を荒らすのかと思うと……。
by ueda01 on Twitter