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ダイヤモンド社から「超入門 資本論」という本が今年の5月に発行されました。著者は経済ジャーナリストの木暮太一氏。
読みやすい文体で、マルクスが書いた資本論のエッセンスを解説してくれます。
氏は、資本論は、「ぼくらが今生きている資本主義が、どんなルールで成り立っているかが書かれている」、「共産主義の経済学ではなく、資本主義の本質を研究しています」と書いています。
そして、資本論のエッセンスを3つに集約しています。
●ポイント1 「価値」と「使用価値」の意味を理解し、その区別をすること。
●ポイント2 「剰余価値」に意味を理解し、それが生まれるプロセスを知ること。
●ポイント3 「剰余価値」が、やがて減っていくことを理解すること。
このエッセンスを理解するには、とてもわかりやすい本です。
しかし・・・・。 この資本論が解明した、資本主義の矛盾によって苦しめられている人々へのあたたかい視点はありませんでした。
この矛盾は矛盾のままでさておいといて、この資本主義の中で、こうすればあなたは勝ち抜くことができますよ・・・、という提起に終わってしまっているのです。
しかも、その提起を実現させることのできる人は、ほんの一握りの人だけ・・・。
私には、そう読めてしまいました。
私は、自分が秀でて勝ち残ることを喜ぶ生き方を選んでいません。苦しんでいる人々とともに苦しみ、その社会の矛盾を全体として一歩一歩解決して、人類社会を少しでも進歩させたい、大言壮語ですが、そういう思いです。
そういった意味で、この本は、資本主義の基礎を理解するには有益ですが、それ以上のものではないと思います。ちょっと期待していたので残念です。
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安全でない原発の再稼働は無理
RT @hopi_domingo3.11を経てこれ…
完全にアウト!!
誰も責任を取らないシステム
川内原発 新基準に適合
安全だとは、私は申し上げません…?
原子力規制委員会 田中 俊一委員長
pic.twitter.com/q1iQPrGvSh
安倍政権は「規制委員会が安全と認めた原発から再稼働する」と言い続けて来ました。
規制委はハッキリと「安全とは言いません」と言っています。
ゆえに、再稼働はできません!
そうでなければ、またウソを重ねることになりますよ!
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