8月31日に綾瀬市総合防災訓練が行われました。訓練の形式は、2006年から防火訓練などの見学方式から、避難所運営訓練に変わっています。今回で3年めです。2006年には市内6ヶ所でいっせいに行い、昨年は9ヶ所で。今年は、また6ヶ所でです。(来年は9ヶ所で、再来年は15ヶ所いっせいになるかも・・・とのうわさもあります)
私の参加する早園小学校避難所は2度めの訓練です。この避難所運営委員会のみなさんはとても意欲的で、随所に工夫をこらしています。(前回の訓練の様子はこちらのブログをごらんください)
今回の大きな工夫は、避難所運営の班員(約120名)にならなかった方をいかに退屈させないで、避難所運営について理解をしていただくかということにありました。
つまり、班員になれば、班員としてのなんらかの仕事や任務がありますが、その他のかたは、一般避難者として見ているだけ、ということに前回はなってしまっていたのです。
そこで、一般避難者(約100名)をA班とB版の2班に分け、訓練をしている班を一つ一つめぐり、その班がどういう活動をするのかなどの説明をしようということになりました。
写真上は、ボランティア班の説明を聞いているA班のみなさんと説明をしている私(オレンジ)です。
1回目よりはかなりよかったのではないでしょうか(ちょっと自画自賛)。
衛生班では、障がい者用の仮設トイレを組み立てましたが、これがちょっと・・・。
「上田さん、これちょっと見てくださいよ」と言われ、見てみると、
・便座の中になが~~~い筒状の青いビニールがあって、それが用便ごとに歯車で便座の後に送られるしくみなのですが、歯車にビニールがすぐにひっかかり、しかもそのビニールがわりと簡単に破けてしまう。
・用便の入ったビニールをためておくところが軟弱な段ボールで、すぐにこわれてしまいそうなこと。
が、すぐにわかりました。
メイドインスエーデンとありましたが、衛生班のみなさんも、「これ役にたたないですよ」と。なんでこんなの買ったのかしらん、と思ってしまいます。(このことは9月議会で提言しました。)
また、避難生活当初は、一人当たり1平方メートル、2~3日めからは一人当たり2平方メートルと計画しているのですが、その広さを実感していただくために、その大きさを作り、そこに実際に寝ていただきました。(身の回りの荷物がこの狭さの中にあふれかえることを想像してください)
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