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昨晩、地元の自民党員と飲んだとき彼は「お前も元自衛隊なら分かるだろう。いま中国が攻めてきたらどうする?」と言う。
私は「中国でも北朝鮮でも攻めてきたら、個別的自衛権と周辺・武力攻撃の事態法で十分対処できます。いまの集団的自衛権の本質は自衛とは違います」と答えた。
彼は話を変えた。
集団的自衛権を「国防」の議論だと考える愚かな人がいるようだ。
米国は集団的自衛権の名の下に、74年間宣戦布告もしない、自称「自衛の」戦争を大小200以上やってきた。その挙句が「9.11」だ。日本をそんな国にするのか。
米国は小国の戦争に介入した。日本は米国の戦争の下請けだけだが。
集団的自衛権や安保法案が「戦争しないため」だという奇妙な主張があるが、そんな詭弁が通用すると思っているのか。
世界中で殺戮を繰り返す米軍を露骨に支援すれば、敵が増えるのは必至。支援の際に襲われれば自衛隊も反撃し、相手も反撃する。その応酬が戦端を開く。それも分からないのだろうか。
「戦争に行きたくない」という声を「自分中心、極端な利己的考え」と批判した自民党議員についてだが、逆に言えば「国民を戦争に行かせたい」というのが自民党の本音なのだろう。
「国民のリスクは下がる」という安倍総理の主張を覆す「本音」に、党としてお咎めなしというのは、その証拠ではないか。
徴兵制はないと強調する自民党。
だが自民党の憲法改正草案には、国は「国民と協力して」領土領海領空を保全し、資源を確保する義務があると書かれている。これは国民に「国への協力」義務を課すための技法であり、しかも国民の権利自由は「公益」の下だ。
彼らの憲法下では徴兵制も合憲となり得る。